【家庭に入りたい】20代女性が結婚して家庭に入る前に知るべき現実

「やっぱり、女性は社会進出というより、家庭よね。」

男女雇用機会均等法から女性の社会進出が後押しされていましたが、社会進出よりも家庭に入りたいという言葉が聞こえそうな世の中になっているそうです。

しかし、地方の女性は家庭に入りたい人が急増中だと聞きます。しかし、家庭に入る前に現実を知っておくほうが良いでしょう。

  • 旦那の給料が下がる可能性がある
  • 円高は製造業に打撃を与える
  • 定年が70歳まで伸びる

今回は20代女性が家庭に入る前に知っておきたい現実を解説します。

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家庭に入りたい女性が想定するメリットと現実

家庭に入りたい女性が想定するメリットは下記のとおりでしょう

  1. 生活費を抑えることができる
  2. 旦那の給料も自分のお金になる
  3. 人付き合いが苦手で仕事をやめることが出来る

しかし現実的にメリットとして享受できるのは生活費を抑えることができるだけです。

旦那の給料が自分のお金になるかもしれませんが、そもそも旦那の給料が低ければ意味がありません。

仕事をやめることができることも、旦那の給料が減っている今の世の中ではありえません。

厳しいことを言うかもしれないですが、子どもが生まれたら教育費などのお金がかなりかかります。女性が専業主婦になるには旦那の稼ぎが700万円ほど必要とも言われています。足りない場合はこどもの教育などを節約しなければいけません。

子供の教育のことを考えると家庭に入るよりは働いたほうが良いかもしれませんね…。

地方の20代女性は仕事よりも家庭が30%?

想定しているメリットと現実が異なるにもかかわらず、家庭に入りたい女性が急増している原因はなんでしょうか?いま、地方の女性は20代女性は家庭に入りたい人が急増しています。

晩婚化じゃないの?

確かに、全国平均をすると仕事を優先する人が依然として増加傾向(家庭に入りたい人は減少傾向)です。

しかし、地方の女性に限っては家庭に入りたい人が急増しています。

滋賀県の女性の30%は家庭に入りたい?

下記は、滋賀県の女性の調査です。

20代女性が、仕事よりも家庭に入ることを望んでいる方が30%近くいるそうです。

滋賀県が県内の20代男女を対象に調査したところ、「男性は仕事をし、女性は家庭を守る」という考え方に肯定的な20代女性は、2011年の調査で33.1%を占めたという。

引用:20代女子で増えている? 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」

20代の女性が家庭に入るべきだというのは、2009年は39%近くあったそうですから減少したといえば減少しております。

しかし、2005年は23%だったことを考えると、10年ほどで10%も増加しております。

全国的な調査ではまだまだ家庭に入りたいは減少傾向?

一方で全国的な調査によると、依然として家庭に入る形態というのは減少傾向にあるそうです。

全国の20歳以上を対象とした内閣府調査によると、「オトコは仕事、オンナは家庭」に賛成する人は、09年で41.3%と県の調査より高いものの、92年の60.1%から一貫して減少している。この傾向は今後も続くのか、それともいつか滋賀県のような傾向に反転するのだろうか。

確かに、旦那の稼ぎだけを考えたら男は仕事、女は家庭なんていってられないのが現状ですから。当然の流れといえば当然の流れです。

では、なぜ滋賀県の女性は家庭に入りたいと思うのでしょうか?

地方の女性が家庭に入りたいと思った理由は働き口の減少

地方の女性である滋賀県の女性が家庭に入りたいと思った原因は働き口の減少だと思います。

なぜ、働き口が減少するのか、そして家庭に入りたい志向が強いのかをまとめてみました。

地方に残る人は家庭に入りたい傾向がある人

少子高齢化の影響は大きいです。

少子高齢化によって、働き口が少なっており、地元に残っても仕事がありません

だから、20代女子で地方に残っている人は、自分が働ける仕事で割りの良いものがないから、家庭に入りたいと思っても然るべきです。

むしろ、家庭に入りたいと考えてない上昇志向の強い人は、東京に出ている可能性が高いといえます。

賃金が高くつくので雇ってもらえない可能性も

アウトソーシングとは、大企業が自社で行わずに、他の会社を利用してコールセンターなどのことを行うということを言います。

このアウトソーシングという面で地方は影響があるのでしょうか?

