英HSBCで1万人の大削減?銀行は国内も海外も厳しい時代

「利益が2兆円もでているHSBCがリストラ?」

「銀行が厳しい時代にできることって何かな?」

はっきり言って銀行は国内外問わず厳しい時代と言わざるをえません。

というのも、利益が2兆円のイギリス大手銀行であるHSBCでリストラが検討されています。

対象は最大で1万人ほどで、唯一の赤字地域だった欧州でのリストラを行うそうです。

マイナス金利や貿易摩擦などの影響により、金融機関を取り巻く働き方は大きく変化しています。

これからの時代は銀行員であっても、一生安泰という時代はなくなり、労働市場での価値を上げるように努力しなければいけません。

今回はHSBCのリストラから学べることを解説したいと思います。

この記事で学べることは?

  • HSBCのリストラの実態が学べる
  • HSBCのリストラの原因が学べる
  • 国内外の銀行が厳しい時代に銀行員がどうすべきかが学べる
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英大手のHSBCが1万人の人員削減を検討中?

イギリス大手の銀行であるHSBCホールディングスでも1万人ほどリストラがされるようです。

英大手銀HSBCホールディングスが最大1万人の人員削減を検討していると報じた。世界の従業員約23万8000人の4%にあたる。

引用:日経新聞

日本でも三菱UFJやみずほが人員削減をすることを発表しております。

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今度は、イギリス大手の銀行の人員削減の発表ですから、金融機関はどの国でも厳しいのだということが分かります。

HSBCがリストラする原因は?利益2兆円企業が人員削減する理由?

HSBCグループの税前利益は、なんと約2兆円です。

つまり、非常に好調な時にも関わらず、欧州の1万人を削減することが分かります。

HSBCがリストラする原因は一体何なのでしょうか?

それは、唯一の赤字地域である欧州の立て直しでしょう。

18年12月期はグループの税引き前利益198億ドル(約2兆1000億円)の約9割をアジアで稼ぐ半面、欧州は前年に続き主要5地域で唯一赤字が続いた。

引用:日経新聞

欧州は非常に厳しい経営状態が続いています。

マイナス金利と貿易摩擦で経営自体のスリム化が余儀なくされているのです。

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう

マイナス金利「実は日本よりも多くの国が導入済み」

日本でも近年マイナス金利が導入されましたが、欧州でも多くの国がマイナス金利を導入しています。

マイナス金利が導入された結果として生じるのは銀行の利益が減少することです。

銀行の最も稼げるビジネスモデルの1つに融資があります。

融資は、幅広い人々から集めた預金を、必要な企業や個人に貸し出すことで利ザヤ得るビジネスモデルです。

例えば、預金の金利が1%で、融資の金利が5%であれば、差し引き4%の利ザヤが得られるというわけです。

銀行にとって融資とは、物を作るわけでもなく、何かを発明するわけでもありません。

圧倒的な信用から、右から左にお金を移すだけで、莫大な利益が得られるドル箱ビジネスモデルだった訳です。

そのビジネスモデルですが、政府の金利が低くなればなるほど、融資で設定できる金利も低下していきます。

政策金利が1%程度なのに、法外な金利で融資をしているとなれば、政府の政策に反していると指導が入る可能性があるからです。

さらに、マイナス金利が導入されれば、融資のビジネスモデルが崩壊します。

マイナス金利により、貸し出しの金利がほぼゼロになれば、預金の金利もほぼゼロとなり、利ザヤが生まれるどころか、預金を管理維持する費用で赤字になるからです。

また、融資というビジネスモデルに依存した経営は、

  • 支店を増やしすぎる
  • 人員を増やしすぎる

というムダが多い経営をする傾向が強いです。その結果、銀行はコスト高な経営にもなりがちです。

マイナス金利により、「融資ビジネスで稼げなくなったこと」と「コスト高な経営」が重なり、赤字を計上してしまうのです。

貿易摩擦により世界的な不景気が銀行を直撃

米中貿易摩擦は、日本だけでなく世界各国で不安定な経済を生み出しています。

不安定な経済になれば、その分だけ企業の経済活動にも悪影響を及ぼします。

なかには貿易摩擦の影響で、取引ができなくなる企業も出てくるでしょう。

当然、貿易摩擦の影響は、企業の売上が下がることにつながります。

不安定な情勢への危機感から投資を渋る企業もでてくるからです。

企業の売上が下がり、投資を渋ると、融資しにくくなり銀行の業績にも影響がでます。

このように、米中貿易摩擦による打撃は非常に難しい問題であり、特にHSBCはアジアで約9割の売上を上げているHSBCには厳しすぎるでしょう。

もしも米中貿易摩擦が加速した場合、中国などのアジア諸国が貿易摩擦により取引ができなくなったりすれば、HSBCの売上が減少することは確実です。

HSBCは利益が出ている好調な時期から経営のスリム化を図っていると言えるのです。

HSBCのリストラ「銀行員も労働市場で価値を上げる時代」

2兆円もの利益を出しているHSBCの人員削減から読み取れることは、今後の銀行業界は厳しいということです。

2兆円の利益も出しているHSBCでさえ、欧州が赤字ということでリストラを検討しています。

では、銀行が厳しい場合、銀行業界で働く人はどのようにすれば良いでしょうか?

それは、労働市場での価値を高めておくことです。

銀行に勤務することはいままでのように勤めていれば一生安泰というような時代ではなくなります。

今後はマイナス金利・貿易摩擦だけでなく、RPAやコストカットなどの影響により、不要なものはガンガンリストラされてしまう時代です。

そんな時代の銀行員は、労働市場における価値観を引き上げておかなえれば、「不要なもの」と認められてしまい、リストラの対象となる可能性が高いのです。

労働市場での価値を上げるには下記のことがおすすめです。

・仕事に打ち込み実績を出す

・英語を勉強して海外で働けるようにする

・ボランティアや副業などを通してマーケティングや運営の知識を学ぶ

労働市場での価値の上げ方に関しては下記の記事で解説しています。

興味がある方はどうぞ。

Link;労働市場

HSBCのリストラから学べることは?

HSBCのリストラから学べることは下記のとおりです。

  • マイナス金利で銀行の経営は総じて厳しい
  • 欧州は唯一の赤字地域でリストラの対象になる
  • 利益が出ていても銀行はコストカットする時代となる

銀行に勤めれば一生安泰という時代は昔のことになります。

銀行員でも労働市場での価値を上げるために、絶えず努力が求められる時代になるのです。

非常に厳しい時代ではありますが、なんとか生き残っていけるようになりたいですね。

以上、英HSBCで1万人の大削減?銀行は国内も海外も厳しい時代を解説しました。

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