「副業はじめてみようかな…」
「サラリーマンが副業をする方法ってどうやればよいのかな?」
働き方改革により副業が解禁されました。
70歳定年がリアルになってきた今だからこそ、副業をして収入源を作っておこうと考える人も多いのではないでしょうか。
サラリーマンが副業をはじめようと思うと、
- 会社への副業バレが気になる
- 実際にどのように副業をはじめて良いのか分からない
といった不安があると思います。
実際に私もサラリーマンだった時に副業をはじめた時は、
- どのように副業をはじめて良いのか?
- 副業を始める前に知っておいたことは何か?副
- 業バレは大丈夫なのか?
とかなり心配になりました。
今回は、私が副業を始める前に知りたかった副業のはじめ方についてまとめましたので、解説します。
目次
サラリーマンは副業をはじめる前に「お金の稼ぎ方の種類」を学ぼう
世の中では多くのサラリーマンがすでに副業を始めています。しかし、ハードワークをしてお金と時間だけを消耗し、副業を途中で諦めてしまうサラリーマンがいるのも事実です。
ハードワークをして辞めていく副業サラリーマンの特徴は「お金の稼ぎ方」に関して不勉強だった点です。
お金の稼ぎ方には大きく分けて2つのパターンがあります。2つのパターンを熟知し、どちらの稼ぎ方が自分適しているのかを見極める必要があるのです。
お金の稼ぎ方は、下記の2パターンです。
- 時間を切り売りして得る収入
例:サラリーマン、バイト、雇用されて働く収入
つまり、自分が働かないと収入にならない - 仕組みから得る収入
例:投資、不動産、ブログ、メルマガ、お店を経営して任せるなど
つまり、自分がその場に行かなくても収入が入る
さて、当たり前ですが多くのサラリーマンは昼間は仕事をしています。大体のサラリーマンが行っている仕事は、自分がその場に行かないと収入が入ってきません。
つまり、時間を切り売りして収入を得ていることになります。
時間を切り売りして収入を得ているサラリーマンが、副業をする場合、時間の切り売りで収入を得る仕事を選ぶと、二重で時間を切り売りすることになります。
つまり、人生の大半が仕事となり、ハードワークになり激しく消耗するのです。
当然、「来月のお金が足りないから、短期的に稼ぎたい!」という場合には、時間を切り売りする副業がオススメです。
一方で、仕組みで収入が入る副業を行えば、仕組みを作るまでは死ぬほど大変です。
しかし、仕組みが出来上がってしまえばメンテナンス程度で収入を得られるので、人生と仕事のバランスが取りやすくなります。
サラリーマンは副業を始める前に業界選定が非常に重要
副業での収入の入り方で時間を切り売りしてサクッと稼ぐのか、仕組みを作って長期的に稼ぐのかを決めたら、副業する業界を決めます。
業界とはマスコミとか広告とか金融とか不動産とかの業界のことです。
業界は大きく分けると8種類に分けることが出来ます。
- メーカー
- 商社
- 小売
- 金融
- サービス
- マスコミ・広告
- ソフトウエア・通信・IT
- 官公庁・公社・団体
インターネットでの転売は商社に近いでしょう。
最近流行りのブログは、自分のメディアを作っているので、マスコミなどの広告になります。
投資系は金融系に当たる物が多いでしょう。
業界選びは短期的な収入を稼ぎたい方には不要かもしれません。短期的な収入の場合は時給が高い仕事を選び、短期的に働けば良いからです。
長期的な収入を稼ぎたい方には業界選びはとても重要です。新卒の入社のときと同じ様に業界選びを間違えてしまうと、将来的な収入の伸びが期待できないばかりか、収入が安定しない可能性が高いからです。
業界の決め方については色々な方法があります。
個人的におすすめなのは「自分の好きなこと×収入の安定性×将来のニーズ」で決めることです。
- 自分の好きなこと
継続して取り組むことができるか - 収入の安定性
好不調の波が少なく、一定の収入が入り続けるか - 将来のニーズ
将来的に無くならず、収入の伸びも期待できるか
好きなこと、安定性、ニーズの3つのバランスが大切で、どれか1つでも欠けてしまうと長期的に稼ぐことが難しくなります。
特に好きなことだけで副業を選んでしまい、安定性やニーズを無視している結果、稼げる分野にいない方も多く、収入が得られない副業を行っている人も少なくありません。
就職活動では、かなり慎重に業界を選ぶ人が多いのに、副業になると適当に選んでしまう人がいるのは、どうなんでしょうね…。
「好きなことだと稼げる業界ではないなぁ…」と悩む人も割といます。
おすすめは、稼げる業界に自分の好きなことを絡められるように工夫することです。
自分の好きなことと嫌いなことを明確にして、好きなことにつなげられないか考えたり、嫌いなことは外注化することを検討すると良いでしょう。
