「いろいろなところで積立投資のメリットってなに?」
「積立投資をはじめて実際にどんなことを実感するの?」
資産運用で一番簡単にはじめられるのは積立投資でしょう。
月100円から少額でスタートできるものや、ポイントで投資できるものも増えてきました。
しかし、投資となると、実際にはじめるのって怖いですよね。
投資が怖いなと思う方のために、今回は、積立投資を実際に始めたときの気持ちを思い出して、積立投資を実際に感じたことを話してみます。
目次
積み立て投資って不安…でも、そんな気持ちはすぐに解消される
私も、投資する前は非常に不安な気持ちでした。
資産が下がったら?投資した瞬間にマイナスになったら?と考えると投資が怖くなり始めます。
実際に投資を始めたとき、少額ではありましたが、10%ほど資産がマイナスになりました。
少額だから良いけど、もしも100万投資してたら、10万円も減っていたんだな…と考えると、「なんてもったいないことしたんだ…」と当時はガッカリしたもんです。
しかし、積立投資をしているときに、相場が下がるということは、安いときにたくさん購入できるということと同じです。
自分が100円で購入したものが、次の月に50円で購入できるようなものなのです。
そのため、相場が下って資産がマイナスになりましたが、積立投資をやめずにいたおかげで、市場がプラスになったときには、マイナスを帳消しにできました。
ゼロサムゲームでの投資の場合は、難しいかもしれませんが、インデックスファンドでの投資であれば、超長期的に積立し続ければ、いずれプラスにすることができるのです。
積み立て投資の時間の分散を実感
毎月積立投資をすることは、時間の分散をしているのと同様です。
分散投資は、福利効果を狙う意味でも非常に重要です。
むしろ、分散投資ができていない場合は、長期的な投資をしても複利効果を得ることは難しいでしょう。
毎月の積立投資をはじめた場合、毎月の投資で、時間の分散が勝手にされます。
さらに、積立投資では、毎月の積立額も自分で決められます。
- 相場が上がった時:投資額を減らす
- 相場が下がった時:投資額を増やして大量に購入する
こう言った調整ができるのも、毎月積立投資することの優位性ですよね。
積立投資を行えば、資産を堅調に成長させることが可能なのです。
積立投資で日々の節約の大切さを実感
積立投資で、一歩投資の世界に入ってみると、今までのお金の使い方について見直すキッカケになります。
何気なく食べているものや使っているものも、投資に回せれば、資産として増える可能性がでてきます。
しかし、ただ消費するだけであれば、何も残ることがなく、資産が増えることもありません。
人を喜ばせるために使うお金の使い方は、消費をしても思い出が残るので素晴らしいと思いますが、仕事道具でもない、自分が欲しいだけのガジェットに消費するのは、はっきり言ってお金の無駄でしょう。
本当に買わないといけないのであれば、購入すれば良いのでしょうが、買わなくて良いのであれば、もっと良いお金の使い方があるはずです。
積立投資を初めて、気軽に投資の世界に入った私は、お金の使い方に厳しくなったことで、節約の大切さを実感しました。
例え、投資をして儲からなかったとしても、この感覚を掴めたのは長期的見れば、かなり有意義なことだと思います。
積立投資も販売手数料が無料のものを使えば手数料はそこまでかからない
積立投資を行う時に一番懸念していたのが、投資信託を購入した時にかかる、販売手数料と運用管理費用です。
- 販売手数料:投資信託購入時にかかる手数料
- 運用管理費用:投資信託預ける時にかかる手数料
「手数料=悪」だと感じていた自分にとって、この手数料の存在がどうしてもネックで、なかなか投資に踏み出せませんでした。
しかし、NISAやiDeCoなどの制度を真剣に調べはじめてから、販売手数料がかからない投資信託のラインナップが多いということに気づきました。
さらに、インデックスファンドの優位性や、運用管理費用を安く抑えているファンドの存在などが明らかになるにつれて、実際に投資してみようと思ったわけです。
運用管理費用が安いものを中心に投資をしているので、手数料について気になることはないです。
私は、楽天証券で投資をしているので、楽天のポイント還元1%良くなったり、クレジットカードで購入すれば投資信託の購入額から1%が還元されるなど、「運用管理費用をこれでペイできているんじゃないの?」と思うものが盛りだくさんなので、手数料については特に気にならないです。
NISAやiDeCoであれば、キャピタルゲイン課税の控除や所得控除にもなりますので、運用管理費用よりもメリットが大きいと思っています。
積立投資を長期的に行えば福利効果に期待が高まる
積立投資をしてワクワクしていることがあります。それが複利効果の存在です。
実際に複利効果を得るのは、かなり先ですが、長期的に保有してコツコツ入金していくことは決めているので、あとは長期的に複利効果が出るかどうかを待つのみです。
複利効果は資本金が少なくても効果を得ることができます。
長期間保有できる個人投資家ならではの強みを生かして、ほったらかし投資でコツコツと運用していければと思います
アインシュタインが、「最も偉大な発見は複利」と発言したことで有名な複利効果について
積立投資をはじめて実感したことはかなり有意義
積立投資をはじめてみて、投資をするのはかなり有意義だなと実感しています。
お金に対する考え方が変化し、無駄なお金を使わなくなったことも、長期的に見ればかなり有意義でしょう。
最後に積立投資で最も痛感したことを話して終わりにしたいと思います。
積立投資をはじめるとプラスになることもあれば、マイナスになることもあります。
冒頭で10%資産が下がったけど、少額だったとお話ししましたが、もしも資産が10%上がった時に少額しか投資をしていなかったらどうでしょうか?
