「英語って転職に意味あるのかな?」
「英語ができると早期退職候補から外れるのかな?」
英語は転職に意味があります。英語ができれば、転職に超有利であり、年収アップもほぼ確実です。
さらに、45歳早期退職説があるなかで、英語ができれば、グローバルの交渉などもできるため、早期退職候補から外れる希少価値の高い人材になれるでしょう。
とくに、日本は日本語のシステムなども非常に多く、日本語ができなければ、日本の企業で働くのに不自由があります。
つまり、日本語+英語ができるだけで、日本の中での競争優位性は高まるため、年収も上がりやすくなるのです。
ただし、近年は英語だけだと機械によって代替される可能性があります。そのため、英語だけでなく武器となる専門性を身に着けておくことも重要だと言えるでしょう。
今回は、英語が転職に有利な理由と社会人が目指したい英語力について解説します。
この記事で学べることは?
- 日本でも英語が必要な事情が学べる
- 英語ができれば転職にますます有利になることが学べる
- 転職を有利にしたい社会人が英語を目指すラインが学べる
英語は転職に不要な時代は終わりを迎える
「英語だけができても意味がない」「英語は仕事に関係ない」という話をよく聞きます。
たしかに英語だけができても無意味かもしれません。しかし、英語ができなくて仕事ができる時代がそろそろ無意味になってくるかもしれません。
昔は日本経済が成長していましたので、日本語ができれば優位性がありました。しかし、これからは日本語だけができても優位性にはならないのです。
日本経済の成長鈍化
ご存知の通り、他国に比べると日本経済の成長は鈍化しています。
PwCというコンサルティング出しているレポートによると、2013年から2050年までの日本の成長率は最下位です。
日本の経済成長率がここまで鈍化してしまった原因は、
- 少子高齢化によって増えない若者、増える高齢者
- 世界がインフレで上がるなか、長期デフレにより上がらない物価。
といった原因が考えられます。
人口が増えなければ、経済は成長していきません。
物価上昇がなければ、企業の売上が上がらず、従業員の給料も上がりません。
少子高齢化により、高齢者が増えれば若者の負担率が上昇するため苦しい生活になるでしょう。

グローバル展開する=英語ができない人材は不要
日本の成長率が鈍化するなかで、大手の企業が目を向けているのがグローバル展開です。
先程のPwCのレポートを見ても、日本以外の国は経済成長しているのが見て取れます。
経済成長しているということは、
- 国民の給料は増える=消費が活発になる
- インフラなどの設備投資がされる=お金が流れる
- 人口が増えている=お金の流通量が増える
ということになりますので、経済成長している国で事業展開すれば、事業の売上も上がりやすくなります。
グローバル展開したい企業にとって最大の壁は言語と文化です。
世界の公用語が英語だと言っても過言ではない時代、英語ができれば、現地の人とコミュニケーションがとれます。現地の人をうまく活用できれば文化的に馴染むことも可能でしょう。
グローバル展開を目指している大企業には英語力の足切りが存在します。例えば、TOEIC800点を転職の基準にしています。
このように、グローバル展開していく日本企業でも、英語は必要不可欠になってくるのです。

英語は転職でさらに有利になっていく
世界のGDPの上位国である日本でも、経済成長の速度が衰え、グローバル展開の必要性が増したことにより、英語がもはや必要なものになってくると解説しました。
さらに、英語は必要なものではなく、英語があると転職しやすくなる時代も到来するでしょう。
なぜなら、英語✕専門性により、人材としての付加価値が高まるからです。
業務上の英語は必要不可欠「いちいち翻訳するのはムダ」
「AIや機械の翻訳で英語ができれば、英語は不要じゃないか?」という話題もよく聞きます。
事実として、Google翻訳の制度は異常に高まってきています。機械学習により、今後翻訳の精度はますます高まっていくでしょう。
英語が必要な現場で働いている私からすると、Google翻訳などの翻訳ソフトが補えるのは、単純な英語を日本語に翻訳する力だけであり、業務上常に翻訳ソフトを使い続けるのは時間のロスが大きすぎます。
通訳などの単純に英語を日本語に翻訳する仕事はなくなるかもしれません。AIに代替される仕事として、掲げられていますからね。
しかし、グローバル化が進み隣の同僚と英語でやり取りする際に、翻「英語→翻訳→日本語→翻訳→英語」という流れで会話をするのはテンポが悪く、スピード感もありません。
さらに、英語を翻訳しての会話では、相手の意図も伝わりません。
このように、通訳や、英語でのプレゼンなどは機械によって代替されるかもしれませんが、隣の同僚と少し会話したり、同じチームの人と交流する際に翻訳機を使ってコミュニーケーションするのは時間のムダなのです。

