書評「SHOE DOG」要約:ナイキ創業本?フィル・ナイトの自伝

NIKEと言えば誰もがご存知のスポーツブランドですが、そのNIKEの創業者のフィル・ナイトが描いた本といえば、今回紹介するSHOE DOGです。

SHOE DOGは重厚なボリュームではありましたが、創業者のストーリーが余すところなく書いてあり、とてもおもしろい本でした!

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ナイキ創業の本であるSHOE DOGがオススメな人

  • スポーツが大好きな人
  • NIKEが好きな人
  • 自分で起業したい人・若しくは起業している人

ナイキ創業はオニツカの代理店としてハッタリから始まった

創業者のフィル・ナイトはオレゴン大学を卒業して、スタンフォード大学のMBAを取得。その時に、スポーツシューズが大好きで、MBAの最後のプレゼンではスポーツシューズの経営戦略を話したほど。そのフィル・ナイトは日本のスポーツシューズメーカーであるオニツカが大好き。

卒業旅行で世界一周をする時に、ハワイによった後に、日本に行く。日本に行った理由は、大好きなオニツカのシューズをアメリカでもらう権利を得るためでした。

オニツカの人々は北米のマーケティングをしたかったので、嬉しそうに受け入れたと言いますが、その時に「あなたの会社は何ていう会社ですか?」と言われ、その時にフィル・ナイトはまだ会社を創業していなかったですが、ブルーリボン社と適当にでっち上げたのだそうです。いわばハッタリから生まれたという…。

こうして、オニツカを売る代理店のブルーリボン社(NIKEの前身の会社)がスタートしました。オフィスは実家の倉庫。こういう点はGoogleとかAppleとかとも同じですよね。

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セールスではなく信念で靴が広がっていくことがナイキの創業秘話

代理店というとシューズを売り込まないと行けないと思われるかもしれませんが、フィル・ナイトは売り込みとかの営業とは違うと言っています。それは自分に信念があり、その信念を広げていったからです。

フィル・ナイトはこのように書いています

私は走ることを信じていた。みんなが毎日数マイルを走れば世の中はもっと良くなると思っていたし、このシューズを履けば走りはもっとよくなうと思っていた。この私の信念を理解してくれた人たちが、この思いを共有したいと思ったのだ。信念だ。信念こそは揺るがない

引用:SHOE DOG

実際にフィル・ナイトは最初オレゴン大学の恩師である米国をオリンピックに何度も導いたバウアーマンにタイガーを見せると、日本から買い付けた12足が完売しパートナーシップにまで発展したのです。

それだけでなく、友人のまた友人へと口コミで広がっていったり、メールオーダー式のビジネスが自然に始まったと言われています。これは信念が広がった結果、モノが広がっていったのでしょう。

ナイキ創業して拡大路線であっても就職したフィル・ナイト

興味深かったのが、創業をして確実に大きくなっていくブルーリボン社ですが、先の見えない未来を考えた結果就職しているという点です。

本書の中ではお金が無いときの苦しみが沢山書いてあり、純資産の不足が破綻の主な原因であるとも書いています。

本業を持つことにより、自分の純資産を安定させることができるので、安定した気持ちで経営ができたというような感じで書かれていました。

普通は創業したら二度と雇われには戻りたくないという方が多いですが、フィル・ナイトは安定した経営の為に必要であれば、就職したほうが良いと考えていたのでしょう。

その際の記述としては「自分の気持を押し殺して正規の会計士になった」と書かれています。

ナイキ創業者フィル・ナイトは本から経営を学んでいる

本を読まないで経営しているとか考えられないという話を聞いたことがありますが、フィル・ナイトも経営知識については本を参考にしたと書かれています。

私は大将、侍、将軍などについてできるが限りの本を読んだが、中でも夢中だったのは私にとっての英雄3人、チャーチル、ケネディ、トルストイの伝記だった。暴力は全く好まないが、極限状況でのリーダーシップについては興味があった。戦争は究極の極限状況だが、ビジネスもある意味で戦争だ。ビジネスは銃弾のない戦争だと誰かが言っていたが、私も同感だ。

引用:SHOE DOG

この読んだことを踏まえて、自分の部下との接し方に取り入れたりしていたそうです。

ナイキ創業本にはこぼれ話は盛りだくさん

他にもNIKEのマークであるスウィッシュの誕生秘話や、エアジョーダンの誕生秘話、上場の時の話など、多くのこぼれ話がたくさんあります。

起業や創業を目指している人が是非とも読んでおいた方が良い本だなと思いましたので、一度目を通して見ると良いかもしれません。