「この情報って信用できるのかな?」
「うちの子ずっとスマホ弄っているけど大丈夫かしら?」
現代はスマートフォン・タブレットPCなどによって、インターネットは身近なものになっています。
インターネットには色々なページがあります。信頼がおけて勉強にもなるページもアレば、信頼がおけずに勉強にもならないというページもあります。
インターネットの情報収集のコツは、語彙力を増やすこと・客観的な情報が見極めること・信頼のおける人が発信しているか知ること・仮説検証のツールとして使うことなどになります。
今回はインターネットの情報収集のコツについてになります。
インターネットの情報量は年々増加している
インターネットは、誰でも簡単にブログを更新することができます。
その結果、インターネットには、様々な情報が爆発的に多いです。2008年現在で、Googleは、1兆ものウェブページ数を把握しているそうです。
データの流通量は年平均成長22%増
インターネットのデータの流通量は年平均で22%も増加しています。
つまり、インターネットを使って調べ物をしたり、インターネットに触れて生きる人達が増加していることを意味しているのです。
世界のトラヒックの状況についてみると、米Ciscoによれば2015年から2020年にかけて年平均成長率22%(5年間で約2.7倍)でさらに増加していくことが予想されている。2020年には1か月あたり194エクサバイト(EB)、年間にすると2.3ゼタバイト(ZB)に達する。特に、モバイルデータは年平均成長率53%(5年間で約7.8倍)で増加し、全体の伸びを牽引していくことが予想される。
インターネットで情報収集をするコツとは?
インターネットがより身近になればなるほど、インターネットでいかに情報収集して良質な情報を取得できるかというのがテーマになります。
悪い情報もあれば良い情報もあるというのがインターネットの世界です。
極力悪い情報は避けて良い情報を収集するコツを知りたいですよね。
検索できる様に語彙力を増やす
インターネットで情報収集をするコツは語彙力を増やすことです。
語彙力が少なく知っている単語が少ないと、Googleで検索することが出来ません。
例えば、リンゴを知っていればリンゴと調べることができます。しかし、仮にあなたがリンゴを知らなかったら、リンゴが目の前においてある時になんていって調べるでしょうか?「赤い 果物」とかでしょうか?時間がかかりますし、自分が求める情報を上手く引き出すことが出来ませんよね。
インターネットには数多くの情報が存在しますが、あなたに語彙力がないと上手く情報を引き出すことが出来ないのです。
語彙力を増やすための方法とは?
- 読書をする
- ニュース・新聞を見る
- SNSで著名人をフォローする
本を読む人と読まな人では知識量に圧倒的な差が出ますが、その理由も語彙力から派生する検索力の高さです。
詳しくは「本を読む人と読まない人の違いまとめ【時間・理解力・顔つき】」で解説しています。読書する必要性がわからないという人は興味があればどうぞ。
客観的と主観的を見極めること
ここで、客観的と、意見に関しての違いを見てみましょう。
意見:筆者の主張
インターネットは事実に対して多くの人が記事を書いています。
意見が大半を占めているといっても、過言ではありません。
意見が大半を締めていますか、書き始めた切っ掛けは事実であることが多いです。
「こういうことがあった。こう感じた。」という展開の場合は「こういうことがあった」という部分は事実に当たり、「こう感じた」という部分は意見にあたります
例えば、「○○は馬鹿だ」と書いてあるウェブページがあるとしたら、「何故馬鹿だと言われるようになったのか?」を考えて、色々な情報を追っていきます。
検索をしていくと「○○はという発言をした」という事実が分かる可能性があります。この事実は、見方によっては、馬鹿だと見る人もいれば、寧ろ頭が良いと見る人もいる訳ですよね?感じ方は千差万別です。
客観的と主観的を分けることが出来ないと、情報に振り回されることになりますので注意が必要です。
客観的と主観的を見極める時のチェックポイント
- データの出典・引用が証明されているかどうか
- 主観的な表現(個人的に〜・思うに〜・〜だろう)
- 客観的な表現(数字で書いてある・事実が書いてある)
- 権威がある人が書いている(専門家など)
