アメリカでも教育ローンで破産する家庭は5%ほど増えているそうです。
教育ローンのために借金している親はアメリカでも増えているとのこと。どうにかならないのか、奨学金という名のローンで成立しているビジネスモデルは…
Parents are borrowing more money for their kids’ college — and struggling to repay it https://t.co/yE3XpRgs00
— 読書人📖インデックスファンド注入中 (@studytokyo3) 2018年12月2日
実際にアメリカでは過去に比べて教育のローンの金額が6倍です。
日本の子供の教育費は30年で2倍に増加しています。
ちなみに、日本でも奨学金破産者が年々増加しています。
奨学金が原因で自己破産した人は過去5年間で1万5000人になります。
将来かかる教育費について考えないといけんな…。
これから将来にかかるであろう、教育費に関する対策を考えてみましょう。
必要ならローンをしても教育費用払いますよね?
教育ローンを払わないと良い会社に行けないとなったら、我が子可愛さに子供への教育には惜しみなく払いますよね。
我が子は可愛いからお金注ぎ込まないと、良い就職先に行けないって言うなら投資しますよね。
破綻する親の割合は5%くらい増えているらしいですけどね…
— 読書人📖インデックスファンド注入中 (@studytokyo3) 2018年12月2日
子供の教育費用に投資をした理由は数多くあります。
- 学歴が高ければ年収の高い会社に就職できる確率が増える
- 学歴が高ければ社会的な信頼性を身につけることができる
- 良い学校に集まっている質の高い人々と接することで刺激になる可能性が高い
日本であれば、公立・国立・私立の学校があり、日本にいながらにしても英語が喋れるようにインターナショナルスクールに通わせる選択肢もあります。
しかし、良質な学校に入れようと思うと、国立の場合は良いですが、私立の場合は教育費がかなりかかるでしょう。
さらに、地方からの上京の場合は下宿費用もかかります。さらにお金が必要になるのです。
日本では教育費用が30年から約2倍に上昇
日本でも、教育費用についてはかなり厳しい現状があります…。滞納や自己破産も…。
大学の授業料は国公立・私立ともに30年間で約2倍に上昇、さらに子ども世代の「労働(賃金)格差」が大きくなり、奨学金の滞納を余儀なくされるケースも目立つ。
実際に日本でも奨学金が原因での自己破産は増えています。
奨学金にからむ自己破産の背景には、学費の値上がりや非正規雇用の広がりに加え、機構が回収を強めた影響もある。本人らに返還を促すよう裁判所に申し立てた件数は、この5年間で約4万5千件。16年度は9106件と機構が発足した04年度の44倍になった。給与の差し押さえなど強制執行に至ったのは16年度に387件。04年度は1件だった。
借りたお金を返すのは当たり前ですが、奨学金という名でローンを組むことに抵抗感がないのは、はっきり言って異常です。
もはや奨学金を借りることが文化になっています。借金は良くないとは言いつつ、払わないと良い会社に行けないから支払っているという現状です。
将来必要な教育費用の対策は、年収アップか節約しかない
それでは、将来必要な教育費用に対する対策に何ができるのでしょうか?
大学に通わないという選択を選べない以上、対策方法として、年収を上げる・節約をする・投資をするしかありません。
年収アップの方法は?
年収アップは、転職・出世・資格や、副業するなどがあります。
年収アップは一朝一夕で年収を上げるのは難しく、長期的な視点で淡々とやっていくことが必要でしょう。
例えば、長期的な視点で資格を取得するという観点で考えれば、英語が喋れるか否かによって、年収が異なるというデータもあります。
他にも、公認会計士・税理士・弁護士や宅建などの国家資格などもあります。年収アップに使える資格を探してみると良いでしょう。
資格や英語力を磨いて自分自身のブランド力を高めることによって、年収が高い転職ができる可能性も増えるでしょう。
もちろん、副業しても問題はありません。副業はなかなかお金になりませんが、お金を稼げてしまえば、収入源を二つ持っていることになるので、一人ダブルインカムも可能です。
資格・副業も中途半端にやってしまえば、無駄に終わる可能性もあります。
しかし、無駄に終わったとしても、リスクはないので、もしも不安があるなら、今すぐに何かをはじめてみるべきでしょう。
節約の方法は?
節約の場合も、固定費や食費などを工夫して節約していくことで、自由に使えるお金を増やす必要があります。
実際に、携帯代を見直したり、電話回線代を見直すだけでも年間で6万円〜12万円の節約も可能です。子供が2歳くらいの場合は、大学までの16年間で最大192万円程度節約できる可能性もあります。
192万円も節約できたら私立大学の授業料の1年分〜2年分になります。かなり大きいですね。
投資の方法は?
