「20代から転職するのってどうなんだろう?」
「転職はいつ頃かしたほうが良いの?」
石の上に三年が大切だから、最初の会社には長くいたほうが良いという人もいます。
しかし転職するなら早くしたほうが良いという人もいます。一体どちらが正しいのでしょうか。
色々な価値観があるため、一概に「これが答え!」と言うことはできません。
しかし、比較的高年収なサラリーマンになりたい場合、早めに転職する方が良いと思っています。
なぜなら、若さがあれば異業種への転職に有利であり、私の周りの知り合いは若くしてガンガン高年収が仕事に転職を決めているからです。
人材系から外資系に言った人もいますし、国内金融から外資系金融に転職した人もたくさんいます。
「20代で人生は決まる」という言葉にあるように、スキルがなければ20代で決めたキャリアに固定化される可能性が高いです。
つまり、比較的年収が低めの業界であれば、将来的にもその業界にいることになるのです。
逆に、20代で比較的年収が高めな業界に転職できれば、経験者採用されるときも楽に働くというわけです。
できれば20代のうちに将来のキャリアをどうするか決め、比較的年収が高めの業界への転職が必要であれば、やってしまうほうが良いでしょう。
今回は、比較的年収が高い業界に転職するなら、20代で転職するのがおすすめな理由を解説したいと思います。
この記事で学べることは?
- 20代で転職しないと買い叩かれる人生になる理由が学べる
- 比較的年収が高い業界にいくなら20代転職が有利な理由が学べる
- 20代での転職が人生を決める理由が学べる
目次
転職しない20代新卒は買い叩かれ消耗する
日本には終身雇用制という文化がありまして、20代の給料は基本的に安く設定されています。
各国の新卒の給料と比べてみても、日本の新卒の給料はかなり安いです。
特にエンジニア業界では、その安さが顕著になっています。
- 日本のエンジニア:平均20万円
- 中国のIT企業:平均30万円
- ファーウェイ:平均40万円
- シリコンバレーの優秀なエンジニア:平均100万円
終身雇用制度があれば、最初の給料が少なくとも文句は出ないでしょう。
しかし、現代では45歳の早期退職などの話もかなり多く出てきています。
終身雇用制度でなくなったら新卒の給料が安い理由が成り立ちません。単純に買い叩かれるだけでしょう。
比較的年収が高い業界に転職するには20代が有利
終身雇用の時代は一つの会社にいれば給料は上昇していきました。
現代でもニュースを見てみると定期昇給だとか、給料を増やしていると見聞きすします。
しかし、賞与や負担率などもふまえて考えてみると、賃金が上がっても手取り額が増えていないということが起こるのです。
例えば、<働き方改革の死角>正社員なのに低賃金層拡大 何年勤めても給料上がらないでは、5年間勤務していても手取り額がむしろ減っている人のインタビューが掲載されています。
手取り額が増えない原因は
- 負担率が上昇した
- 賞与が少ない
- 残業代が出ない
といった点が挙げられるでしょう。
定期昇給以上に収入を引き上げるには、自分を高く売り込むしかありません。
つまり、今後伸びる業界や高給取りな業界に転職するのが一番なのです。
高給取りな業界とは、金融・医療・IT・コンサルなどでしょう。
原価率が人件費しかかからないため、高級になりやすいイメージです。
またグローバルに売上を伸ばしている大手企業も高収入になりやすいです。
20代で比較的高収入な業界に転職することで、給与のベースを高めて手取り額が上げられるのです
20代での転職は異業種への転職が比較的簡単
「経験がないから高給取りな業界に入社できない…」20代が転職活動でもっとも有利なのは「若さ」です。若いことで、伸びしろが評価されます。
なぜ20代が異業種への転職が可能なのかと言うと
- 給料が安い
- 若くて素直
- 一生懸命学ぶ意欲
といったことが挙げられるでしょう。つまり、ポテンシャル採用が多いのも20代なのです。
ただ、いくらポテンシャル採用が多いと言っても、まったくのゼロから専門職になるなどは、新卒以外では難しいでしょう。
例えば、「プログラマーに転職したい」となったら、自分でプログラミングを勉強してみて、なにかしらサービスを作り、提供するなどしてポートフォリオ化しておくのが良いと思います。
ちなみに、英語がペラペラだと、意外にも異業種の転職が簡単にできる印象があります。
私の周りでも英語がペラペラ(コミュニケーションがとれ、英語で仕事ができる)な人は、簡単に異業種への転職を決めている印象があります。
とりあえず、20代のうちは異業種への転職が割と簡単にできると思います。今の業界の年収に不満がある人はチャレンジしてみましょう。