少額しかできなかったのは、投資が初めてで、不安があったからでもあります。
しかし、投資に慣れていても、毎月の入金額が少額しかできなかったら意味がないですよね。
積立投資をはじめると、年収を上げることに対して、かなり意欲的になります。
実際に年収が高ければ、その分だけ投資に回せるお金が増えるので、資産が上がる時はかなりの利益を出すことができるのです。
もちろん、マイナスが出る時も、かなりの額のマイナスを出すことになるかもしれませんが、かなりの額のマイナスが出たとしても、年収から考えた比率が少額であれば、全く問題はないでしょう。
というよりも、長期的に保有することを決めていれば、少しのマイナスがでても、プラスになるまで耐え忍んでいれば良いだけですからね。
積立投資を初めて、一番実感したのは年収を上げたいと思えたことです。
この向上心の高まりこそが、積立投資を初めて実感した最高のメリットだなと実感しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コストが安いネット証券は投資の利益が出しやすい?
投資信託は実質コストが安い方が複利効果によって利益が出しやすいです。
実際に1000万円を元手にコストが年率0.2%と年率0.6%では、30年後に400万円以上の違いが出ることもあります。
賢く投資をするなら、実質コストが安い証券口座がオススメ。
特に、楽天証券とSBI証券は両社とも日本国内では優れたネット証券です。証券口座開設が無料であり、自宅で手軽に開設できます。それぞれに下記のような特徴があるので、二つの口座を開設して持っておくのが良いでしょう。
▼楽天証券「ポイントがえげつないほどたまり二重で投資できる」
実質コストを下げるならポイント還元が1%されたり、他にもポイントが溜まってポイントで投資ができる楽天証券がオススメです。
- 楽天カードで溜まったポイントでポイント投資が簡単にできる!
- クレジットカードで毎月5万円の積立投資で最大500P!
- 楽天市場での購入が+1%還元される楽天SPUの仲間入りも!
▼SBI証券「海外ETFでのインデックスファンド投資は最安」
インデックスファンドを国内ではなく海外のETFを購入したい方や、100万円以上の資金を定期的に積立たいという人は、SBI証券が最もおトクに投資できます。
- 海外ETFを購入は0.45%で楽天証券・マネックス証券と同じですが、100万円以上購入時の為替手数料が安い
- 海外ETFにも定期買い付けサービスあり。ほったらかし運用も可能
- インデックスファンド以外にも投資をしたい人はSBI証券がオススメです
「資産形成がしたい…」
年金問題や老後に危機感を感じるサラリーマン向けに、インデックスファンド投資講座をWeb上で開催中
インデックスファンドの特徴は手堅く資産を築くこと!
投資講座ガイダンス:サラリーマンに投資がオススメな理由?投資のメリットは稼げるだけじゃない!
投資講座第1回:投資の種類を理解しよう!リスクが高いものから収益性の高いものまで完全網羅!
投資講座第2回:サラリーマンにはインデックスファンドが圧倒的にオススメな理由
投資講座第3回:インデックスファンドとアクティブファンドってどっちの方が稼げるの?
投資講座第4回:長期的なインデックスファンド投資を行う理由は複利にあり!!
投資講座第5回:長期的に手堅く稼ぐのに絶対に欠かせない分散投資って何?
投資講座第6回:利率を優先する?元手を増やす?結局は入金力がすべて
投資講座第7回:インデックスファンド積立投資を初めて気づいたこと
投資講座第8回:ETFでもインデックス投資できるけどどちらの方がおトクなの?
投資講座第9回:投資は計画がすべてと言っても過言ではない!資産運用計画の立て方とは?
投資講座第10回:銘柄選びよりも大切なのは株式と債権の比率?資産配分の考え方とは?