10年後に生き残る会社か判断しよう!その4つの指標とは?

10年後に生き残る会社

10年後に今の会社があるかな?と考えて転職する人も少なくないと思います。

そんな方にお伺いしたいのは、転職先の企業は10年後もあることを考えて転職していますか?ということです。

今回は、会社が生存するか判断するために必要な条件は下記の4点をご紹介いたします。

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イノベーションを起こしているか否か

イノベーションとは、新しいものを生産する。若しくは、新しい方法で既存の何かを生産するということです。テクノロジーやグローバル化の進展により、新しいものがどんどん生み出されているのが今の時代です。

少し見渡すだけでも、10年前になかったものや、20年前になかったものが多数みられると思います。
例えば、下記のようなことがあります。

こう言った変化の激しい時代ですから、変化の激しい時代に取り残されないようなイノベーションを起こしている。若しくは起こしつつある土壌がある会社でないと、生き残ることは難しいのかもしれません。

他者が必要とするモノやサービスを提供しているか否か

他者が必要とするモノと言うと、何が思いつくでしょうか?

人が気にせずに一生使い続けるものや、人の生活に密接に関わるものであれば、イノベーションがなくても生き残れる可能性がより高くなります。

何故ならば、変わらないニーズがあるので、そこでの需要はある一定あり続けるからです。

例えば、不景気になったとして、家を借りるのをやめる人はいません。電気を使うことをやめる人もいません。携帯電話の料金は下げるかもしれませんが、今となってはやめる人はいませんよね。

こう言った業界は、すぐに会社がなくなると言うことはありません。だからこそ、伸び続けることはないかもしれませんが、固い収益を約束されるているのです。また、不景気になったからと言って電車に乗る人は減りませんよね?

他にも固い収入になるものはたくさんあると思います。そう言ったことに展開している企業であれば、なくなる可能性は低いと言うことです。

圧倒的な技術力やビジネスモデル等で差別化出来ているか

グローバル化やテクノロジーが発達していくことで、海外でものを作った方がより安くできるようになりました。また技術の成長速度も早く、今ではiPhone以上の性能をもつ携帯電話も中国で当たり前のように作られるようになり、安く提供されています(使いやすさやブランドという面ではiPhoneの方が優勢かもしれませんが)

会社が生き残る指標になるのは、圧倒的な技術力があり、他の企業が追随できないようなサービスを作り上げるか、ビジネスモデル等で、他の企業ができないような安さでモノやサービスを提供できるようにすることでしょう。

例えば、コマツ・ファナック・安川電機などは、他の企業が真似しようと思っても簡単に真似できない技術力を持っているそうです。そして、安くて質の良い服といえば、ユニクロのビジネスモデルは、他のアパレルメーカーでは真似できないでしょう。

そう言った、他の企業が追随出来ないほどの技術力やビジネスモデルで差別化が出来ているかということも非常に大切になってくるのです。

収入源が複数あるか

その会社で勤め上げると決めた時に、安定性の指標となるのは、収入源の多さです。

例えば、1つの事業部しか持たない企業と、5つの事業部で利益を出している企業があれば、より複数持っている方が、安定といえます。何かが起こって収入が途絶えた時に支える柱となるからです。

もしも、10年後も会社があるかな?と考えるのであれば、複数の収入源を持っているか否かを考えてみると良いと思います。

まとめ:会社の平均寿命を知っていますか?

東京商工リサーチのデータによると、2015年の倒産企業の平均寿命は24.1年だそうです。

つまり、自分が勤務している間に企業が倒産する可能性は十分にあるということになります。

また、長寿化している現代の人々は、80歳までの57年間働くということを考えると、およそ2回くらい会社が倒産する可能性があるということです。

だからこそ、自分が勤める会社が10年後にあるのかという視点で会社を選べると良いのかなと思います。

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