【思考停止の改善方法】思考停止の特徴から厳選した効果が高い4つの防ぎ方?

脱!思考停止状態!!

「思考がとまっている…」

「あの人なにも考えられてないよね」

思考停止状態になっている人は、思考停止をどの様に解消すれば良いのかわかっていません。

私も怒られたり、不安になったりして思考停止状態になることは結構ありましたが、その度に本を読んだりしても答えが書いてあるのは少なかったです。

経験的に言えることは、思考停止状態を解決できないと、考えて行動できないのでまた同じミスを繰り返してしまいます…。そしてまた怒られるという悪循環になってしまいます。これは、恐らく、みなさん経験があると思います。

今回は、「思考停止を改善・解消する方法」について私の実体験をもとに書いてみました。

思考停止状態は本当に根っこが深い問題ですよね

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思考停止状態の原因を再び考えてみましょう

思考停止状態になる原因ですが、主に4つほどありました。

思考停止状態になる原因

  • 思考の型を知らず思考停止状態:考え方がわからないので思考が止まってしまう
  • 好奇心が湧かず思考停止状態:「なぜ?」問いかけることができずに思考が止まってしまう
  • 不安や自信のなさで思考停止状態:なにをしても失敗してしまうと思い思考がとまってしまう
  • ストレスで思考停止状態:思考をする意欲がなくなり思考が止まってしまう

思考停止状態になる原因は上記の4つであり、これら以外には思考停止状態はないと考えます。

つまり、この4つの原因全てを改善できる方法があれば、思考停止状態は解消できるわけです。

思考停止状態の原因についてさらに詳しく知りたい方は「あなたの思考は停止状態?思考停止状態に陥る4つの原因?」もおすすめです。よろしければどうぞ。

思考停止状態の解決策とは?

思考停止状態の原因から考えると、思考停止状態の解決策は主に4つあります。

思考の型を学ぶ「思考のフレームワークを学びましょう」

思考のフレームワークを学ぶことによって、考え方の基礎身につける事ができます。

考え方の基礎を身につけることができれば、思考の仕方が分かるので、わけも分からずに思考停止になっている人も、思考停止の状態から抜け出して、自分で考えることができます。

思考のフレームワークに分類されるもので、最低限知っておいたほうが良い3つの型は「ロジカルシンキング・PDCAサイクル・MECE」です。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングとは簡単に言えば、論理的に考える方法です。

思考停止状態になっているひとは、思考の型の基礎であるロジカルシンキングをみにつけていません。そのため、思考が進み出すことができずに思考停止してしまうのです。

ロジカルシンキングとは「命題を与え、主張と事実と理由付けを明確分けて考える方法」です。

ロジカルシンキングができない人だと、主張・事実・理由付けが明確に分かれていません。

自分が「リンゴを食べたい」と言っても、事実や理由付けを考えることができないので、「りんごが食べたい、だってりんごが食べたいから」と意味のわからない思考になってしまいます。

この結果、自分でも訳が分からなくなり思考が停止して動けなくなってしまうのです。

ロジカルシンキングを学ぶ場合におすすめなのは本でしょう。

PDCAサイクル

PDCAサイクルとは、問題解決をする上で必要になる思考方法です。

思考停止になっている方は問題解決の思考法であるPDCAサイクルという考え方ができていないので、なにを取り組んでよいのかわからなくなっています。

計画を立てることができなければ、どのような行動をとってよいのか分かりません。また、検証することができなければ、どのような改善をしてよいのかがわかりません。つまり、身動きが取れない状態=思考停止状態になっているのです。

PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(改善)という一連の流れのことを言います。

問題解決については、PDCAもありますが、下記の本もオススメです。

ロジカルシンキングって何?問題解決って何?って方にオススメの本は「ロジカルシンキングや問題解決が学べる本【私のオススメ決定版4選】」で紹介しています。興味がある方はどうぞ。

MECE

MECEとは漏れなく・ダブりがない状態のことを意味します。

MECE(ミーシーもしくはミッシー、Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略)とは、「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」を意味する言葉である。 要するに「重複なく・漏れなく」という意味である。

引用:Wikipedia

思考停止になってしまう人は、計画をたてることができません。計画をたてることができないひとはMECEができないので、計画を達成するために必要なことを考えることができないのです。

モノゴトの構成要素を考える時に漏れがあっては、モノゴトを成立させることができません。また、ダブりがあることで、無駄も生じてしまいます。そのためMECEという考え方はとても重要なのです。

MECEについては「ロジカルシンキング克服する基礎3選【三角ロジック・結論・分解】」で詳しく紹介しておりますので、よろしければご覧ください

好奇心を沸かすために「本を読み・付き合う人を変化させましょう」

思考停止状態に陥ってしまう原因の一つに、好奇心が湧かないということもあります。

好奇心がわかなくなってしまう原因は、自分の知識不足や周りの刺激がないことです。

圧倒的な知識を入れて好奇心の種を増やす

知識不足を解決する方法として、多読乱読という方法が効果的です。

多読や乱読をすることにより、自分自身が全く興味を持てない分野や、今まで読んだことがない分野の本も含めて読書することにより、沢山知識を入れることができます。

ベースとなる知識を沢山入れることが出来れば、自ずと「なぜこうなるんだろう?」といった疑問が湧いてくることがあります

私も、元々は経済に興味がなかった人間ですが、経済について勉強していくことにより、「なぜこうなるんだろう?」と考えることが増えてきたので、思考停止状態から脱出することができました。

