書評「ウケる技術」まとめ:圧倒的なユーモアには外人化が必要?

4.5

これからの時代はAIの発達により左脳的な仕事はなくなってきます。

では、これからの時代に注目を集めるものはなんでしょうか

それは、ユーモアです。

今回紹介するウケる技術はユーモアを追求した究極の技術書と言っても過言ではないでしょう…

「ウケる技術」あらすじ

相手を笑わせること。それはビジネスや恋愛を成功に導く非常に重要な戦術です。「自分は面白くないから」と嘆くのはまだ早い。本書は、笑いが生じる場面を詳細に分析し、それを応用可能な「技術」として体系化した、コミュニケーションの教科書なのです。これを読んでスキルを身につけたなら、あなたも必ず「ウケる人」になれるはず。文庫化にあたり増補された「メール篇」も必読。

引用:Amazon

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ウケる技術がオススメな方って?

ウケる技術は下記のような人にオススメです!

  • ユーモアに自信がない人
  • 意図的に面白くなりたい人
  • 営業力に自信をつけたい人

ウケる技術の必要性とは?

あいつって何であんなにおもしろいんだろう? そう思ったことはありませんか?

ウケる技術の必要性は多岐に渡ります。

  • 面白く話せればもっと仲良くなることができる。
  • 営業で商談を上手くまとめられたのにとなったでしょう。
  • 人から気にいられることができる

これは一部ではありますが、ウケる技術というのは人であれば必要なスキルだと思います。

ウケる技術には40のスキルが書いてある?

どうせまた、しょうもない本なんだろうな」と正直思っていましたが、そんなことありません。

この本では、ウケるための技術をカテゴリー別に分けて約40ほどのスキルに分けて書いてあります。

外人化「とりあえずハイテンションが前提?」

ウケる技術を実践するのに必要なのは外人化です。

確かに、シュールなキャラで笑いを取れる人もいるでしょう。

しかし、そのキャラを活かす人が必要であったり、それこそ天性のキャラがないとこの方法難しいのです。スキルがない場合はとりあえず外人化、つまりハイテンションで突っ走ることが必要です。

外人の真似をすると、なぜか知らないけれど楽しくなってくる。

外人の真似をするとは下記の3つのことです。

  • 声が張っていること
  • リアクションが大袈裟であること
  • 表情が豊かであること   

考えただけでも面白いですよね。

つまり、楽しくウケをとりにいけ、失敗してもくよくよせずに済むのだと書かれています。

ねばる「ウケるまでやり続ける?」

粘るというのは、相手から拒否られたり、断られたり、笑われなかったとしても、ウケるまでやり続けることを言います。

また、粘り方には「良い粘り」と「悪い粘り」があるそうです。

悪い粘りとは?

「これが駄目でもせめてこれだけは・・・」といった露骨な粘り方は逆効果。

こういった、悪い粘りに言えることは、サービス精神が欠けていること

つまり、自己中心的な粘り方はよくないということですよね。

良い粘りとは?

良い粘りというのは、相手が断られることを見越して相手を楽しませるように粘る方法のことを言います。

断られたら「待ってました!」と言わんばかりに、ユーモラスなことで、笑わせながら粘る。これが良い粘りです。

良い粘りは、サービス精神豊富な粘り方であり、「断られるのを前提に」という矛盾なことから始まります。つまり、目的に向かって強引ながらも、ユーモラスな話しで相手を楽しませる。

詭弁「屁理屈とこじつけ?」

要はへりくつです。しかも、「え?」と思わせるような理由をつけて屁理屈をこねる。

例えば、誰かに何かをやってほしいとお願いするときに、こんな会話の展開が詭弁になります。

「これやっといてくれない?やってくれないと、右腕が疼いて、世界が崩壊してしまうんだよね?」

こういうよくわからないこじつけをして、相手を笑わせることが詭弁です。

文面で見ると寂しいですが、実際に行うと結構面白いです。

本書にはもっと良い例がありますのでご覧下さい。

神の視点を持つ「自分の欠点を笑いに変化?」

いじられることは、よくありますよね。

コミュニケーションは、相手とのやり取りですから、攻める側と守る側があります。

しかし、攻められるだけでは、ちょっと悔しい時もありますよね。

そういった時に役に立つのが、神の視点なのです。

つまり、「自分の欠点を自分から切り離してみる」です。

こうすることによって、客観的に見つめなおし、上手い対応を考えることができるとのこと。

自分の欠点を上手く笑いに変えられたら、一人前なのです。

ウケる技術はほかにもたくさんある

この他にも、まだまだ紹介し切れませんが多数のスキルがあります。

  • 「レッテル展開」
  • 「悪い空気」
  • 「擬人化」
  • 「強がり」

こういうスキルを養うことが、今の世の中必要になってくるのでは?と考える時もあります。

知っての通り、いまの世界的な不況の世界で且つ、ロボット化やAI化が進む時代ですから。

このように、コミュニケーションスキル・ユーモアのスキルを高めるということは代替されない人間になる上で必須のスキルなのかもしれません。興味があれば読んでみることをオススメします。

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