例えば、副業でブログをやりたいけど、記事を書くのが億劫という人は、クラウドソーシング系のサービスを使えば外注化が可能です。デザインが好きな人は、デザインだけを行うように工夫できれば問題ないでしょう。
サラリーマンは副業をはじめる前に「やる理由」を明確化しよう
副業をやるならハードワークは必須です。そのため、やる理由が明確になっていないと副業自体を途中で諦める可能性が高いです。
- 特に仕組みから収入を稼ごうとする場合は最初の1年〜2年くらいは収入にならないことが多い
- ハードワークに耐えられなくなり辞めてしまうケース
私の経験的にも結果が全く出ない時期でも、経済的な勉強を行っていたことで副業を継続できました。
副業を始める前には、副業をやる理由を明確にしておくと良いでしょう。
「副業をやる理由を考えても明確にならない…」と思う方は、やりたくないことリストを作ってみると良いでしょう。
やりたくないことリストは将来的にやりたくないことを書き出すリストです。
やりたくないことリストの作り方は下記の記事からどうぞ。
▼副業をやる理由を明確にする理由まとめ
- やる理由が明確でないと途中で諦める可能性が高い
- 副業をやる理由を明確にするならやりたくないことから考えてみましょう
サラリーマン副業を始める前に「副業の時間・資金を確保すべし」
サラリーマンの副業で上手くいかない最大の問題は副業に使える時間・資金がないことです。
業界も決めて、やる理由も明確になったとしても、副業のために使う時間がないことでは、副業がうまくいくことはないでしょう。
1万時間の法則を知っていますか?プロと言われるレベルに達するには大体1万時間がかかります。
サラリーマンで副業のために時間を確保していない場合、1万時間なんて到底達成することが難しいでしょう。
副業を始めるために時間を確保できるように工夫することが重要です。
また、時間だけでなく資金を確保することも重要です。
副業も形態によっては資金はそこまでかからずに始めることができます。
それでも、毎月最低1万円くらいは、自己投資に当てると良いでしょう。
自己投資におすすめなのは本と実際に稼いでいる人に会うことです。なかなか実際に稼いでいる人と会うことは難しいですが、本くらいは最低でも買ったほうが良いでしょう。
というのも、サラリーマンが副業をやるときにサラリーマン的な思考法は邪魔になります。言われたことをやっていれば給料が入ったサラリーマンと違い、副業は自営業です。
副業に必要なのは、人にうまく使われる能力ではなく、経営者マインドです。
経営者マインドを学ぶには、実際に稼いでいる人と会うことや、本で学ぶことです。自伝などを読めば経営者の考え方を学ぶことができます。非常に有意義でおすすめです。
実際に稼ぐ人に会うこともおすすめです。ただ、サロンや、セミナーに行くのも否定しませんが、バランスを意識してください。
サロンや、セミナーだと、孤独が紛れるため、精神的に追い詰められることは減ります。しかし、孤独にならない場合、経験的に作業量が減ってしまう可能性が高いです。作業量が減ると副業で稼ぐことが難しくなるでしょう。
本を読み、実践することの繰り返しこそが、副業でうまくいく最大のオーソドックスな方法だと思います。
自営業と孤独のバランスについては「自営業が孤独を克服する方法【意外に孤独が一番つらい】」で解説しています。孤独を克服するのは意外に大切ですので、興味がある方はどうぞ。
▼副業を始める前に時間・資金を確保する理由まとめ
- 時間:忙しいと後回しになりがち、1万時間かけなければ副業で成功できない
- 資金:ダブルワークは忙しいので、広告や外注などでブーストをかけることが重要
サラリーマンはとにかく副業を始めてみよう
これまで準備したことをまとめると下記のとおりです。
- お金の稼ぎ方を学ぶ
- 副業に取り組む業界を自分の好きなこと×収入の安定性×将来のニーズで決める
- 副業をやる理由を明確にする
- 副業に使える時間・資金を確保する
ここまで準備したら、副業を実際にはじめてみましょう。
副業は実際にやってみると失敗の連続です。しかも失敗しないと学べないことがとてもたくさんあります。
また、副業バレが気になる方は「【副業】サラリーマンの副業バレの原因は?簡単な6つの対策を解説」をどうぞ。副業バレの原因から対策までまとめてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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実際に副業をして独立までした私の体験を元にして副業のリアルを解説中です。
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