また、好奇心については、下記の記事で詳細に述べています。恐らく下記の記事を読めば好奇心を育てる方法がよく分かるはずです。

好奇心は思考停止状態を解消するのと同時に年収アップにも繋がります。

好奇心を育てる方法については「楽勝に年収を上げるなら好奇心を育てよ!好奇心を育てる方法とは?」で詳しく書いています。興味がある人はどうぞ。

付き合う人を変えることも刺激になるオススメ

周りの刺激がないということについては、自分が普段行かないような場に参加してみると良いでしょう。

勉強会に参加するなどして社外の人と交流することも大変刺激になり、自分の偏見を改めてくれるキッカケになるでしょう。

私も、一人でふさぎ込んでいると、アイデアが浮かばなくなり、「思考停止しているなー」って思うことが多いです。

そのため、日々多くの人に会うようにしており、自分の思考が停滞しているか否かを確認するようにしています

付き合う人を変えると多くのメリットがあります。特に知識が得られること・刺激を受けられることは、付き合う人を変えないと得られないメリットです。

詳しくは「読書会に参加する理由を解説!継続参加して得られるメリットも?」で付き合う人を変えることのメリットを解説しています。興味がある方はどうぞ。

不安や自身のなさの解消「プラス思考と自己肯定感を持つ」

思考停止状態の最大の原因と言っても良いかも知れません。それは不安や自信のなさです。

不安を感じると人は不安に対してくよくよするだけになり、思考停止状態になってしまいます。

不安への対処法は「最悪を想定すること」

多くの人が経験があると思いますが、例えば「テストで悪い点をとりそう」と考えた時にくよくよ考えた結果、勉強をして良い点を取ればよいのに、勉強に身が入らないというような経験があると思います。

不安に対しての対処法は、最悪な状況を想定して受け入れる覚悟を決め、そうならないように全力をつくすことです。

テストで悪い点をとっても「最悪死なない」と思ってしまえば、「じゃあどうすればテストで点をとれるのか?」と冷静になって考えることができます。

これは「道は開ける」でも紹介されていた方法です。

不安に対してくよくよしてしまう人は「書評「道は開ける」要約:皆が読むべき不安解消の方法まとめ!」で解説しています。不安が消えない方にはおすすめです。

自信のなさへの対処法は「できることから始めること」

最悪な状況を想定して受け入れる努力をした結果、不安に対しては対処することができます。

しかし、「私にはできないかも知れない」という自信のない状態になることもあるでしょう。

私にはできないかも知れないと思った時は「できる、できないではなく、やりたいかどうか」でものごとを判断すると良いでしょう。

できるできないで考えてしまうと、大多数の人はできないと考えてしまい思考が停止してしまいます。

できるかできないかで考えたら赤ちゃんも立てなかったでしょう。

やりたいかどうかで考えると、「やりたい」って思うことができ、思考停止状態を少し改善することができます。

やりたいという気持ちができたら、次はどうするのか?

それは、「自分ができることから始める」ことです。

自分ができることをはじめ、できることをちゃんと終わらせることができれば、達成感が生まれます。その達成感が自分の自信に繋がり、「もうちょっとやってみよう」って思うのです。

その積み重ねを行っていくと、積み重なったできたことが「ここまでできたのか!」と自信を与えてくれます。これが自己肯定感というものであり、あなたを肯定する実績ができたのです。

不安を解消し、自己肯定感を得たあなたは、不安や自信のなさで思考停止になりません

この方法は本当に何にでも応用できます。みなさんも是非行ってください。

ストレスには「マインドフルネスで対応する」

ストレスを感じると思考停止状態になってしまいます。

ストレスに対処するにはストレス解消法も効果的です。例えば、カラオケで熱唱したり、美味しいものを食べたり、買い物に行ってストレスを発散しても良いでしょう。

個人的にオススメなのはマインドフルネスです。

そもそもストレスとは、過去の失敗や、未来への不安、周りからの不必要な干渉から生じています。

マインドフルネスとは、「自分の現在に焦点を当てること」です。例えば、呼吸に焦点をあてたり、歩くことに焦点をあてるのです。

マインドフルネスを行うことで、自分の現在に焦点をあてることになり、過去や未来について考えることがなくなり、周りがなにをいっても、ブレない自分の精神状態を作ることができます。

ストレス発散も良いですが、ストレス発散の合間にマインドフルネスをすることで、思考停止状態を解決することができるようになるのです。

マインドフルネスについては「メリットありの超簡単なマインドフルネスのやり方「最高の休息法」要約」でも具体的なやり方を書いています。おすすめです。

思考停止状態を改善しよう

思考停止状態になってしまうと、再び同じミスを繰り返したり、変な行動をとってしまったりと、意味のわからない行動ばかりとってしまいます。

思考停止状態になると仕事でも結果を出すことができませんし、人生を充実させることも出来ないかもしれません。

思考停止状態を解消する方法は下記のとおりです。

  • 思考の型を学ぶ
  • 本を読む
  • 付き合う人を変える
  • 最悪を想定して行動する
  • できることから始める
  • マインドフルネスを実践する

思考停止状態にならないように、自分自身の生活習慣や頭の使い方、時間の使い方も含めて上手く調整することが必要になるのかも知れません。

思考停止状態を脱出しましょう!

思考停止についての本は「書評「思考停止という病」思考停止から逃れる方法とは?」で解説しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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