「7つの習慣読んでいるけどパラダイムシフトとインサイド・アウトって何?」
「どうすれば7つの習慣って実践できるの?」
歴史的名著だと言われている7つの習慣ですが行動するのってむずしいですよね。
私も7つの習慣は3回読んでますが、2回目までは取り入れることがむずかしかったです。
しかし、あることを変えることで3回目読んだ後ではスムーズに実践できました。
変えたことは、自分自身を徹底して変えることを意識したことです。
7つの習慣では、自分自身を変えることをインサイドアウトと言います。
インサイドアウトができなければ、7つの習慣を実践は不可能です。
今回は、7つの習慣を実践するにはパラダイムシフトとインサイド・アウトが大切な理由を解説します。
目次
7つの習慣ってどんな本なの?
7つの習慣はその名の通り7つの習慣に関する本です。
- 主体性を発揮することの大切さ
- 終わりをイメージしてから始める
このような原理原則となる様な習慣が7つ書いてあります。
7つの習慣は習慣にフォーカスすると実践できません。
習慣以外は無視されることが多いですが、習慣以外のところが7つの習慣を実践するのに大切なことなのです。
それが、パラダイムシフトとインサイド・アウトの考え方なのです。
パラダイムシフトとは「常識を変えること」
7つの習慣では前書きで『今現在の周りへの見方を変えることが飛躍への1歩である』ということが述べられています。
人はそれぞれ地図を持っている。その地図を変えるが飛躍につながる。と言われています。
パラダイムシフトとは下記のようなことをさします。
- 天動説が地動説に変わったことで、天体・宇宙の見方が変わること
- 相対性理論が誕生したことで、物理学の大幅の進歩があったこと
つまり、常識というものが変わったときに、あなたが飛躍するというのです。
あなたの中の常識が変わったことがパラダイムシフトなのです。
パラダイムシフトを行うにはインサイドアウトが必要?
パラダイムシフトに必要なことはなんでしょうか?
それが、インサイドアウトです
インサイドアウトの意味は「内面から外面を変化させる」ことです。
つまり、インサイドアウトとは、自分自身を変えることです。
なぜ、パラダイムシフトにインサイドアウトが必要なのでしょうか?
それは、インサイドアウトをすることで見方に変化が起こるからです。
つまり、「自分自身を変える(インサイドアウト)→考え方が変わる→常識が変わる(パラダイムシフト)→結果が変わる」という流れになります。
インサイドアウトは内面を変える行動
インサイドアウトは自分自身を変える行動です。
インサイドアウトは問題が起きた時に自分に追及する自責思考に似ています。
自責思考は、全ての原因は自分にあると考えて自分自身を変化させようとする思考です。
インサイドアウトは問題に限らず、「自分が今感じていることは自分の思考や在り方が作っている」と考えます。イライラしていたり悩んだり、相手が言うことを聞いてくれないのは、全て自分の思考や在り方が作っていると考えるのです。
自分自身を変化させたインサイドアウトの例は下記のとおりです。
- 『怒りっぽい人』→『やさしい人』=ちょっとのミスで怒鳴ることがなくなる
- 『金のため』→『人のため』=お互いにとって良好な関係構築の優先順位を高くする
インサイドアウトを実行するには、自分自身を内省して、自分自身の「考え方、在り方」を変えることになります。
インサイドアウトを行う具体的な方法
自分に対する深い思考をすればインサイドアウトができると解説しましたが、さらに具体的な方法について説明しましょう。
私がインサイドアウトを行った方法は下記のとおりです
- 偉人たちの思考を学ぶ
- 出来事と反応の間を意識する
偉人たちの思考を学ぶ
まず、はじめに意識的に行ったのは変えるべき思考を明確にすることです。
そのためには、偉人の思考と自分の思考の差が理解できれば変えるべき思考を明確にできると思い、偉人たちの自伝を徹底してよみました。
偉人たちの自伝には下記のようなことも書いてあり、かなり学びになりました。
- 挫折を感じたとき、どのような思考だったのか?
