「インデックスファンド投資を始めたいけど、おすすめの本ってないかな?」
「インデックスファンド投資が詳しく説明されている本ってないかな?」
インデックスファンドを長期投資しようと考える方は、インデックスファンドの本を絶対に読むべきです。
長期投資を始めると長い投資期間の中で評価損が出る可能性もあり、精神的に辛い時もあるでしょう。
そんな時に、インデックスファンドの長期投資についての本を読めば、長期投資に対する考え方や、長期投資が良いという根拠を再び思い出させてくれます。
つまり、感情的な判断にならずにインデックスファンドの長期投資を成功させる確率が高まるのです。
今回はインデックスファンド投資に読書がオススメな理由と、オススメの本を紹介します。
この記事で学べることは?
- インデックスファンド投資のオススメ本を読むメリットが学べる
- インデックスファンド投資のオススメ本がわかる
- 長期投資に心が折れそうな時の感情の立て直し方がわかる
目次
インデックスファンド投資のオススメ本を読むメリットは?
相場で損が出ても感情的な判断を我慢できる
インデックスファンドの長期投資では、自分の資産を長い時間市場に置いておくことになります。
長期間市場においておくと、大暴落を経験する時があるかもしれません。
長期間コツコツ積み立てた資産1000万円が、大暴落になり100万円のマイナスになった時を想像してみてください。
投資が嫌になって売却したくなりますよね?
インデックスファンドのオススメ本は、感情的に判断を下すのを止める効果があります。
平均に回帰するという特性を教えてくれ、長期間投資をする優位性を語りかけてくれるのです。
損切りをして売却し、損を確定させるまえにインデックスファンドのオススメ本を読めば、感情的なブレを投資に影響させる可能性が減るでしょう。
長期投資こそが初心者に最適だという証拠を思う存分掲載
インデックスファンドのオススメ本を読めば、インデックスファンドへの長期投資の優位性がたくさん書いていあります。
コスト、税金、複利効果、分散。あらゆる面においてインデックスファンドの長期投資が最適であると書いてあるのです。
そして書籍だからこそ、揺るぎない事実がたくさん書いてあります。
長期間の指標とインデックスファンドを比べていたり、アクティブファンドと比べていたりと、あらゆる観点から事実に基づいてインデックスファンドの長期投資がいかに優れているのかが書いてあるのです。
投資初心者の方がインデックスファンドのオススメ本を読めば、圧倒的な事実に裏打ちされたインデックスファンドの長期投資に自信がつきます。
自信がつけば、それだけ長期投資をする意欲が湧きます。その結果として長期投資を成功させやすくなるんのです。
インデックスファンドの長期投資におすすめの本は?
それでは、インデックスファンドの長期投資にオススメの本は何なのでしょうか?
今回は、投資が盛んであるアメリカの古典的で長年に渡って読まれ続けた名著や、インデックスファンドを世界で初めて作った、バンガードグループの創業者の著書を紹介します
ウォール街のランダムウォーカー
ここの章だけ、作者の思いが詰まっていてクッソおもしろい。
“死ぬよりも惨めなことは、貯えを使い果たした後も生き続けなければならないことなのだ。” – “ウォール街のランダム・ウォーカー…”
— 読書人📖インデックスファンド注入中 (@studytokyo3) 2018年11月17日
ウォール街のランダムウォーカーは1970年代に発売された、インデックスファンド投資における教科書的な位置づけの本です。
あらゆる投資手法と比較してインデックスファンドがいかに素晴らしいのかということが書いてあります。
いまだに改訂版が4年に1度更新されています。最新の投資手法の評価は必見です。
インデックス投資家は改訂されるたびに読んだほうが良いでしょう。
ゾクゾクしますね…
“こと投資に限れば、「最大の敵は自分」ということが多いのだ。” – “ウォール街のランダム・ウォーカー
— 読書人📖インデックスファンド注入中 (@studytokyo3) 2018年11月17日
「ウォール街のランダムウォーカー」あらすじ
1973年の初版以来、全米累計150万部を超え、投資の名著として絶賛されるベスト&ロングセラー、A Random Walk Down Wall Streetの最新邦訳がいよいよ登場。
本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなもの。なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、明確なデータを示して論じている。過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは、読んでいて痛快かつ明快である。
硬派な内容でありながら、数式はほとんどなく、グラフや表を多用しており、初心者にも理解しやすい。間抜けなテクニカル分析手法や、チューリップからITに至るバブルの話など、読み物としても面白く読める。引用:Amazon
敗者のゲーム
「敗者のゲーム」読了
■投資が勝者のゲームから敗者のゲームに移行したのは、プロが増えたから。
■インデックスファンドに勝る投資は少ない
■手数料に気をつけろ証券投資に関わる人は読んでおいたほうが良い一冊。ただ、難しいと感じる表現もあったり、自分の事情とは関係ない文章もある。
— 読書人📖インデックスファンド注入中 (@studytokyo3) 2018年11月23日
敗者のゲームという本のタイトル由来は、投資が勝者のゲームから敗者のゲームになったということ。
元々の投資というのは、値上がりをする素晴らしい株について他者を出し抜いて探し当てるというゲームだったため、卓越したスキルを持つものが勝つという勝者のゲームでした。
しかし、インターネットやテクノロジーの発達により、情報に差がなくなり、市場での売買の量も格段に増えていきました。
その結果、S&P500などのベンチマークは、専門家たちの売り買いで形成された究極の指数となっているのです。
そのため、飛び抜けた銘柄を見つける勝者のゲームを行うのは難しく、安定して市場平均に利回りを近づけていく、失敗が失点に繋がる敗者のゲームになったというのです。
敗者のゲームは失敗が失点につながります。
そのため、敗者のゲームにおける最良のプランは、市場のベンチマークと同じ推移を目指して運営する低コストのインデックスファンドなのです。
これを読んだ人は、長期的にインデックスファンド投資を行うための力強い信念を養うことができるでしょう。
「敗者のゲーム」あらすじ
投資で成功するというのは、難しい証券分析などの専門知識や経験を身につけることではなく、ましてや短期的に市場を出し抜こうとすることでもない。市場平均利回りを上回る(=市場に勝つ)ことがきわめて難しくなった今、最も簡単かつ結果の出る方法は、インデックス・ファンドを活用することである。全米累計100万部を超えるロングセラーの最新版。プロ・アマ問わず幅広い投資家に向けたメッセージとして、時代を超えて読み継がれる運用哲学のバイブル。
引用:Amazon
インデックス投資は勝者のゲーム
“投資家は、経費率をファンド選択の第一の基準とすべきである。” – “インデックス投資は勝者のゲーム…”著者: ジョン・C・ボーグル
経費率こそがファンド選びで最も重要な件。
— 読書人📖インデックスファンド注入中 (@studytokyo3) 2018年11月24日
投信業界にはBIG3と呼ばれる会社があります。ブラックロック、ステートストリート、バンガードです。
現在米国のインデックスファンドの総資産の8割はこの3社が運用していると言われています。
その中でも、バンガードは世界ではじめてインデックスファンドを開発した会社です。
インデックス投資は勝者のゲームを書いているのは、バンガードの創業者であり、インデックスファンドの生みの親でもある、John Bogleなのです。
いかにインデックスファンドへの投資が素晴らしいのかという観点で書かれた本は、インデックスファンド投資をこれからはじめる方にとって、最高の指南書になります。
とくに、バンガードがリサーチしたデータに基づいたインデックスファンドの優位性が、グラフとしてわかりやすく、余す所なく掲載されています。
これからインデックスファンドを始めようと思う方、すでに始められている方にも非常におすすめな本です。
「インデックス投資は勝者のゲーム」あらすじ
インデックスファンドに特化したポートフォリオこそが、株式市場のリターンから公平な分け前を効率的かつ確実に獲得する唯一の投資戦略である。この戦略はウォーレン・バフェットも支持するもので、彼はボーグルについて次のように語っている。「アメリカの投資家にもっとも貢献した人物を称えるための像を建てるとしたら、ジョン・ボーグルが選ばれることは疑いのないことだ。ボーグルは数十年にわたり、コストの極めて安いインデックスファンドに投資するよう投資家たちに呼びかけてきた。そして、今日、何百万もの投資家たちに貯金するよりもはるかに大きなリターンを獲得できることを知らしめたことを知れば、彼も満足するであろう。ボーグルは彼らの英雄であり、そして私にとっても英雄なのだ」
引用:Amazon
インデックスファンド投資おすすめ本は長期投資がつらいときに再読しよう
インデックスファンドの投資のオススメ本を紹介してきましたが、1回読んだら終わりではなく、常に読めるようにしておいた方が良いです。
投資は長く苦しい戦いです。市場相場が変動し、元本割れが起こり、悲しくなるときは多々あります。
大暴落を経験したら、5年〜10年、場合によっては20年以上、含み損が消えないかもしれません。感情的にパニックになって資産を売却してしまうと、損失が確定してしまいます。
耐えるか、売却するかを決めなければいけません。
感情がパニックになって資産を売却したくなったら、上記の3冊のどれか1冊でも手にとってください。
長期的にインデックスファンド投資を行うことの優位性がここまで書かれた本です。
パニックになったあなたの感情を落ち着かせ、冷静な判断ができるようにしてくれるでしょう。
感情は損をする可能性を高めてしまいます。詳しくは下記をご覧ください。
インデックスファンドの長期投資において発生する、パニックの処方箋には上記の本が一番です。苦しくなったら、この3冊の本を読んで、自分の感情を立て直しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コストが安いネット証券は投資の利益が出しやすい?
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投資講座第6回:利率を優先する?元手を増やす?結局は入金力がすべて
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投資講座第8回:ETFでもインデックス投資できるけどどちらの方がおトクなの?
投資講座第9回:投資は計画がすべてと言っても過言ではない!資産運用計画の立て方とは?
投資講座第10回:銘柄選びよりも大切なのは株式と債権の比率?資産配分の考え方とは?