「良書って何?」
「良書を選ぶ必要性って何なの?」
「本はいちいち選ばずに、たくさんのジャンルを読んだ方が良い」と言われています。
確かに、本を選ばずに色々なジャンルを読むことで多くの知識を身に着けることができます。しかし、時間がない現代人の場合、大量の本を読むことは難しく、頑張っても4〜5冊くらいが限界です。
時間がない現代人が求めているのは、短時間で効果的な読書であり、実現させるには良書と呼ばれる本と効率的に出会うことが大切になります。
もしも、良書を選ぶ力ないと、短時間で効果的な読書ができないため、せっかく読んだ本も「無駄だったかも…」って思ってしまうかも知れません。
今回は私が実践している「良書との出会い方やオススメの良書」についてご紹介致します。
良書とは現代人にとって「効率的に学べる書物」のこと
そもそも、「良書」とはどういった本を指すのでしょうか?
辞書で調べてみると、良書とは「よい書物・ためになる書物」と書かれていました。
しかし、本を読んで「この本は読んで時間の無駄だったわ」と思うことはほとんどありません。
本を読んで「無駄だったわ」と思わないのは、本には新しい情報が少なからず入っていることと、せっかく読んだ本を「無駄だと思いたくない」ので気持ちを正当化してしまうのでしょう。
これだと全てが良書なのかな?と誤解してしまう可能性があります。そのため、時間がない現代人にとっての「良書」というようにもっと突っ込んで考えないと意味がありません。
時間がない現代人にとっての良書とは「1冊でより多くのことを効率的に学べ、背中を後押しし、知らない情報がえられる本」だと思います。
良書には共通点がある
「自分でなんとなく選んだ本あまり学べることが少なかったと感じたことありませんか?」
私の場合ですが、これから紹介する良書を選ぶ基準がなかった時は、自分で選んで良書にあたったことがほとんどありませんでした。
それでも「読んだ時間を無駄にしたくない」という思いから無意識のうちに、この本は良い本だったと正当化していることに気付きました。
しかし、読書会を主催していると、多くの本を紹介される機会が多く、良書出会う回数も多いです。
少し気になったので、良書だなと思った本を調べていくと、良書には共通する出会い方・売れ方がありました。
それでは「1冊でより多くのことを効率的に学べ、背中を後押しし、知らない情報がえられる本」である良書と出会う方法や売れ方の共通点とは一体何なのでしょうか?
その分野に詳しい人に良書を紹介してもらう
良書と出会う最善の方法は「その分野に詳しい人に良書を紹介してもらうこと」です。
私が良書と出会ったのも、この方法が断トツで多かったです。
- 文章が上手くなりたいなと思ったら、文章が上手な人がおすすめの良書を聞けば良いです。
- 話がおもしろいなって思ったら、話がおもしろい人がおすすめの良書を聞けば良いです。
- 働き方を変えたいなって思ったら、働き方を変えた人がおすすめの良書を聞けば良いです。
実際にその分野に詳しい人というのは、その分野に関する多くの本や経験をしている人になりますので、詳しい人が紹介するオススメの良書というのは知識や経験に裏打ちされて「これは勉強になる!」とオススメしている本だからです。
その分野に詳しい人が紹介する良書にはハズレがほとんどありませんので、読んで見る価値は十分にあります。
あなたが勉強したい分野に詳しい人を知らない場合は、インターネットで検索してもよいでしょう。また、読書会に参加してみるのも効果的です。読書会では勉強したい分野に詳しい人がいる可能性が高いからです。
もしも読書会に興味があるならば、私も東京都内で読書会を開催しています。詳しくは「【読書会東京】20代・30代向け朝活読書会を都内で開催中!」をどうぞ。
何年経ってもAmazonでベストセラーに入る本は良書
良書を紹介してもらった時に、良くAmazonを使って本を購入していて、気づいたことがあります。
良書は発売から何年経ってもランキングが落ちていないのです。
例えば、2018年7月の時点ですが、「世界一やさしい問題解決の授業」や「イシューからはじめよ」は、Amazonのオペレーションズの売れ筋ランキングで1位と2位を取っています。
この2つの本は私が20代・30代におすすめのビジネス本をまとめてみた!でも紹介しましたが、世界一やさしい問題解決の授業は2007年に発売されているにも関わらず、いつまでもランキングに入り続けています。
2位のイシューからはじめよは2010年に出版された本ですが、いまだにベストセラーに入っている本です。犬の道の概念は必見ですね。
イシューからはじめよについては「書評「イシューからはじめよ」要約まとめ:犬の道を避ける方法は?」で解説しています。問題解決の本について知りたい方はこちらをどうぞ。
Amazonのランキングに入り続けているから必ずしも良書ということではありませんが、ずっと売れ続けているということは、ずっと読まれ続けていること。
ずっと読まれ続けるている本は内容が良い良書の可能性がかなり高いです。
Amazonの中古価格が下がらない良書の証
また、ランキングが下がらないのと同様に良書を購入するときに気づいたことがあります。
それは、Amazonの中古の値段もなかなか下がらないということです。
2016年に発売されて1年半が経過しているライフ・シフトという本も、2018年7月現在で1330円もするのです。
大体1年〜2年位たったら半額になるのが中古本ですが、良書の場合は人気があるので値段が下がりにくいのです。
それにしてもライフ・シフトがいまだに高いのって凄いですよね…。
ライフ・シフトも2016年に出版された本ですが、まだ価格が高いのは、それだけ需要があるということです。
内容は重厚すぎてまとめきれていませんが、「書評「LIFESHIFT」100年時代の対応策を要約してみた」で解説しています。興味がある方はどうぞ。
良書とは?私が思うオススメの良本まとめ
良書との出会い方は下記のとおりです。
- 学びたい分野に詳しい人に聞くこと
- Amazonで売れ続けている本
- 中古の値段が下がっていない本
本当は、おすすめの良書はあなたの趣味趣向にあったものを自分で選ぶことが一番だと思います。
しかし、それでも、「おすすめの良書を具体的に知りたい!」という方もいると思います。
おすすめの良書は下記でまとめて紹介しておりますので、よろしければご覧ください!
良書との出会い方を学び良本と出会おう!
忙しい現代人にとって良書と出会うことはとても大切なことです。
時間がない中でも良書を読むことで、最新情報を学ぶことがもちろん、自分が知らなかった考え方に触れるキッカケにもなりますし、自分が行動する時に背中を後押ししてくれます。
私は、良書との出会い方を知ることは、現代に生きる人たちにとって絶対に必要だと思います。
なぜなら、今は色々なメディアがあり情報も溢れています。
一つ一つの情報を見る時間的な余裕も無く、仕事も忙しい現代人にとって、短期間で効率的に学ばなければ、いくら時間が会っても時間が足りないからです。
時間がいくらでもあったら、良書なんて選ばないで片っ端から本を読んで学びたいですよね
【良書とは】良書の意味と出会う方法・おすすめ良本まとめ!を解説しました!
良書に出会うなら読書会もおすすめです。東京で読書会を開催していますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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