【メガバンク】銀行からの転職で平均年収759万を超える方法とは?

「銀行からの転職ってどうなんだろう?」

「銀行から転職して年収を上げるにはどうすれば良いのかな?」

銀行から転職して年収を上げたいなら、外資系への転職が一番可能性が高いです。

というのも、帝国データバンクのデータによると2019年のメガバンクの平均年収は759万7,000円であり、これ以上の年収を稼ぐなら外資系企業に転職するくらいしか可能性がないからです。

銀行は堅いイメージや、新卒からの数年は雑用が主な業務に鳴るので、転職は不利なイメージがあるでしょう。

しかし、採用側からすれば、銀行員は有能なイメージがあるそうです。

その理由は、銀行員は厳しい採用プロセスを勝ち抜いた人材であり、銀行の研修で礼儀なども叩き込まれているからだと言います。

そんな転職に有利な銀行員ですが、年収を上げる転職をするには、どのような準備が必要なのでしょうか?

今回は、銀行の転職に関して解説します。

この記事で学べることは?

  • 銀行からの転職が実は有利なケースが多いことが学べる
  • 銀行からの転職の傾向について学べる
  • 銀行の平均年収と、それを上回る業界への転職方法と注意点が学べる
スポンサーリンク

銀行からの転職は実は有利なケースが多い

銀行からの転職は採用側からすれば有利に働くことが多いです。

私自身、金融系の転職活動を聞くまで「銀行員は転職に弱い」と思っていました。

しかし、金融系で転職した人の話を聞くと、「銀行員は転職に有利なんだ」考えを改めるようになりました。

銀行員というだけで、下記のようなイメージを採用側に与えることが可能です。

  • 銀行の厳しい採用プロセスを残ったポテンシャルが高い人
  • ストレス耐性が強い人
  • 礼儀・作法・マナーがしっかりしている人
  • お金に関して抵抗感がない人

このため、銀行員は転職でも有利に働く可能性が高いです。

転職の面接をしているときでも「まぁ銀行で働いていたことがあるから大丈夫だよね」と言われることもありそうです。

銀行からの転職は29歳を境目に傾向が変わる

銀行員の転職は29歳という年齢を境目に傾向が変わります。

  • 29歳以下は異業種でポテンシャル採用
  • 30歳以上は金融系で即戦力

それぞれ解説していきます。

29歳以下は異業種転職でも有利に働く

銀行員は29歳以下であれば、異業種への転職も有利に働きます。

もちろん、29歳以下であればポテンシャルが高く評価されますので、採用に有利です。

さらに、銀行員には、先程解説した採用側の評価もあります。

異業種への転職活動をしても「銀行で働いていたからね」ということが起こるからです。

実際に29歳以下の銀行員は異業種へ転職する人も多いです。

  • コンサル
  • 外資系事業会社
  • 不動産系の企業
  • フィンテック企業
  • IT系

異業種へ転職したとしても、法人が経営していくにはお金が必要です。

そのため、銀行員は異業種に転職してもお金に関する優位性があるので、転職に有利に働くのです。

30歳以上は金融系で即戦力

銀行員が30歳以上になったら、若さというポテンシャルを活用した異業種への転職は厳しくなるでしょう。

しかし、30歳以上ということは、銀行に6年〜8年以上勤務しているのである程度の経験があります。

そのため、30歳以上は金融系職種としての即戦力で採用されるのです。

30歳以上の銀行員の転職先は下記のとおりです

  • 他の銀行
  • 他の金融系の会社
  • 外資系金融
  • 異業種の事業会社の金融系職種

ちなみに、金融系職種であれば、異業種でも即戦力として採用される可能性が高いです。

銀行員である程度の実績があれば企業のCFOになるルートもあります。

実際に、企業のCFOの経歴などを見ていると、〇〇銀行入社という経歴の人が多いです。

30歳以上は金融系職種としての即戦力として求められます。

銀行からの転職で年収を上げるにはこのルート?

銀行から転職をして年収を上げるにはどうすればよいでしょうか?

