「出世欲がないけど良いのかなぁ」
「出世欲は強くないんですよね」
出世欲がないことに対して問題視している人もいれば、「旦那の出世欲がない」というのが嫌だと思う人もいます。
中には「出世欲ないんです」と言っている人もいますが、そういう人に限って出世に関してはギラギラしていて、隠すために「出世したくないんですよね」的な発言をしているケースもあります。
正直に言えば、出世って責任と年収のバランスだと思うんですよね。
年収が上がらないけど責任だけ増える出世なんて必要ないし、責任よりも年収の方が高いならバランスが良いので出世を希望する人も増えるでしょう。
まさに出世欲がない働き方というのは今風な生き方だと思います。
今の世の中、出世したら年収が上がって生活の質も向上するという簡単な図式で考えることができなくなっています。
出世をしても年収が上がらず、生活の質が向上しないということもあるのです。
出世欲がない人は仕事以外にも大切にしている価値観があります。しかし、出世をしても幸せにならないと言って甘えになってしまう場合、将来的には今以下の生活になる可能性もあるのです。
今回は、出世欲のない若者について、出世欲のない原因や対策について解説したいと思います。
目次
出世欲が無いのは責任だけ増えて年収が上がらないから
出世を目指す最大の理由は年収アップでしょう。
なかには会社で規模の大きなことをしたいと考えている人もいるかもしれないですが、年収が伴っていない仕事は誰もやりたいとは思わないため、出世をする理由とは、年収のためであると言えます。
最近は正社員の年収も上がりにくいとはよく言われていますが、顕著なのは出世しても上がらない年収です。
残業代がカットされたり、年収の伸びが悪くなっている上司たちを見ていると、出世しても責任しか増えないじゃないか!と言う話はよく聞きます。
実際に年収は上がったけれども、その分残業が増えてしまい、プライベートを犠牲にしていることもあるのです。
もはや「何のために働いているのか…」という状態になりますよね。
年収に見合っていると思える出世なら良いかもしれません。
しかし、大抵の出世というのは年収よりも責任の方が重くなるようなものが多いのです。
出世欲がないのは残業するよりも自分の時間を大切にしたい
出世するために必要なことは会社への貢献でしょう。
つまり、会社のためにどのくらい時間を使い、どのくらい貢献したのかということが求められます。
出世欲がある人は、会社のために時間を使うことが多いです。
出世欲がない人の時間の使い方は?
出世欲がない人は会社のために時間を使いません。
何に使うのかというと、
- 家族との時間
- 趣味の時間
- 自分のビジネスを持つ時間
このように、自分の人生のために時間を使うこともあるでしょう。
意識して時間を使わないと甘えになる
「出世を目指さなければ、自分の人生が豊かになるじゃん」と考える人もいるかもしれません。しかし、それは一部正しくて一部間違っています。
暇な時間が増えれば増えるほど、意識して時間を使わなければ「何も生み出さない時間」となります。
- ぼーっとテレビを見る
- スマホでゲームをする
- なんとなく漫画を読む
このように、何も生み出さない時間を日々使っている場合は、ただの時間の浪費となります。
はっきり言って何も生み出していないので、時間を浪費するなら、強制的に働いていて給料を得た方がまだマシでしょう。
時間を浪費している様を見て、「若者は甘えている」と言われているだけなのです。
また、出世欲がある人の中には、家族のために出世をして年収を上げて豊かな生活を送らせたいと考える人もいるでしょう。そういう人も自分の時間を大切にしている人です。
家族のために出世を目指していない限りでは、出世欲がない人の方が自分の時間を大切にしているのです。
会社での出世欲よりも自分のビジネスを持ちたい
会社での出世のために働く時間は、会社を大きくするための時間です。会社のための時間ということになります。
それとは逆に、出世欲がない人は自分のビジネスを大きくすることを頑張っている人もいます。自分のビジネスのために時間を費やし、自分のビジネスから収入を得るのです。
褒められた話ではないでしょうが、年収に釣り合うようなギリギリのラインで仕事をして、業後に元気一杯に自分のビジネスに取り組む人もいるでしょう。
まぁ、個人的には仕事も頑張って、自分のビジネスも頑張れば2倍成長できるので、市場価値が上がるとは思うんですけど…。
自分のビジネスを持つことについて頑張っている人の話を聞いてみると、
- 何があっても収入源が途絶えないようにするため
- 会社を辞めたいときに辞めるため
- 会社を辞めて自由な時間で家族との時間を過ごすため
などの理由があります。
昔は出世さえすれば年収も良かったです。景気が良い時期は就職先も多数ありましたが、現在は昔ほど恵まれてはいませんからね。出世しても市場価値がなければ転職すらできないでしょう。
さらに、自分のビジネスを持って生きている人をたくさん見かけることがあり、フリーランスという生き方も普通に認められつつあります。
その結果として、出世に興味がなく、自分のビジネスを持つことを頑張る人もいるのでしょう。
出世欲で家族をないがしろにした結果の孤独な未来
出世はすればするほど会社のことに手一杯になり、時間がなくなります。
その結果として、家族と過ごす時間はかなり少なくなるでしょう。
家族はずっと一緒にいる人たちであり、世界で一番大切な人間関係でしょう。
何かあっても支えてくれるのは家族だけです。血で繋がっている家族はなかなか切れないものですよね。
しかしながら、家族との時間を大切にしない場合、当たり前のように家族から嫌われてしまうでしょう。
一番大切にしなければいけない家族という存在をないがしろにする悪影響はあなたが定年退職をした後にやってくるのです。
定年退職をした後に待ち受ける男性の悲惨な生活の中に、熟年離婚があります。
これは、男性が仕事にかまけて女性を大切にしなかったゆえに、男性が家にいることを疎ましく感じて引き起こされる社会現象だと思います。
家族を大切にしなかったことにより、子供たちもあなたには見向きもしてくれなくなるでしょう。
出世欲にまみれた結果、孤独な生活が待っている可能性があるのです。
出世欲だけが全てではない
出世欲が湧かないと思う人がいます。
旦那の出世欲がないのが辛いと感じる人もいます。
しかし、出世欲があったとしても幸せになれないのが今の時代です。
出世欲がなければ、
- 自分のために時間を使える
- 家族のために時間を使える
ということで、自分の人生を豊かにすることが可能でしょう。
ただ、出世をしなくても良いと思って普通に暮らしているだけだと、今以下の生活になることは確実です。
なぜなら、今後は今以上に税金や社会保険料が取られていく羽目になり、手取り年収はガクッと下がるからです。
生活のクオリティを、今以上に下げないためには、出世欲がなくても、副業したり、投資をして、自分の収入源を増やすことが必要になるでしょう。
出世欲がなくても幸せになることはできるのです。
以上、出世欲がない人を見ていて大切にしたい価値観が学べる件について解説しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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