投資の方法は多種多様にあります。FXがあったり、仮想通貨があったり、投資信託があったりと、リスクが高いものもあれば、低いものもあるでしょう。
投資初心者がリスクの高いものに手を出すと、投資額を全部損してしまう可能性が高いです
特に、FXや仮想通貨あたりは経済成長の恩恵を受けるための投資ではなく、完全に勝者と敗者が生まれるゲームなので、投資初心者は控えた方が良いかなと思います。
もしも、勉強してでも投資をやりたいと思うのであれば、つみたてNISAでインデックスファンドをはじめると良いでしょう。
ちなみに、毎月1万円が年利5%で運用された場合、元本180万円が15年で291万円になる可能性もあります。
投資なので元本割れする可能性もありますが、インデックスファンドの場合は、市場の平均リターンを得ることが目的の投資なので、長期的に投資をすれば、経済成長に応じた利益を得ることが可能です。
もちろん、株式投資の場合は短期的に投資をすればするほど、リスクが高くなります。
最低でも15年以上投資ができる場合には候補に入れても良いかもしれません。(逆に3年以内の運用の場合はやめておいた方が良い)
つみたてNISAは800万円までは、売却益に税金がかかりません。長期的に毎月1万円から投資をしていくのも悪い話ではないでしょう。
少なくとも、携帯代を節約したお金を将来の学費のために運用するのは、元々なかった資金を生み出してから、投資して増やすことになります。携帯代で使うよりはマシなはずです。
もちろん、投資は元本割れする危険があるので、勉強することは必須ですが、将来の教育費のために運用するのも検討に入れても良いのではないでしょうか?
教育ローンの対策は早めから行おう!
子供がすでにいる人だけでなく、まだ子供がいない人でも、いずれ子育てをするのであれば、切っても切れない関係にあるのが教育ローンです。
もしも、お金がなければ、教育ローンを借りるか、子供に奨学金を背負わせることになります。
親として、子供に借金を追わせるのは、なるべく避けたいところですよね。
教育費用の対策は、年収を上げるか、支出を下げるかしかありません。
年収アップも、支出を下げるのも、短期的には大したことがないでしょう。しかし、長期的に取り組むことにより、より年収も上がりますし、節約の効果もバカにならないほどのメリットが出てきます。
将来親になろうとか、すでに親になっている人にとっては、「今が良ければすべて良し」ではなく、「将来なことも考えた上で、今も良し」と言うのが、子供にとっての責任の果たし方なのではないでしょうか?
子供の可能性を広げるのは親の財力です。ぜひ、早めからの対策をしたいところですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コストが安いネット証券は投資の利益が出しやすい?
投資信託は実質コストが安い方が複利効果によって利益が出しやすいです。
実際に1000万円を元手にコストが年率0.2%と年率0.6%では、30年後に400万円以上の違いが出ることもあります。
賢く投資をするなら、実質コストが安い証券口座がオススメ。
特に、楽天証券とSBI証券は両社とも日本国内では優れたネット証券です。証券口座開設が無料であり、自宅で手軽に開設できます。それぞれに下記のような特徴があるので、二つの口座を開設して持っておくのが良いでしょう。
▼楽天証券「ポイントがえげつないほどたまり二重で投資できる」
実質コストを下げるならポイント還元が1%されたり、他にもポイントが溜まってポイントで投資ができる楽天証券がオススメです。
- 楽天カードで溜まったポイントでポイント投資が簡単にできる!
- クレジットカードで毎月5万円の積立投資で最大500P!
- 楽天市場での購入が+1%還元される楽天SPUの仲間入りも!
▼SBI証券「海外ETFでのインデックスファンド投資は最安」
インデックスファンドを国内ではなく海外のETFを購入したい方や、100万円以上の資金を定期的に積立たいという人は、SBI証券が最もおトクに投資できます。
- 海外ETFを購入は0.45%で楽天証券・マネックス証券と同じですが、100万円以上購入時の為替手数料が安い
- 海外ETFにも定期買い付けサービスあり。ほったらかし運用も可能
- インデックスファンド以外にも投資をしたい人はSBI証券がオススメです
「資産形成がしたい…」
年金問題や老後に危機感を感じるサラリーマン向けに、インデックスファンド投資講座をWeb上で開催中
インデックスファンドの特徴は手堅く資産を築くこと!
投資講座ガイダンス:サラリーマンに投資がオススメな理由?投資のメリットは稼げるだけじゃない!
投資講座第1回:投資の種類を理解しよう!リスクが高いものから収益性の高いものまで完全網羅!
投資講座第2回:サラリーマンにはインデックスファンドが圧倒的にオススメな理由
投資講座第3回:インデックスファンドとアクティブファンドってどっちの方が稼げるの?
投資講座第4回:長期的なインデックスファンド投資を行う理由は複利にあり!!
投資講座第5回:長期的に手堅く稼ぐのに絶対に欠かせない分散投資って何?
投資講座第6回:利率を優先する?元手を増やす?結局は入金力がすべて
投資講座第7回:インデックスファンド積立投資を初めて気づいたこと
投資講座第8回:ETFでもインデックス投資できるけどどちらの方がおトクなの?
投資講座第9回:投資は計画がすべてと言っても過言ではない!資産運用計画の立て方とは?
投資講座第10回:銘柄選びよりも大切なのは株式と債権の比率?資産配分の考え方とは?