【NISAおすすめ口座】SBI・楽天証券・マネックスの特徴解説

初心者向けつみたてNISA口座おすすめ解説

「つみたてNISAで投資信託を積立したいなぁ…」

「多くの口座があって分かりづらいな…」

つみたてNISAをはじめようと思ってもオススメの口座が良く分かりませんよね。

投資は元本割れがするものなので、損する可能性もあります。

しかしつみたてNISAの口座を、適当に決めた際に手数料が高い口座を選んでしまうと、損する可能性がさらに高くなるのです。

どうせなら手数料の安い、つみたてNISAの口座を選んだほうが損する可能性が下がるでしょう。

さらに証券会社によっては、投資信託の購入でポイントが貯まり再投資することが可能な証券会社も存在します。

今回は、つみたてNISAにおすすめの口座3選をまとめてみました。

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つみたてNISAのオススメ口座を選ぶ基準は?

投資初心者の方は、なるべく投資で損をしたくないと思っているでしょう。

投資信託は、運用がうまくいかなくて損をする可能性もあります。

運用がうまくいかない場合の損であればしょうがないと思えますよね。運用がうまくいかなくて損することも嫌な場合は投資はオススメできません。

しかし、投資信託を購入する口座によっては、運用以外の面でも損する可能性があります。

それが手数料です。手数料が高いものは手数料の分だけ損する可能性が高いのです。

▼手数料が安くて運用益が出やすい口座は下記のとおりです。

  • 販売手数料が無料
  • 運用管理手数料(信託報酬)が安い
  • 口座開設に特典がある

損する可能性の最大の原因は販売手数料や運用管理手数料です。

販売手数料や運用管理手数料が高いものは、その分だけ運用益が高くないと損してしまうのです。

例えば、販売手数料が2%で運用管理手数料が0.5%の場合、2.5%手数料で取られます。手数料により引かれた分の金額以上の運用益が投資信託から出なければ、利益を出せません。

しかし販売手数料が無料で、運用管理費が0.2%の場合、0.2%以上の運用益が出れば利益につなげることができます。

100万円の投資信託を購入したと考えて計算しましょう。

  • 100万-(100万円×2%+100万円×0.5%)=100万-2.5万=97.5万円
    つまり利益を出すには、最低でも2.5万円の運用益が必要
  • 100万-(100万×0.2%)=99.8万円
    つまり利益を出すには、最低でも2000円の運用益が必要

つまり手数料が安い投資信託を購入すれば、運用益が出やすいのです。

つみたてNISAの口座は、販売手数料が安く、運用管理手数料が安いものを選ぶことが大切です。

つみたてNISA口座としてのSBI証券「時間分散に強みあり」

  • 口座開設数がネット証券業界No.1
  • インデックスファンド・アクティブファンドともに業界内最多ラインナップ
  • 積立頻度を毎月・毎週・毎日で選べる。普通は毎月のみ
  • 積立金額に応じてポイントが貯まる
  • つみたてNISAでのお買付なら、手数料無料で全ファンド購入可能

SBI証券は口座開設数が400万口座を突破し、業界屈指の格安手数料の実現を目指しているネット証券です。

積立頻度も毎月だけなく、毎週・毎日と選べます。究極の投資信託の時間分散が可能なのです。

▼SBI証券の投資信託の運用管理手数料の一部は下記の通り。

  • 日本国内に投資する投資信託
    • <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド:0.17172%以内
    • eMAXIS Slim 国内株式:0.17172%以内
  • 外国株に投資する投資信託
    • SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式)):0.1155%程度
    • ニッセイ外国株式インデックスファンド:0.11772%以内
    • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス:0.11772%以内

このように、投資信託の運用管理手数料が安く、究極の時間分散ができるのがSBI証券の特徴です。

SBI証券の詳細はこちら

つみたてNISA口座としてのマネックス証券「幅広い商品が強み」

  • つみたて投資信託のラインアップが豊富にある
  • 100円から積立可能
  • 資産設計アドバイスツール(MONEX VISION β)が無料でオススメ投資信託をアドバイス

マネックス証券の特徴はアプリが豊富にある点です。

特に資産設計アドバイスツールである、「MONEX VISON β」が口座開設をすると無料で使えます。

さらに、米国株取引専用スマートフォン向けアプリケーション「トレードステーション米国株」は米国株を中心に取引したい人向けのアプリとしては唯一のものになっています。

▼マネックス証券の投資信託の運用管理手数料の一部は下記のとおりです。

  • 日本国内に投資する投資信託
    • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均):0.17172%以内
    • <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド:0.17172%以内
  • 外国株に投資する投資信託
    • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス :0.11772%以内
    • ニッセイ外国株式インデックスファンド:0.11772%以内
    • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)): 0.1696%程度