- 裏切られたとき、どのような思考だったのか?
- やる気がでないとき、どのような思考だったのか?
偉人たちの思考を学び、自分と偉人の考え方の違いが明確になったので、どのように考えればよいのかがわかりました。
偉人たちの自伝についての本の書評も書いてます!偉人たちの自伝についてなにか読みたいなと思った方は参考にして下さい。
出来事と反応の間を意識する
出来事と自分の反応には間が存在します。
「出来事が起こる→自分の感情が発生する→行動を取る」という流れですが、この時に環状と行動を切り離して考えることを意識しました。
例えば「誰かがミスがする→(普通は怒るけど)怒らないで励ます→良好な関係性を保つ」のように、怒りの感情が一瞬発生して怒りそうになるけど、怒らないようにして励ますようにするのです。
出来事と自分の反応には間が存在することについて詳しく解説している本が夜と霧です。
詳しくは「書評「夜と霧」最悪な状況で見出した人生の価値とは?」で解説していますので、興味がある方はどうぞ。
インサイドアウトの反対のアウトサイドインってなに?
インサイドアウトが内面から外面を変えるというアプローチです。
アウトサイドインとは外面から内面を変えるということになります。
外圧によって内面を変えようとするアプローチです。
アウトサイドインの例
- 法律で縛ること
- 社則で縛ること
- ルールで縛ること
- 言うことを聞かせること
- 脅迫
- 威圧
- 人のせい
アウトサイドインのアプローチは効果がない
アウトサイドインのアプローチで、一瞬内面が変わったとしても、内面が良い方向に変わることはあまりないので、効果の継続性はほとんどありません。
例えば、アウトサイドインでアプローチすることは、他者が変わるだけで自分は何も変わりません。
つまり、自分は変わらないので、別の人になったらまた同じことが繰り返されてしまうのです。
7つの習慣はインサイドアウトとパラダイムシフト絶対必要
つまり、『インサイドアウト』は自分が飛躍するための第1歩です。
『アウトサイドイン』ばかりをしていたら効果は全然ありませんから意味がありません。
もっとも効果性の高い人間になろうと思ったら、まずは変えなければいけないのは、自分自身です。
自分自身を変えることができればパラダイムシフトが自然と起こります。
その結果、7つの習慣を実践できます。
私が7つの習慣を実践するのに苦労したのが、このインサイドアウトの考え方でした。
みなさんは苦労せずにインサイドアウトの考え方をしっかり持って7つの習慣を読み進めてくれればと思います。
7つの習慣ではインサイドアウトするための習慣がたくさん書いてありますので、是非お読みいただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
▼7つの習慣ってこんな本です
- 38ヶ国で翻訳
- 全世界で2000万部の大ヒット日本では累計130万部でベストセラー
- 2002年のForbes誌では「もっとも影響を与えたマネジメント部門の書籍」トップ10
- チーフ・エグゼクティブ・マガジン誌では「20世紀にもっとも影響を与えた2大ビジネス書」のひとつ
- 2008年のプレジデント誌では「どの本&著書が一番役立つか」という特集の1位
>>【無駄な時間をすごしてない?】
残りの人生を計算するとわかりますが、人生で自由に使える時間は10年ほどしかありません。
無駄な時間をすごしていると、貴重な10年間を無駄に使ってしまうでしょう。
目的が明確ではない・時間管理の方法がわからない方におすすめの記事を集めてみました。
>>まずは残りの人生を知ろう!
>>ビジネス書の古典「7つの習慣」を超簡単に学ぼう
- 【前提として超重要】インサイドアウトが7つの習慣に不可欠な理由と実践する方法まとめ
- 【第一の習慣】主体性の発揮を超簡単に実践するコツとは?
- 【第二の習慣】終わりを思い描くことから始めると生産性が上がる話
- 【第三の習慣】最優先事項を優先する超簡単な感情コントロール方法
>>時間管理の基礎技術をマスターしよう
>>時間管理系オススメ本を読んで応用しよう
コメント