「お金がない…」
「生活が苦しい…」
現状で生活が苦しい人はこれからますます苦しくなるかも知れません…。
こんな経済的な話ばかり書いて、誰か読みたいのかな?と思いますが、嫌なことに直視しないのも良くないですからね…。
「これから生活がますます苦しくなる理由と改善する方法」について書いておきます。
親世代と同じ生活は不可能「生活は少しずつに苦しくなる」
「私は生活が苦しくないから大丈夫」と思っている方もいると思いますが、生活は少しずつ苦しくなっています。
特に、20代・30代の若い人は親世代と同じような生活を送ることはもはや不可能に近いです。
なぜ、「20代・30代の人は親世代と同じような生活を送るのが難しいのでしょうか?」
人口が増えない→景気が回復しづらい
20代・30代の人が親世代と同じような生活がおくれないのは人口が増加しないからです。
人口が増えないと、景気に対してかなり悪影響が出てしまいます。
人口減少の問題点をまとめてみた
- 消費が落ち込む➔経済が回らない➔給料がダウン
- 倒産する企業が増える
- 結婚できない人が増加する(給料もダウンし、相手も総数が減るから)
- 家やマンションに空室が出てしまう…
- 地方自治体の維持が難しい(利用者いない+税金が回ってこない)
参考[人口減少の問題点まとめ]今後稼げる仕事を人口から考えてみた
ちなみに、日本は、2005年から人口が減少傾向に入っています。
日本では人口減少により、内需が減少します。国内だけで企業が稼ごうと思うと難しくなってくるのかも知れ前sん。
現状の生活を更に苦しめる「賃金の是正」
内需が減少するので、海外で仕事を行ったり、売上が上がらないので海外の方を雇うことで人件費を抑えることが考えられます。
こういった動きをグローバリゼーションと呼ぶことができます。
グローバリゼーションの結果起こるのは何でしょうか?
それは「賃金の是正」です。
賃金の是正とは安い労働力と高い労働力があれば、徐々にその間の価格帯にシフトしてくることです。
日本と他国では、まだまだ給料に差があります。
現在であれば、日本人のほうが優秀だと考えられているので、日本だけで生産している製品も多くあると思いますが、ベトナムの方も勤勉で優秀だと聞きますし、中国人の方が日本人よりもはるかに優秀だと聞くこともあります。
現状の生活が更に苦しくなるのは「生涯賃金の減少」
現在の、平均的な正社員の生涯賃金は、2億7590万円だそうです。
しかし、派遣社員の生涯賃金はこれよりも更に低くなります。
今は、派遣率が高くなっているのが問題であり、国が無期雇用の制度を導入しようとしています。
更に、終身雇用制度が崩壊・リストラ問題・派遣切りなど、労働については多くの問題があります。
生涯賃金は今後ますます減少していく可能性もあるのです。
苦しい生活の結果「日本の幸福度は異常に低い」
現状の苦しい理由を、「人口減少」「グローバリゼーション」「生涯賃金の減少」から説明しました。
「それでも、私は幸福だし」
と考える方もいると思いますが、日本は幸福度が異常に低い国だと言うのはご存知でしょうか?
下記は、2012年5月23日の幸福度調査の転載です。
経済協力開発機構(OECD)は23日までに、各国の国民の幸福度を測定する「より良い暮らし指標」の最新版を公開した。日本はOECD加盟国など36カ国中21位で昨年の19位から後退した。「仕事と生活の調和」や「生活満足度」の評価が低迷したことが響いた。日本は仕事と生活の調和の評価が34位。週50時間以上働く人の割合が高く、1日の中で余暇や睡眠、食事などに使う時間が少なかった。生活の満足度も27位と低水準にとどまった。一方で、犯罪に巻き込まれる確率が低いとして「安全」は1位。「教育」は2位で、学歴や読解力が高いとされた。
仕事と生活の調和が取れていない…要は働きすぎです。
ちなみに、世界幸福度ランキング2017の順位だと下記のとおりです
日本だが、ロシアの49位より低い51位。しかもG7の最下位、OECD加盟35カ国の27番目。かつては、「Japan as Number One」などと担がれた時代もあったが、経済感覚や生活意識から見れば、日本は幸福な国ではないと実感せざるを得ないのだろうか。
こんなに豊かだと思っていたのに幸福度が低いなんて…
生活をこれ以上苦しめないためには「発想の転換が必要」
生活も苦しくて幸福度も低い日本。その日本においてどのように改善すればよのでしょうか?
それは、時代に合わせて「お金に関して発想の転換をしていく」ことです。
お金に関して発送の転換をしていくというのは一体どういうことなのでしょうか?
苦しい生活を改善するには5大支出の発想の転換が必須
5大支出というものをご存知でしょうか?
5大支出とは「存命期間の中で最も多い支出のベスト5」のことだそうです。
こちらの平均もあわせて見てみましょう。
5大支出の平均
- 住宅:5600万円
- 車:2000万~4500万円
- 保険:1500万円
- 教育費:800~2000万円(一人当たり)
- 老後資金:3000万円
合計すると1億2900万~1億6600万円になるそうです。この5大支出をどれだけ発想の転換できるのかによって、将来の生活の苦しさが変わります。
下記に5大支出の発想の転換の例を書いておきます
5大支出の発想の転換の例
- 住宅:地方都市の安い家を買う(どこでも働けるようになる)
- 車:都市部の人は所有しないので不要
- 保険:なるべく入らないか、最低限の保険にして資産運用する
- 教育費:子供が借りることを検討するか、その分稼ぐ
- 老後資金:毎月10万〜15万入る仕組みを20代から真剣に考える
つまり、発想の転換は「いかに支出を抑えて、いかに稼ぐのか」ということに終止すると思います。
生活は苦しい状況だけど稼ぎ方は複数ある
リスクを分散するには、稼ぎ方をいくつも持つと良いと思います。
参考フリーランスのリスクに備える!リスクのポートフォリオ分散とは?
今の世の中稼ぎ方はいくらでもあります。
しかしながら、稼ぎ方を見つける前に、読書をすることが大切だと思います。読書をすることにより、どのような業態が理想的なのかを自分の頭で考えることができるようになるからです。
まずは、稼ぎ方の前に読書習慣を身に着けましょう。
貴重な20代だって知ってる?20代を無駄にしない情報はしっておこう?
>>【20代でやるべきこと】後悔しない生き方を目指す必読記事23選
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