「資産がないし、お金もないな…」
「若さを浪費しているってどういうこと？」
資産もないし、お金もないと嘆いている人でも、20代であれば、いちばん価値のある資産を持っています。
「え？そんなことないっすよ…」ってそう思うかもしれません。しかし、私が30代になって感じることは20代が一番資産価値が高いということです。
20代の時には実感しませんでしたが、30代になると、若いってだけでかなり得していたことに気づきます。
例えば、若い時というのは養うべき家族などの責任が少ないです。
そのため、若い時というの気軽にチャレンジができることも若いことの利点でしょう。
島田紳助さんは著書のなかで、若さというのは１億円の価値があると言っているのです。
今回は、若さの価値と無駄にしないためにできることを解説します
この記事で学べることは？
- 若さの価値がいくらなのかが学べる
- 若さの価値が高い理由が学べる
「若さを無駄にしている？」若さの価値は1億円？その理由とは？
あの有名な島田紳助さんだって、若いというだけで1億円あるのと同じだと言います。
年をとった人間は、若さが買えるなら1億円だって払うだろう。だから、若いということは、ポケットに1億円持っているのと同じ。でも使わないでいると、なくなってしまうお金なんだよ。だから、使わないと。
– 島田紳助 『島田紳助100の言葉』
年をとった人間からすると、若さというのは１億円を出しても手に入れたいといいます。
なぜ、若さには価値があるのでしょうか？
若者には責任がない「気軽にチャレンジ可能」
若者と年をとった人間の違いとは、責任の有無でしょう。
年をとった人間は残念ながらチャレンジするのが非常に難しいのです。その理由は下記の通りです。
- 職歴が空白になってしまう（サラリーマンに戻ることは不可能）
- 養っている家族がいる（自分がチャレンジして失敗すると路頭に迷う）
若者の場合、20代であれば、職歴が空白になっても転職が可能です。職歴がなくても、20代後半から資格取得に精を出し、会計士になったりするなど、やろうと思えば、いくらでも取り返すことができます。
しかし、30代になってからサラリーマンに戻ることは非常に厳しいです。
特に30代後半になってからだと資格だけを保有していても、実務として使えるのかと言ったレベルで評価されますので、資格だけでサラリーマンに戻るのはまず不可能です。
また、年をとっていれば家族を養っている人も多いでしょう。
例えば、結婚、出産、住宅ローン、教育ローン、親の介護などなどが発生します。
生活費にかかる支出が若者に比べてはるかに大きく、チャレンジをして職なしになった瞬間に赤字に転落することもあり得るのです。
一方、若者であれば、家族を養っている人も少ないため、生活費も低く、チャレンジしてもある程度の期間は生き延びることができます。
最悪、チャレンジに失敗して、20代で100万円を失ったとしても、経験を買ったようなものであり、その分伸び代ができるようなものです。
逆に若い時に何かしらチャレンジしてない人は宝の持ち腐れになります。
若いのにも関わらず、チャレンジしていない人は、若さを無駄遣いしているのと変わらないのです。
時間と体力に限界がない「無限に働けるのが若者の特徴」
年をとると意外に自分に使える時間が少ないことに驚きます。
- 結婚：家のことをやらないといけない
- 子育て：子供ができたら育児をする必要がある
- 仕事：年をとれば仕事の責任も重くなり時間がなくなる
一方で若い時は結婚してない人も多く、子育てをしている人もいません。仕事でも大きな責任を負うことが少ないので、比較的時間に余裕があります。
また、年をとると体力的な衰えを実感することも多いでしょう。年をとった人から「体の節々が痛い」とか、「徹夜ができなくなった」などの声を聞きます。
一方で若い時は体力的にもムリができます。
そのため、体に少し無理なことでも、ガンガン行動できるのも若さの特徴です。
若いときにはガンガン時間を使ってドンドン行動しないのは非常にもったいないのです。
若い時は失敗しても許される「挑戦しやすい環境にある」
若い時は失敗してもなんでも許されます。
年を取ってから「わからない」と言うと、「なんでその年齢にもなってわからないの？」って言われます。
しかし、若い時は正直に「わからない」と言っても、「その年齢だと仕方がないか」と思われることが多いです。