- 書いている内容から「この人詳しいな」と思えるか否か(自分の知識がある程度必要)
情報発信している人が信頼できるか見極める
インターネットで情報発信することは誰でもできます。小学生でもyoutuberができる時代です。
インターネットで情報収集するコツは「情報発信している人」がどういう人なのかを見極めることです。
インターネットは匿名なので情報を発信する時に「何でも言って良い」と誤解している人がいます。
相手のことを批判ばかりしている人やネガティブなコメントばかりしている人もいます。「リアルでそんなこと言うのかな?」って言う人もいるくらいです(特にTwitterや5chや個人ブログ)
「リアルでそんなこと言うのかな?」と思うようなことを言う人は、「この発言をしたら自分がどう思われるのか?」という視点が欠けている人になります。
芸能人や有名な方がポジション(立場・スタンス)を取って人気を獲得しようという人は別ですが、普通の人で「そんなこと言うの?」っていう発言をしている人は、自分のことを客観視する視点がないので、情報が客観的ではない可能性が高いです。
人間性に問題がある人が発信している意見は主観的な内容も多くなり、情報の信憑性がほとんどありません。
情報発信している人が信頼できるか見極める際のチェックポイント
- 批判的な記事・SNSを書き続けていない
- 著者のポジションが一貫している
- 「リアルでそんなこと言うのか?」と思うような表現をしていない
- プライバシーの侵害や誹謗中傷と捉えられる記事を書いていない
- 差別的な表現をインターネットで記載していない(職業・宗教など)
- 政治的な発言をインターネットで記載していない
幅広く情報を見ること
インターネットで検索をすると情報の偏食が避けられないということがあります。
自分が調べたい言葉で検索をした際に、検索結果のトップしか見ない為に意見が偏ってしまうということです。
意見が偏ると、事実を探すことが出来なくなります。情報を収集しようと思ったら幅広く情報を見ることを意識することが大切です。
幅広く情報を見る際に行うこと
- 検索結果をトップ以外もみる
- 他の検索ワードでも検索してみる
- 本などからも情報収集できるのか確認してみる
- Twitterのつぶやきなども見てみる
仮説を立て検証するツールとして使う
インターネットとの上手い付き合い方は「仮説・検証」を行っていくことです。
何かをやりたい・知りたいと思ったら、仮説を立てます。自分が仮説を立てたものが誰かしら実行されているものか否かを検証することが上手い付き合い方だなと思います。
インターネットは個人が発信することができるので、色々な体験談があります。その体験談等を自分の仮説・検証の場として使うのです。
情報収集は更新時期が新しいものを選ぶ
更新時期が古いものだと情報が古い可能性があります。
古い情報を収集しても、新しい情報になると意味が異なっていたらもったいないですよね。
Googleでは検索をすると更新日や掲載時期が載っている場合があります。
最新の情報に触れるようにしましょう。
「〜とは」検索やAND検索を使う
Googleで検索する際に気をつけて頂きたいのが検索の仕方です。
言葉の意味を知る場合には「〜とは」検索がオススメです
「〜とは」検索の例
- インターネットとは
- 情報収集とは
- ブログとは
- 読書とは
AND検索は複数のキーワードを含むページを検索してくれます。
AND検索の際の注意点は、間にスペースを入れることです。文章としてつながったまま検索してしまうと、その文章があるページしか検索してくれませんので、情報収集的に非効率です。
☓ インターネットで情報収集する方法 ➔ この文章で書いてあるページしか検索出来ないので情報収集非効率
◯ インターネット 情報収集 方法 ➔ 単語ごとに全てが含まれているページを検索してくれるので、情報収集が効率的
AND検索の例
- インターネット 情報収集 コツ
- インターネット 情報量
- ブログ 書評
この様な検索技術を駆使することで、あなたが知りたい情報にすばやくリーチすることができるようになります。
私もよく「〜とは検索」と「AND検索」は使います。
インターネット使った情報収集のコツをマスターしよう
インターネットを使った情報収集のコツがマスター出来れば、良い情報を短時間で集めることができます。
インターネットと上手く付き合っていくことができることは必須かなと思います。