これはIT化とグローバル化により影響があると考えます。

この2つの進展により、海外にコールセンター業務や、事務作業を任せることで、時差を利用し24時間対応が可能になり、より安い賃金で雇うことが可能だそうです。

医者の診察もアウトソーシングすることができるそうです。

そう遠くない将来、従来はホワイトカラーが行っていた仕事も、海外にアウトソーシングすることが増えることになるでしょう。

賃金が高くつく日本人が雇ってもらえない時代が到来しているからこそ、20代女子が家庭に入っても良いかなと思うのかもしれません。

地方の企業のグローバル化で外国人が雇われる

東京のコンビニには良く海外からきた店員さんが立っていますが、地方ではそういったグローバル化を感じることがあるのでしょうか?

地方の働き口は全体的に減っています。そして、安い賃金の仕事しか残っていません。そこに外国人がいたら、外国人のほうが安いので、雇われる可能性が高いでしょう。

ちなみに滋賀県の外国人の推移は下記のとおりです。

外国人の数は25,000人弱もいるので、25,000人の労働は外国人に奪われることになるでしょう。

現実を知って家庭に入っても…大丈夫?

地方の20代女子には働き口が少ない原因は下記の通りです。

  • 賃金が安い外国人労働者を雇う
  • より安い海外に仕事場を移転する

その結果、地方には仕事がないので、都心に出ていく人が多いのでしょう。

相対的に、地方に残っているのは結婚したい女性ばかりになるのです。

しかし、働き口の減少は20代女子に限らず、結婚した旦那の労働環境にも影響が出てしまうでしょう。

旦那様の給料も下がる可能性が高いのはご存知ですか?

少なくとも、今までの年功序列のように、在籍すれば在籍するほど給料が上がる時代ではないのです。何年も勤めても給料は上がりにくくなっていると思います。

これからは、長期的な不景気になるだろうという予想が多くのエコノミストから出されています。

為替が円高に振れると製造業に大打撃?

また、地方は工場が多く、製造業が多いですが、円高(100円→90円のようにドルに対して縁が高くなる)になると輸出主体の製造業が大打撃を受けます。

日本のGDPの大半を占めるのは輸出企業です。海外に輸出している企業は円高になると、赤字なる可能性もあるため、注意が必要です。

家庭に入るデメリットもあるよ!

家庭に入ることが良いとばかり言われていますが、家庭に入るデメリットも存在します。

  • 離婚したい時に経済力がなければ離婚できない
  • 子供の手が離れたときにキャリアパスがない
  • 子供の教育費を節約しないといけない
  • お金が無いことに悩み続けなければいけない

実際にお金が足りないというのは精神的に悪影響です。お金が足りないなら家庭に入りたいと考えるのではなく働くようにしたほうが良いでしょう。

家庭に入りたい女性も旦那の給料に頼らず稼ぐべき

地方で働いている旦那の給料は一部上場企業や勝ち組に企業に在籍していても下がっていく時代です。

家庭に入りたい女性も家庭に入るだけではなく、家計のために稼がなければいけない時代というのが現実なのでしょう。

しかし、人付き合いが嫌だ、仕事が辛い、子供との時間を大切にしたいと考える女性も多いでしょう。

そんな家庭に入りたい女性にオススメなのが、在宅でのネットを使った副業です。

副業やパートタイムなどいろいろな稼ぎ方がありますが、子どもが小さいうちは在宅で稼げるようになりたいですよね。

在宅で稼ぐなら、いまはシェアリングエコノミーのサービスがあるので、調べて検討してみると良いでしょう。

>>【副業とシェアリングエコノミー】短時間で稼ぐクラウドソーシングまとめ

また、本格的に在宅でネット副業を行う際にも、おすすめできないジャンルもピックアップしましたので、こちらも検討しておくと良いでしょう。

>>【サラリーマンの在宅ネット副業】おすすめできないネット副業4選

>>【副業のリアル知ってますか?】

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