10代とか20代の時に無知であることを利用して、わからなくてもとりあえず進めてみれば良いのです。
多くのことにチャレンジすればそれだけ経験が積めるので、年をとってからわからないという事が少なくなるでしょう。
若いと将来性で高く買われる「有利な転職が可能」
年をとったら経験を買われますが、若い時はポテンシャルを買われます。つまり、若いというのはそれだけで、将来性があり、難しいような転職でも採用される可能性が高いのです。
ちなみに、20代だと異業種への転職も比較的可能です。その理由は下記の通りです。
- 給料が安い
- 若くて素直
- 一生懸命学ぶ意欲
実際に、大手メーカーからコンサルに転職したり、他業種へ転職するのが多いのも若い人が多いです。
若いと将来性が高く買われます。そのため、若ければ若いほど、難しいことも達成しやすくなるということなのでしょう。
若さの価値を無駄にしない方法とは？
若さの価値は１億円の価値があるとわかったところで、実際に無駄にしない方法がわからなければ、若さを活用することはできません。
それでは、若さを無駄にしない活用法とは一体なんなのでしょうか？
若さを自覚する「自分は若いと知る」
若さの価値を無駄にしないためにも、自分が若い知ることから始めましょう。
本田宗一郎さんは著書の中で、「若さを自覚していないのは、豚に真珠」だと語っています。
かけがえのない『若さ』も、それを自覚していなければ『豚に真珠』、『猫に小判』で、あってなきに等しい。『若さ』を自覚してこそ、初めて苦しみに耐え抜く勇気も、明日への活力も湧いてくる。だから私は若い人たちにまず『若さ』の価値を知るべきだと声を大にしていいたい。
-本田宗一郎
残念ながら若さは永遠には続きません。高齢化社会の日本であれば、30代を超えても相対的に「まだ若いよね」と言われることがあるかもしれませんが、アジア諸国などに行くと30代はもう若くないのです。
10代・20代の人こそ、自分たちは若いのだから、若さを無駄にしないように行動した方が良いでしょう。
そのためにも、「自分が若い」と知り、若さの価値を知ることから始めるべきなのです。
チャレンジする「若さの価値は気軽にチャレンジできること」
若さの最大の価値とは、責任もなく、失敗しても許されるため、気軽にチャレンジできることです。
そのため、若さを有効活用するには、自分がやったことのないことは、率先して取り組みましょう。
チャレンジできるものを列挙してみると下記のことが挙がります。若いうちにほぼ全部やっておきましょう。
- 旅行する
- 外国語を勉強する
- 人間関係を整理する
- 自分のビジネスを立ち上げる
- 転職する（最悪な仕事をやめ、年収を上げる）
- 資格を取得する・勉強する
- 両親に感謝する・祖父母と話す
- ボランティアを始めてみる
- 将来的に理想的なパートナーを見つける
- 人からの依頼をうまく断るスキルを身につける
- 将来的に健康になれる習慣を身につける
上記のことが20代などの若い時期に身につけられていると、30代・40代になった時が非常に楽です。
とはいえ、20代に詰め込みすぎると、疲れてしまう可能性もあるので、無理せずにやりたくなったことをやるようにしましょう。
若さを無駄にしている？すぐに改善しよう
若さは永遠のものではありません。
ある人は、若さを１億円出しても買いたいというほど、若いというのは貴重なものなのです。
若さが貴重な理由は、
- 責任・養うべき家族がいない
- 知らない・失敗しても許される
- 時間と体力が無限にある
- 将来性を評価されやすい
その若さを有効活用する位には下記のことが効果的です
- 若さを自覚しよう
- チャレンジしよう
「自分は20代ではなく若くない」と思っている人もいるかもしれませんが、チャレンジし続ける限り人は若くいられるでしょう。チャレンジし続ける人は新しいことを経験しますし、挫折することにより人に優しくなれます。つまり、チャレンジし続ける限り人は老いることがないのです。
若い人はチャレンジすることで若さを有効活用し、若くないと感じている人もチャレンジすることで、若さを維持し続けましょう。
以上、若さを無駄にしている？チャレンジしないと無駄【若さは一億円】を解説しました
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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