20代での転職が人生を決める「軌道修正が難しい30代」
人生の大半は20代〜30代で決まると言われています。
20代のうちに特に考えておきたいのが、下記の2点です。
- 将来のキャリアパス
- 結婚相手探し
特にキャリア論は年収に直結します。
20代で適当に仕事を決めてしまった場合、30代で挽回するのは非常に困難でしょう。
30代では、比較的年収が高い業界に移るには、相当のスキルが求められます。
経験者採用の枠で戦うわけで、ポテンシャルよりは即戦力を求められるわけですから、困難になって当然です。
しかし、20代から比較的年収が高い業界に飛び込もうと思えば、ポテンシャル採用の面でも優遇されるため、意外に簡単に転職できたりします。
サクッと学校に通ったり、手に職をつけるだけで専門職に入社でき、専門職に入社できれば、その道を極めれば、さらなる年収アップも目指せるからです。
つまり、20代でのキャリアプランが将来の年収まで決めてしまうのです。
人生は20代で決まってしまうというのは、書籍にもなっています。興味がある人は20代で人生が決まる例がナマナマと書いてある下記の書籍をどうぞ。

20代から転職検討しよう「キャリアは自分で作るもの」
石の上にも三年が大切だとか言われますが、そんなことはありません。
20代はポテンシャル採用が使えますし、給料も安いので、異業種への転職も余裕でできます。
新卒ではわからなかった年収のリアルや、比較的年収の高い業界に飛び込むのに最適なのは20代です。
逆に20代のうちに将来を考えずに適当に過ごしてしまったら、30代以降から挽回するには相当のスキルが必要になります。
つまり、人生が一気にハードモード化するのです。
もしも、20代から転職を考えているのであれば、将来的なキャリアプランを踏まえた上で、比較的年収の高い業界などを選ぶのが良いでしょう。
ちなみに、おすすめの転職サイトは下記のとおりです
リクルートエージェント:業界TOPの求人数を誇り、中小・大手・外資問わず全て揃っている。言わずとしたら転職サイトの老舗です。
JAC Recruitment:外資系や語学を使う求人に強い!年収を上げたいスーパーサラリーマンにおすすめの求人サイト
- 転職会議:企業のリアルな口コミを企業で働いていた人が書いているサイトです
以上、20代の転職は高年収な異業種を狙おう「軌道修正のラストチャンス」を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
理想の働き方を勝ち取る攻略法とは?
「年収を上げたい」「働き方を変えたい」と悩んでいるなら、転職市場と常にアクセスを持っておかなければ、理想の働き方を勝ち取ることができません。
特に大企業で働き残業などで消耗している方は、たとえ自分の年収に満足していても、他の求人や外資系などの職種まで幅広く知っておけば、企業と交渉する余地が分かり、待遇改善を考えるチャンスとなります。
理想の働き方、待遇改善は会社に任せず、自分の力で勝ち取る必要があるのです。
理想の働き方を勝ち取るためには、下記のような情報収集が大切でしょう。
- 年に1回エージェントと面談して自分の市場価値を知っておく
- 常に求人情報を閲覧しておく
そのため、幅広く転職エージェントに登録して、情報を収集しておくのがおすすめです。
- 市場価値診断ならMIIDAS(ミイダス)!で自分の適正年収を測定しよう!
- リクナビNEXTのグッドポイント診断を使えば簡単に転職活動の自己PR文章が作成できます
- 書類選考が進まない人は転職サイトDODAのエージェントに添削してもらいましょう
自分に適切な年収を知ろう!
自分の適切年収がどの程度なのかを知っておけば、現状の年収が高いか低いかの判断ができます。
自分の市場価値を知るMIIDASの年収測定をすれば、統計データから自分の社歴や能力でどの程度のオファーが来ているのかを知ることが可能です。
登録無しで無料でできるので、一度やって見るだけでも面白いでしょう。
履歴書を書く時の自己分析を無料で!良い点・悪い点を把握する
実際に履歴書を書く時に自己分析をするのってシンドいですよね。リクルートエージェントが提供しているグッドポイント診断であれば、登録すれば無料で有料級の自己分析ツールが使えます。
登録自体は無料なので、これから履歴書を書く人はグッドポイント診断を行ってみると良いでしょう。

コメント