【ネット証券と窓口の投資信託手数料を比較】購入方法の選び方は?

投資信託は買い方によって手数料が異なる?窓口販売の手数料が高い理由とオススメの買い方とは?

「投資信託って購入の仕方によって手数料が違うって本当?」

「投資信託の購入法でおすすめなのはなにかな?」

投資信託は購入方法により手数料が変わります。

例えば、銀行や証券会社の窓口で購入したときよりも、ネット証券で購入したほうが、人件費がかからないため低コストです。

投資信託で損を出さないために必要なことはなんでしょうか?

手数料を可能な限り低くすること
投資信託の手数料には主に下記の2つがあり、この2つの手数料をどの程度低くできるのかが重要なのえ雨s。
  • 購入時手数料
  • 運用管理手数料

投資信託は手数料が低いほうがパフォーマンスが高いということは証明されています。

特に、窓口販売で購入するよりもネット証券で購入した方が手数料をかなり低く抑えることもできます。

  • 窓口販売:販売手数料に2%~3%
  • ネット証券:販売手数料が無料のものも多い

つまり、同じ投資信託であっても、ネット証券で購入したら約3%程度お得に購入できる可能性があるのでうs。

購入方法によって手数料が変化するならば、自分に合わせた購入方法を知り、極力手数料を下げたほう損を防ぐ可能性が高いのです。

今回は、購入方法による手数料の違いと、購入方法の選び方を解説します。

この記事で学べることは?

  • 購入方法の違いによる手数料の違いが学べる
  • 趣向に合わせた投資信託購入方法が学べる
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ネット証券と窓口の投資信託手数料の比較「投資信託の買い方による手数料の違い」

投資信託は、購入方法によって手数料が変わりますが、具体的にどの程度異なるのでしょうか。

銀行や証券会社などの窓口販売の場合

銀行や証券で購入する場合は、販売手数料があるものが多いです。

というのも、窓口販売の場合は、どうしても人件費がかかってしまうからです。

その結果、販売手数料という形でとるしかないのです。

販売手数料とらないと、給料が払えなくなりますからね

また、窓口販売の商品は、運用管理費用も、なぜか高めに設定されています。

同じ投資信託でも2倍くらい運用管理手数料がかかるケースが多いのです。

地銀:販売手数料2.16%・信託報酬(運用管理費)年1.566%

ただ、悪いことだけがあるわけではありません。

手数料が高い窓口販売ですが、丁寧に運用方法や買い方などを教えてくれるのもメリットといえばメリットです。

しかし、窓口販売で投資信託を購入している人の48%は損をしているというデータもあります。

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ネット証券で購入する場合「購入時無料で運用手数料も安い」