まず銀行の平均年収は759万円ですから、それ以上の業界に転職するしかありません。

一番可能性が高いのは銀行から外資系へ転職する方法です。

しかし、外資系にはレイオフなどのリストラがありますので、外資系からのキャリアプランも踏まえて、最適なやリアプランを考えてみましょう。

大手銀行の平均年収は759万円

東京商工リサーチの調査結果によると2019年の銀行の平均年収は下記のとおりでした。

  • 大手行:759万7,000円
  • 地方銀行:621万4,000円
  • 第二地銀:554万9,000円

引用:東京商工リサーチ

メガバンクから年収を上げるために転職するなら、平均年収が759万円よりも高い業界に転職すれば良いということになります。

銀行から転職して年収が上がるのは下記のルート

銀行員から転職をして年収を上げるなら下記のような転職があります。

  • 銀行から外資金融に転職(平均年収900万円以上)
  • 銀行からコンサルに転職(平均年収800万円以上)
  • 銀行から外資系事業会社に転職(平均年収600万でもインセンティブ含め800万以上が狙える)

やはり外資系は平均年収が高いです。

ただ、年収が高い分、レイオフなどで、リストラがあるのが、ネックではあります、

平均年収を上げるだけなら、若いうちに銀行→外資系に転職しても良いでしょう。

40代を超えたら収入スライドで日系企業というルートも

外資系企業の最大のネックはリストラです。

特に、40代を超えたらレイオフの対象となり、リストラされる可能性も浮上してきます。

そのため、40代を超えてきたら、レイオフされる前に好条件の日系企業を探して、転職するのも最適なキャリアのうちの一つです。

日系企業であれば、リストラされることがほとんどありません。

日系企業では、外資系企業で得ていた、インセンティブは残念ながらありません。

しかし、その分だけ収入の安定があるというメリットがあります。

メガバンクから外資系へ転職した人も、40代に近づき日系企業に転職する人も多いのも事実です。

年収を上げるのも重要ですが、40代になったら日経企業で安定した収入を得るのも最適なキャリアプランでしょう。

銀行員からの転職から考える必要な準備とは?

銀行員からの転職で年収を上げるなら外資系に転職するのが良いと言いました。

では、外資系への転職に向けて準備できることって何なのでしょうか?

前提としてある程度の英語力はあったほうが良い

当然のごとく外資系では英語を使ってコミュニケーションをします。

しかし、英語を使わない部署であればネイティブ並みに話せるようになる必要はありません。

ただ、英語を使わない部署であっても、最低限の意思疎通はできた方が良いです。

29歳以下ならコミュニケーションが最低限できる英語力とポテンシャルがあれば十分転職できる可能性があります。

最低限の英語ができると示すなら、TOEICで800点以上の点数を取っておくと良いでしょう

転職に有利な資格?TOEICがコスパ最強な理由「1時間3万円」
結論から言えば、TOEICこそがコスパ最強の資格です。キャリアの広がり方、年収の上がり方、安価で取り組みが可能と、やらないと損する理由が満載。年収を効率的に上げたい人向け!転職に有利になる資格がTOEICである理由とは?

ただ、30代になってからは、TOEICだけの英語力では不十分です。会話ができるレベル程度には、英語力を身につけておく必要があります。

30代以降のある程度の役職の場合、ほとんどのケースで英語面接が必須になってきます。

英語である程度の会話ができなければ、英語面接でNGが出る可能性もあるので、あらかじめ英語で会話ができるように英語力を磨いておいたほうが良いのです。

即戦力となる専門性

外資系企業で求められるのは即戦力です。

あなたが入社することにより、会社にどの程度の利益をもたらすのかを評価しています。

例えば、下記のうちどちらの人を採用しますか?