「英語✕専門性」英語との組み合わせで価値が倍になる
英語が必要になるのは通訳ではなく、同じチームの人と会話するためだと解説しましたが、それでもいずれ機会によって代替される可能性はあるでしょう。
では、どのような英語であれば機械によって代替されないのでしょうか?
それは、英語に専門性が加わってくると、機械では代替不可能な人材になるのです。
専門的な話って非常にわかりにくいですよね。そのわかりにくい単語・概念的な日本語を機械で翻訳すると、ニュアンスなども伝わらなくなり、より混乱を招きます。
会計のこと、財務のことなども日本語と英語ではバックグランドにある法律が違うため、すこしのニュアンスの違いが命取りになります。
そういった際に英語である程度のコミュニケーションが取れるようにならないと、大変なミスに繋がりかねません。
日本語と英語の両方でコミュニケーションが取れれば、専門的な知識も相手にわかりやすく説明できるでしょう。
そのため、機械では英語翻訳が不可能な専門知識と英語力が合わされば、「機械では代替不可能な人材となるのです」
英語✕専門性で付加価値2倍の人間になりましょう。
日本語と英語が喋れれば日本では圧倒的に有利
日本はおもしろい国でして、島国であり英語を喋る人が日常的に少ないため、これだけ英語を勉強しても話せるようになる人は少ないです。
日本はこれから経済的に衰えていくでしょう。そのため、英語力は必要ですが、日本の企業活動は基本的に日本語での運用となっています。
つまり、英語ができて日本語もできれば、とりあえず日本で生きていくのは困らないという訳です。
学歴至上主義と言われる日本ですが、肌感覚的には英語至上主義でもあるかなと思います。実際に、学歴がそこそこであっても、日本語と英語の両方ができれば、それなりの大企業で勤務しているケースがたくさんあるからです。
海外には出ていかないという人でも、日本語+英語という2つの言語を操ることができれば、転職の際に圧倒的に有利になることは確実なのです。
転職が有利になる?社会人が目指したい英語力は?
今後英語は必要不可欠になり、むしろ「英語✕専門知識」を身につければ、転職ではさらに有利だと解説しました。
では、社会人が転職を有利に進めるのであれば、どの程度の英語力が必要なのでしょうか?
まずはTOEIC800点は目指す
日本企業の求人を見れば見るほどTOEICを基準にしている企業が多いです。
つまり、日本企業に置いてはTOEICでハイスコアを取得しておくのは転職に有利と言えるのです。
では、TOEICではどの程度のスコアを目指せばよいのでしょうか?
以前、TOEIC800点取得がコスパが良いにて、TOEICを運営するIIBCが行ったレポートを紹介しましたが。
入社時に求められるTOEICの最高得点は815点でした。
個人的な感想になりますが、TOEIC800点は隙間時間にコツコツと勉強すれば十分に可能です。800点以上を目指すのは、ミスが許されなかったりするので、難易度があがります。
しかしTOEIC800点までは、
- TOEICの問題形式に慣れる
- TOEIC頻出の文法・リスニングに慣れる
- 中学3年生までの文法・単語を徹底的に理解する
これだけで、点数がかなり伸びていきます。
最終的に問題を解く速度を早くすれば、TOEIC800点も夢ではありません。
はっきり言ってTOEIC800点はかなりコスパが高い資格だと思います。
下記に、TOEIC800点を隙間時間の勉強だけで取得した方法を解説しています。

会話ができるようにリスニングを鍛えよう
TOEIC800点を取得したら、次は会話ができるようにならなければいけません。
「え?会話?そんなに即興で文章が作れないよ…」と思うかも知れませんが、文章を作るよりも大切なことはリスニングです。
下手くそなプレゼンでも会話が伝われば意思疎通は可能です。しかし、相手の言っていることが聞き取れなければ会話を成立させることが不可能になります。
例えば、
「明日って晴れかな?」って聞かれた時に、「この羽根は鳥のです」というのは会話が成立していませんよね…
しかし、
「明日って晴れかな?」って聞かれて「雨」というのはビジネス英語的には微妙かもしれませんが、一応会話で意思疎通ができています。
つまり、話すことよりも重要なことは聞くことなのです。
では、聞くことはどのようにしたら伸びるのでしょうか?実はTOEICの勉強だけでもリスニングを伸ばすことが可能です。
私の場合TOEIC800点を目指す過程でディクテーションを行うことで、かなり正確にリスニングする力が身についたと思います。

さらに、普段の会話スピードに慣れるなら、海外ドラマを視聴し続けるのがおすすめです。
海外ドラマの視聴は英語字幕・英語音声で行い、1年以上見ていれば、それなりに会話ができるようになる人もいるのです。私も海外ドラマの視聴は大分役に立っていますよ。
英語で転職を有利にしよう
英語ができなければ、不要な人材として退職を迫られる可能性が出てきます。
しかし、社会人が英語ができれば転職に非常に有利となり、年収も上げられるでしょう。
転職と英語の関係は下記のとおりです。
- グローバル展開する企業において英語ができない=不要な人材
- 英語✕○○で付加価値はさらに強まる
- 日本語と英語が喋れるのは日本では圧倒的に有利
- TOEIC800点+リスニングを鍛えよう
英語ができるようになり、転職を有利に進め、不要な人材として早期退職候補者になるのではなく、転職をして年収を上げていきたいですね。
以上、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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