ネット証券は、人件費がかからないものが多いので、販売手数料がない投資信託(いわゆるノーロードな)投資信託が多いです。

ネット証券:販売手数料無料・信託報酬(運用管理費)年0.2%

ネット証券の場合は、窓口販売で購入した投資信託と手数料を比較しても、運用管理手数料が安いことが多いです。

https://studytokyo3.com/investment-net-securities/

ネット証券と窓口の投資信託手数料は異なる「どちらで購入すべきなの?」

単純に手数料を比較すると下記の通りです

  • ネット証券:販売手数料無料・信託報酬(運用管理費)年0.2%
  • 地銀:販売手数料2.16%・信託報酬(運用管理費)年1.566%

手数料だけを比較すれば、ネット証券で購入する方が良いのは明らかです。

窓口販売の場合は、

  • デメリット:手数料が高い
  • メリット:販売員が顧客に対して丁寧にコンサルティングし、気軽に聞ける

一方でネット証券の場合、

  • デメリット:丁寧にコンサルティングしてくれることはありません。
  • メリット:手数料は安い

投資信託で利益を出したいのであれば、一番重視するのは手数料です。

なぜなら、手数料が低いほうが損をする可能性も低くなるというデータがあるからです。

そのため、金融リテラシーが高い方や、勉強するのに意欲的な方は、手数料が低いネット証券で購入することがおすすめです。

ただ、ネット証券の場合は丁寧にコンサルティングされることがありません。

投資する商品の選び方、証券口座の開設方法、実際に投資するまでのやり方などを自分で調べて投資しなければいけないでしょう。

自分で勉強して調べることができない人は、窓口販売で購入すると良いでしょうが、自分で調べて購入できるならネット証券がベストでしょう。

資産が億に近い投資額の場合はプライベートバンカーが付く可能性も

余談ですが、億に近いお金を扱っている場合、手数料がかなり安くなることもあります。というのも資産額が大きいので、運用管理手数料を安くしても利益が出せるからです。

プライベートバンカーがつくケースもあり、非常に多くのサービスを受けることも可能なのです。

億に近いお金を扱っている場合は、逆にプライベートバンカー専用の窓口なんかを検討するのもありです。

投資を志すのであれば、ぜひとも億に近い資産を構築したいですよね。

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ネット証券の投資信託手数料から考える「投資信託の購入方法の選び方」

手数料を比較して考えると、窓口販売とネット証券の特徴が見えていきます。

  • 窓口販売を選ぶ場合:販売員のコンサルティング料金を支払っている
  • ネット証券を選ぶ場合:人によるコンサルティングはなく自分で選ぶことになる

窓口販売、ネット証券を選ぶおすすめの人はいったいどのような人なのでしょうか?

窓口販売の選ぶ人「販売員のコンサルティングが必要な方」

窓口販売はネット証券に比べて手数料が高く付きます。

窓口販売で発生する売買手数料や運用管理手数料は、販売員のコンサルティング料金にお金を払っているのと同様です。

そのため、窓口販売の選び方としては、あなたのニーズを汲み取ってくれる優秀なコンサルタントを選びましょう。

残念ながら、窓口販売の場合優秀なコンサルタントの口コミなどは存在しません。

そのため、優秀なコンサルタントを選ぶには、

  • 地道にいろいろな会社を回る
  • 自分の周りにいる人から口コミで知る

くらいしか方法がないでしょう。

ネット証券の選ぶ人「自分で計画できる人」

ネット証券がおすすめな人は、運用方針も計画も資産配分比率も自分で決められる人です。

ネット証券を選ぶポイントは下記の通りです。

  1. 購入したい投資信託があるか
  2. 購入時手数料・運用管理手数料は低いか
  3. ポイントが貯まり、ポイント投資ができるか

ネット証券によって手数料やウリがかなり異なってきます。

また、ネット証券によってはポイントを再投資できるサービスもあるのです。

そのため、ポイントが貯まる=実質的な利回りに近い性質があるのです。

インデックスファンドの投資をはじめる上でおすすめのネット証券は下記にまとめてあります。

よろしければご覧ください。

投資信託のおすすめネット証券「大手2社を開設しないと損」
投資信託を始めるのにおすすめのネット証券を解説しています。大手2社のネット証券を開設しておかなければ損をする可能性もあるでしょう。手数料が無料でポイントが貯まり再投資が可能なものが長期投資にはオススメです。

ネット証券と窓口販売の投資信託の手数料の特徴まとめ

投資信託の手数料についてまとめると、

  • 投資信託の手数料は購入方法によって異なる
  • 投資信託が損するのは手数料の存在が一番大きい
  • 窓口販売の手数料が高いのは人件費がかかるから
  • 自分で資産運用を考えられる人は手数料が安いネット証券がオススメ

投資信託の手数料が購入方法によって異なるのは、人件費が高く付くからです。

投資信託の運用は手数料が高いと損する可能性が高まります。

それでも、窓口販売を使うべきなのは、

  • 投資の勉強をするのがめんどうくさい人
  • 投資計画を自分で考えられない人

一方で、下記のようなネット証券を選ぶと良いでしょう。

  • 投資について自分で勉強することが嫌ではない
  • 計画や資産配分比率も自分で考えられる

私もネット証券で投資を始めていますが、手数料の安さにかなり満足しています。

自分でインデックスファンドの投資を始めたい場合は、下記のおすすめ本を読んでからが良いでしょう。

インデックスファンド投資のオススメ本まとめ?長期的に投資で成功したい人が読むべき本とは?
「インデックスファンド投資を始めたいけど、おすすめの本ってないかな?」 「インデックスファンド投資が詳しく説明され...

以上、投資信託の購入方法によって手数料が異なる点について解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 コストが安いネット証券は投資の利益が出しやすい?

投資信託は実質コストが安い方が複利効果によって利益が出しやすいです。

実際に1000万円を元手にコストが年率0.2%と年率0.6%では、30年後に400万円以上の違いが出ることもあります。

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