  • 営業で、前の会社である程度の収益を上げたけど、優秀そうに見えない人
  • 営業で、前の会社でまったく収益が上がらなかったけど、優秀そうに見える人

即戦力を求めるのであれば、優秀そうに見えるか否かよりも、実績のある人を採用するのが当たり前です。

外資系は頻繁にレイオフがされており、採用人数が非常に限られています。

そのため、戦力にならない人をチーム内に抱えてしまうことを非常に恐れているのも特徴です。

即戦力にならない人が採用されることはまずありません。

外資系で即戦力以外で採用される可能性があるのは、20代のポテンシャル採用だけでしょう。

未経験であっても、前職の経験や、話した感じから「この人は使えるかもしれない」と思われたら採用される可能性があるのが20代です。

外資系企業に転職するなら銀行のような研修は期待してはいけません。

研修がない、誰も教えてくれない環境でも、自分で考えて結果を出せる人材かどうか、その素養を採用の場では評価されているのです。

外資系転職に向けた情報は常に収集しよう

外資系の転職は情報収集が全てです。

  • どのような求人があるのか
  • どのような資格が求められるのか
  • どのようなスキルが必要なのか

上記のような情報がなければ、外資系に転職しようと思っても、何をしてよいのかわからなくなってしまいます。

特に、外資系へ転職する人は周りを見てもあまりいないでしょうから、外資系企業への転職は、自分から率先して情報収集をして戦略を練らないといけないのです。

情報収集するためにも、転職サイトに登録して、情報収集することから始めましょう。

外資系企業の場合は英文レジュメも必要です。転職エージェントに相談すれば英文レジュメの添削などにも協力してくれます。

外資系企業への転職に強い味方であるエージェントを探すためにも、転職サイトに登録して情報収集を始めましょう。

  • リクルートエージェント:業界TOPの求人数を誇り、中小・大手・外資問わず全て揃っている。言わずとしたら転職サイトの老舗です。
  • JAC Recruitment:外資系や語学を使う求人に強い!年収を上げたいスーパーサラリーマンにおすすめの求人サイト
  • 転職会議:企業のリアルな口コミを企業で働いていた人が書いているサイトです

銀行から転職で年収をあげよう

銀行からの転職は実は有利なケースが多いです。

なぜなら、採用側は下記のようなイメージを抱く可能性が高いからです。

  • 銀行の厳しい採用プロセスを残ったポテンシャルが高い人
  • ストレス耐性が強い人
  • 礼儀・作法・マナーがしっかりしている人
  • お金に関して抵抗感がない人

銀行から異業種への転職を考えているのであれば、29歳以下までに転職しましょう。

30歳を超えて転職する場合は、金融系職種で即戦力となるような転職先を探したほうが良いです。

銀行から転職して年収を上げるのであれば、下記のような転職先がおすすめです。

  • 銀行から外資金融に転職(平均年収900万円以上)
  • 銀行からコンサルに転職(平均年収800万円以上)
  • 銀行から外資系事業会社に転職(平均年収600万でもインセンティブ含め800万以上が狙える)

基本的に銀行よりも年収を上げるとなると外資系企業への転職になるかと思います。

外資系企業へ転職するなら、

  • 英語力
  • 即戦力
  • 情報収集

が必要になるのです。

以上、【メガバンク】銀行からの転職で年収を上げるには外資へ行こうを解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

理想の働き方を勝ち取る攻略法とは?

「年収を上げたい」「働き方を変えたい」と悩んでいるなら、転職市場と常にアクセスを持っておかなければ、理想の働き方を勝ち取ることができません。

特に大企業で働き残業などで消耗している方は、たとえ自分の年収に満足していても、他の求人や外資系などの職種まで幅広く知っておけば、企業と交渉する余地が分かり、待遇改善を考えるチャンスとなります。

理想の働き方、待遇改善は会社に任せず、自分の力で勝ち取る必要があるのです。

理想の働き方を勝ち取るためには、下記のような情報収集が大切でしょう。

  • 年に1回エージェントと面談して自分の市場価値を知っておく
  • 常に求人情報を閲覧しておく

そのため、幅広く転職エージェントに登録して、情報を収集しておくのがおすすめです。

 自分に適切な年収を知ろう!

自分の適切年収がどの程度なのかを知っておけば、現状の年収が高いか低いかの判断ができます。

自分の市場価値を知るMIIDASの年収測定をすれば、統計データから自分の社歴や能力でどの程度のオファーが来ているのかを知ることが可能です。

登録無しで無料でできるので、一度やって見るだけでも面白いでしょう。

 履歴書を書く時の自己分析を無料で!良い点・悪い点を把握する

実際に履歴書を書く時に自己分析をするのってシンドいですよね。リクルートエージェントが提供しているグッドポイント診断であれば、登録すれば無料で有料級の自己分析ツールが使えます。

登録自体は無料なので、これから履歴書を書く人はグッドポイント診断を行ってみると良いでしょう。

【グッドポイント診断】面接や自己PRに最適!転職前に無料自己分析
グッドポイント診断を使って強みを分析した実体験から、第二新卒や転職希望者の簡単な自己PR作成方法を解説してます。自己PRを作るのって時間がかかって大変ですから、転職者の方の利益になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました