「ロジカルシンキングの効率的なトレーニング方法ってないかな?」
「ロジカルシンキングのトレーニング方法ってどういうものがあるの?」
ロジカルシンキングのトレーニングってよくわからないですよね。
講座に行けばロジカルシンキングは学べますが、実際に使えるようになるまでは実践が必要です。
私もロジカルシンキングの講座を受けたり、書籍を数冊読んできました。
しかし、結論から言えば、講座や書籍を何冊読もうが、ロジカルシンキングを実際に使えるようにトレーニングするには実践しかありません。
泥臭く考えた時間こそが、ロジカルシンキングのトレーニングにはもっとも効果的なのです。
実際に私がロジカルシンキングのトレーニングになったなと感じたことは、
- 本を読んで、考える材料を仕入れ、良質なロジックに触れること。
- 孤独になって思考をして、考えを紙に書いたこと
- 副業を始め、戦略を練り続けたこと
上記のことから、日常的にロジカルシンキングを鍛える方法を考えて見ました。抽象的ですが、その方法は下記の通りです。
- ロジカルシンキングのフレームワークを知る
- ロジカルシンキングを実行する(目標を持つ・紙に書く・アウトプットする)
- 良質なロジカルシンキングを見て自分の不足点を把握する
- 孤独になり考える時間を増やす
今回は、私が苦労して鍛えてきたロジカルシンキングを効率的に鍛える超簡単な方法をまとめて解説します。
この記事で学べることは?
- ロジカルシンキングのトレーニング方法が学べる
- ロジカルシンキングを鍛える上で注意点が学べる
- ロジカルシンキングをトレーニングする具体例が学べる
目次
ロジカルシンキングトレーニング前に「フレームワーク」を知ろう
ロジカルシンキングのトレーニングをする前に、ロジカルシンキングのフレームワークを知らなければ、鍛えることができません。
ロジカルシンキングのフレームワークとは、野球でいう素振りであり、武道でいえば型そのものです。
フレームワークをしっかりと学ばなければロジカルシンキングのトレーニングは不可能なのです。
書籍で学びたい方は「ロジカルシンキングや問題解決が学べる本【私のオススメ決定版4選】」にてロジカルシンキングを学ぶのにオススメの本を紹介しています。
また、「ロジカルシンキングを簡単克服?フレームワーク3選【三角ロジック・結論・分解】」では簡単にロジカルシンキングのフレームワークを解説していますので興味がある方はどうぞ。
ロジカルシンキングを日常的にトレーニング方法
ロジカルシンキングは日常的にトレーニングしなければ、すぐに衰えてしまいます。
日常的にトレーニングする方法は、考える時間を増やすことです。
ロジカルシンキングを実践することにより、鍛えることが可能なのです。
ロジカルシンキングに取り組む時間を増やす「目標を持って生活すれば解決」
スポーツをする人、副業をする人は、うまくいく為に考えている時間が多いので、ロジカルシンキングが鍛えられやすい環境にいます。
ただし、スポーツや副業でも圧倒的な作業量勝負とだけ考える人はロジカルシンキングのトレーニングになりません。
仕事やスポーツに目標がない人は、改善策をロジカルに考える癖がないため、ロジカルシンキングを鍛えられません。
日常的にロジカルシンキングで考える時間を増やすように心がけましょう。
ニュースを見てロジカルシンキングに分析する
多くのアプリでニュースが配信されているので、そのニュースを基にして、ロジカルシンキングで考えましょう。
ニュースを分析する時には、下記のことを考えてみましょう。
- 原因は何か?
- 影響は何か?
この二つだけを分析するだけで、原因を分析する力と、仮説を立てる力が身につきます。
例えば、「【70歳定年】70歳まで継続雇用が努力目標に?個人の対策まとめ」という政府のニュースがありましたが、原因と影響を考えると下記のようです。
- 原因:少子高齢化により社会保険費用が不足する・労働力不足の解消
- 影響:死ぬまで働く世代の増加・定年延長
こんな感じで、一つのニュースから原因と影響を考えることができます。
原因と影響を考えられたら、検証してみるとさらに良いでしょう。
原因は正しいのか?影響は正しいのか?と検証すれば、自分のロジカルシンキングが正しかったのか間違っていたのかを判断できるので、結果的にロジカルシンキングがかなり効率的に鍛えることができるのです。
「結論→何故ならば」と結論から話すようにする
日本語の特徴ですが、重要なことを最後に持ってきて話す流れになっています。
ロジカルシンキングを意識せずに日本語で考えるとダラダラと理由を述べて、何が言いたいのかわからない文章になってしまいます。
実際に、理由が長すぎる文章や理由が長すぎる会話は聞いていても意味のわからないものが多く、何が言いたのか良くわからない文章になってしまいます。
ロジカルシンキングを行う場合は、「結論→理由」という順序で話すようにしましょう。
結論から先に述べれば、少なくとも自分の主張を相手にわからせることが簡単にできます。さらに結論から述べた場合、理由が短くなることも多いので、相手に伝わりやすい文章になりやすいからです。
「理由なんて思いつかないよ…」と思って、結論から述べることが実践できない方もいるでしょう。
実際に私も理由から考えられませんでした。結論から述べるようにしただけで、理由を考える癖が身につき、理由を考えることができるようですよ。
ものごとや事例を種類ごとに分類する
ものごとや事例を種類ごとに分類する方法は共通点を見つけるトレーニングです。共通点を見つけることは抽象的思考のトレーニングです。
抽象的思考や具体的思考は、考える際に非常に役に立つ思考法の一つです。
具体的な思考では判断ができないことも抽象的な思考だと判断できるものが増えたりします。
日常的にものごとや種類を分類するようにしておくと抽象的思考や具体的思考をトレーニングできるのでおすすめです。
頭で考えたことを紙に書く「紙に書くとロジカルシンキングのトレーニングになる」
人間が考えている思考の大多数は漠然と考えているものが多いです。
漠然とした考えは分析し、因果関係を考えるのには不向きなので、ロジカルシンキングには向かないでしょう。
漠然とした考えというのは、「形容詞」「副詞」「感嘆符」などの言葉が入っている言葉です。
大きさで考えてみると、「大きい」と考えるよりも、「◯メートル」などの数字で表す方がより具体的になるので、分析しやすい言葉です。
感情についても同じことが言えます、頭で考えたことを紙に書いていないと「なんとなくムカつく」「なんとなくかなしい」など、「なんとなく」で判断してしまい、因果関係が明確になりません。
紙に書くことにより、ムカついた原因や、かなしい原因などを明確にできるので、思考の整理にもなるのです。
頭で考えたことを紙に書くとわかりますが、自分が正しいと思っていることでも、理由を説明できないことが多々あります。
紙に書くことはロジカルシンキングのトレーニングに非常におすすめなのです。
紙に書くのに抵抗がある人はPCやスマホに入力しても良いでしょう。自分の思考を書く習慣が大切なのです。
自分の考えをロジカルシンキングでアウトプットする
ロジカルシンキングは考えているだけでは実践できません。考えていることと同様にアウトプットする習慣を持つことが大切です。
アウトプットをする過程で自分の意見の中で筋の通らない文に気づく時があります。
これはアウトプットとして、発信する側に立たないと気づかないことが多く、インプットをしたり、自分の頭の中で考えるだけでは見落としてしまいがちな部分です。
アウトプットはSNSで発信してもOKですし、ブログに書いてもOKです。戦略などをアウトプットする場合には上司に見てもらうでもOKです。
とにかく人に見られる場所にアウトプットすれば、自分のロジカルシンキングの欠点に気づくことになるので、結果的にロジカルシンキングのトレーニングにつながるのです。
良質なロジカルシンキングを参考にしよう「良いトレーニングは良い見本から」
ロジカルシンキングの日常的なトレーニング方法を説明してきましたが、それと同等に大切なことは良質なロジカルシンキングに触れることです。
良質なロジカルシンキングに触れるというのは下記のことをいいます。
- 本を読む
- 論文を読む
- ロジカルシンキングな人と会話する
また読書すると自分の考えを持ち魅力的な人にもなるでしょう。
自分の考えを持つ方法は「【自分の考えがないと一生養分】自分の考えを持つ方法まとめ」でまとめています。
どうしても、本が読めない人や、ロジカルシンキングな人と会話したいなぁと思う方は、読書会に参加すると良いでしょう。
ロジカルシンキングの超簡単なトレーニング方法は「孤独になる」
考える時間を確保しなければロジカルシンキングを鍛えることは難しいです。
考える時間を確保する最良の方法は孤独になることです。孤独になれば、暇なので、いろいろなことを考えてしまいます。
孤独になることで、考える時間が増えれば、結果的にロジカルシンキングを簡単に鍛えられます
ただ、孤独になっても、ロジカルシンキングのフレームワークを学んでいない場合や、ロジカルシンキングをアウトプットしていない場合は、ロジカルシンキングを効果的なトレーニングになりません。
間違っても良いので、自分で考えた意見をどんどん発表して、ロジカルシンキングをトレーニングしていきましょう。
ロジカルシンキングのトレーニング方法まとめ
ロジカルシンキングのトレーニング方法をまとめると下記の通りです
- ロジカルシンキングのフレームワークを知る
- ロジカルシンキングを実行する(目標を持つ・紙に書く・アウトプットする)
- 良質なロジカルシンキングを見て自分の不足点を把握する
- 孤独になり考える時間を増やす
上記のことを日常的に行えば、ロジカルシンキングをトレーニングできるでしょう。
以上、ロジカルシンキングを日常的にトレーニング「目標・読書・孤独でOK」を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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