マネックス証券はNISA口座でも国内株式手数料無料などを打ち出しています。

つみたてNISAだけでなく、ネット証券で頻繁に取引したい人や、個別株を取引したい人にはマネックス証券がおすすめです。

マネックス証券の詳細はこちら

つみたてNISA口座としての楽天証券「楽天ポイントを活用した投資」

  • 手数料無料のノーロード投資信託が1000以上ある
  • インデックスファンド・アクティブファンドともに業界内最多ラインナップ
  • 積立金額に応じてポイントが貯まる
  • 楽天スーパーポイントからも積立代金の支払いが可能
  • クレジットカードからの引き落としも可能で100円1ポイント貯まる(2018年10月27日から)
  • 日経新聞を無料で読める

楽天証券はSBI証券に次ぐネット証券業界内第二位の口座開設数です。

2018年4月の決算説明会の資料によると、現在、261万口座です。

楽天証券の最大のポイントは楽天ポイントが貯まることです。

クレジットカードで投資信託を購入すると100円で1ポイントが貯まります。

楽天銀行と楽天証券を連携することでも、ポイントが貯まる設定ができます。

さらに、楽天証券から毎月500P以上の投資信託を購入することで倍率が楽天市場でのポイント還元率が+1倍になります。

たまったポイントを使って投資信託を購入することも可能です。

▼楽天証券の投資信託の運用管理手数料の一部は下記のとおりです。

  • 日本国内に投資する投資信託
    • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均):0.17172%
    • <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド:0.17172%
  • 外国株に投資する投資信託
    • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス:0.11772%
    • 楽天・全米株式インデックス・ファンド:0.1296%

投資初心者の方が楽天にポイントを集めて投資する分には非常に良いでしょう。

楽天証券の詳細はこちら

つみたてNISAの口座を開設しよう

つみたてNISAのまとめは下記の通りです。

  • 販売手数料や運用管理手数料が安い方が損しにくい
  • 投資信託は販売手数料が無料・運用管理手数料が安いものを選ぶこと
  • 紹介したネット証券会社はどれも販売手数料が無料で運用管理手数料が安い
  • あなたに合わせた証券会社を選ぶと良い

投資信託は長期投資をしないと基本的に利益をだすことが難しいです。

NISA口座ではない普通の口座で投資を始めた場合、損が出ると「損切りだ!」と解約を考えてしまいますが、つみたてNISAであれば、毎月積み立てることが決まっているので、すぐに解約してしまう心配も少ないです。

個人的には投資初心者の方は、つみたてNISAでほったらかし投資をはじめるのがオススメです。

投資は購入してから利益が出るまで長いので、投資をしたらほったらかしにして、おいておくと良いでしょう。

ただし、手数料が安いところを選ばなければ常に手数料がとられてしまうので、注意してくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 コストが安いネット証券は投資の利益が出しやすい?

投資信託は実質コストが安い方が複利効果によって利益が出しやすいです。

実際に1000万円を元手にコストが年率0.2%と年率0.6%では、30年後に400万円以上の違いが出ることもあります。

賢く投資をするなら、実質コストが安い証券口座がオススメ。

特に、楽天証券とSBI証券は両社とも日本国内では優れたネット証券です。証券口座開設が無料であり、自宅で手軽に開設できます。それぞれに下記のような特徴があるので、二つの口座を開設して持っておくのが良いでしょう。

▼楽天証券「ポイントがえげつないほどたまり二重で投資できる」

実質コストを下げるならポイント還元が1%されたり、他にもポイントが溜まってポイントで投資ができる楽天証券がオススメです。

  • 楽天カードで溜まったポイントでポイント投資が簡単にできる!
  • クレジットカードで毎月5万円の積立投資で最大500P!
  • 楽天市場での購入が+1%還元される楽天SPUの仲間入りも!

楽天証券の詳細はこちら

▼SBI証券「海外ETFでのインデックスファンド投資は最安」

インデックスファンドを国内ではなく海外のETFを購入したい方や、100万円以上の資金を定期的に積立たいという人は、SBI証券が最もおトクに投資できます。

  • 海外ETFを購入は0.45%で楽天証券・マネックス証券と同じですが、100万円以上購入時の為替手数料が安い
  • 海外ETFにも定期買い付けサービスあり。ほったらかし運用も可能
  • インデックスファンド以外にも投資をしたい人はSBI証券がオススメです

SBI証券の詳細はこちら

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