「「失敗は成功の母」と言うけど失敗すればよいのかな?」
「失敗するのが怖くて、チャレンジできない…」
残念ながら悪い失敗を繰り返してしまうと、いずれ取り返しがつかないことになります。
- フリーランスであれば、事業を終了しなければいけません。
- 投資であれば、市場から去らなければいけないでしょう
- 会社であれば、クビなんてこともありえます。
しかし、「失敗は成功の母」という言葉もあります。
成功している人は、圧倒的な量の失敗を経験しているとも言います。
ここから考えるに、失敗には「良い失敗」と「悪い失敗」があり、悪い失敗を繰り返すと、取り返しがつかない状況に陥ってしまうのです。
良い失敗をする方法を学べば、悪い失敗をして消えることなく、継続して改善し続けることが可能です。
今回は、良い失敗をする方法について解説します。
この記事で学べることは?
- 悪い失敗が命取りな理由が学べる
- 失敗は成功の母を実現している人は良い失敗をしているのが学べる
- 良い失敗をする方法が学べる
失敗は成功の母だけど…「悪い失敗は命取り」
「失敗は成功の母だからたくさん失敗しよう」
そう考えてチャレンジしていく人のほとんどは、残念ながら消えていくことになります。
私自身、フリーランスで生活していた時期に失敗して消えていく人を数多く見てきました。
例えば、
- 先行投資に失敗してお金が続かない
- 資金的に余力がなくなり継続できない
- 依存していた収入源がなくなり消えていく
このような失敗は悪い失敗です。
悪い失敗を繰り返してしまう最大の理由は、良い失敗の方法がわからないことでしょう。
良い失敗ができない人は、復活できない失敗をしてしまい消えていく運命にあるのです。
失敗を成功の母にしている人は「良い失敗」をする
当たり前ですが、成功する人も、消えていく人も、たくさん失敗します。
失敗は成功の母という言葉の通り、成功している人は、圧倒的な量の失敗を経験しています。
普通は失敗をすればするほど不利な状況になり、追い込まれていきます。
自分が活躍している舞台から消えなければいけないはずです。
しかし、成功している人は、失敗の量が多いのにもかかわらず、失敗を成功の母にして生き残ります。
つまり、失敗をしても生き残る方法を知っているのです。
成功している人は、このような「良い失敗」ができるのです。
そのため、どれだけ失敗しても消えないからです。
そもそも、良い失敗をする人は、復活できないと思うようなチャレンジをしません。
チャレンジする前に失敗しても復活する方法は考えてあるからです。
失敗を成功の母にする!「良い失敗」をする方法とは?
成功する人は失敗の量が多いのに、生き残っている。
つまり、失敗には下記の2種類があることになります。
- 失敗には生き残れない「悪い失敗」
- 生き残って改善の材料にする「良い失敗」
悪い失敗を続けているといずれ消えてしまいます。
良い失敗をする方法がわかれば、悪い失敗をする確率が格段に減り、「失敗は成功の母」ができるようになるでしょう。
実際に、読書や経験から良い失敗と悪い失敗について学びました。
そのおかげで、失敗は精神的にキツイし嫌いですが、悪い失敗をだいぶ減らすことができました。
今では非常に良い循環で回っています。
では、「良い失敗」をする方法とはいったいなんなのでしょうか?
良い失敗とは「失敗が前提にあり復活する」失敗である
良い失敗をする人は、失敗した後に復活できないようなチャレンジはそもそもしません。
言い換えれば、最悪な状況を想定し、あらかじめ復活する方法を考えて失敗するのが「良い失敗」なのです。
例えば、会社を辞めて起業する場合も、うまくいかなかった場合の再就職やフリーランスなどの働き方を考えた上で退職します。
こうすれば失敗しても復活ができるので、良い失敗になるのです。
書籍「Originals」で、本業を続けたまま起業した人のほうが失敗の確率が33%も低いというデータを紹介しています。
- 1994年〜2008年の間に起業をした20代〜50代の500人以上のアメリカ人を追跡調査。
- 起業に専念した人:自信満々のリスクテイカー
- 本業を続けたまま起業した人:リスクを避けたがり、自信も低い
- 結果は、本業を続けた起業家は、起業に専念した人よりも33%も失敗の確率が低かったのです。
- リスクを嫌い、アイデアの実現可能性に疑問を持っているひとが起こした会社の方が存続する可能性が高い。そして大胆なギャンブラーが起こした会社の方がずっと脆い
復活できないリスクを負う「悪い失敗」をした人達は脆く、失敗しても生き残る方法を考えて「良い失敗」をした人が生き残っていくわけです。
詳しくは下記の記事をどうぞ。
経験的な余談で恐縮ですが、後先考えず行動する「悪い失敗」を頻発する人もいます。
特徴として、下記のような特徴があります。
- 採算を考えずにお金を借りて先行投資する
- 成功することが前提にプランニングしている
- 毎月の収支が赤字になり自己破産する
失敗が前提にあると、良い失敗をします。逆に失敗が前提にないと、後で取り返しがつかない「悪い失敗」になりやすいのです。
失敗が成功の母になっている人は、失敗が前提で考えているので、良い失敗をしやすいのでしょう。
同時並行で複数のチャレンジをする
失敗が前提なので、ほかのチャレンジも並行してやっているケースが多い。
大体、2つから3つのことを並行してチャレンジしています。
自分のビジネスを持つ場合に必要なのは集客です。
失敗しない人は、集客方法を1つだけやるのではなく、2つ、3つと組み合わせます。
そして、常に試行錯誤を繰り返し、改善していくのです。
投資でも、失敗する人は1つの銘柄に絞ることが多いです(天才は別ですが…)。
失敗しないで生き残っている人は、複数銘柄に分散投資し、、すでに分散されているインデックスファンドなどに投資しています。
このように、失敗が成功の母になっている人は、複数のチャレンジを同時並行しているのです。
チャレンジし失敗することをやめない
失敗が成功の母を体現している人は、失敗の数が異常に多いです。
失敗を成功につなげている人は、常に行動をしているので、失敗している数も多いです。
しかし、いくら失敗しても行動することをやめません。継続してチャレンジして続けているのです。
失敗を成功に活かしている人は、チャレンジしないとつまらないと感じているのです。
普通の人であれば「チャレンジする=失敗が怖い」となりがちです。
しかし、失敗を成功に活かす人は「チャレンジする=ヒントが学べる=楽しい」と変換されています。
失敗は成功の母を実践しよう
「失敗は成功の母である」という言葉があります。
しかし、失敗の仕方を間違えると、失敗は失敗を生み出すだけになります。
下手な失敗を続けてしまえば、いずれ消えてしまうでしょう。
そのため、「良い失敗」ができなければ、失敗を成功の母にすることは難しいでしょう。
「良い失敗」をする方法は下記のとおりです。
- 再起不能な失敗をしない
- 同時並行で複数のチャレンジをする
- 常にチャレンジし続ける
失敗しても復活できれば、消えることはありません。
あとは、チャレンジの量をどの程度増やせるのかということですから、徹底的に新しいことにチャレンジし続ければ、「失敗は成功の母」とできるのです。
成功している人は圧倒的に失敗している量が多いのです。
失敗を恐れずに、復活できる失敗をガンガンこなして生きましょう。
以上、【失敗は成功の母】悪い失敗で再起不能!良い失敗をする方法とは?を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。