1億円以上持つ富裕層は日本に2.3%!日本では1億円の資産を築けるのか?

1億円以上持つ富裕層は日本に2.3%!日本では1億円の資産を築けるのか?

「お金持ちになりたい」

「富裕層になりたい」

お金持ちになりたいとか富裕層になりたいとかは人間誰しも持っている欲求です。

1億円以上の金融資産を持つ人は富裕層と呼ばれ、日本には100人に2人程度の2.3%しかいないと言われています。

大部分は企業オーナーなので、私には無理かもって思うかもしれません。

しかし、資産割合や富裕層について調べれば調べるほど、「こうすれば富裕層になれるのではないか?」と言ったものが見えてきます。

実際に日本は富裕層の数ではアメリカに次ぐ第二位にランクインしています。これは他の国に比べると富裕層になりやすい条件を満たしやすいということを意味しているのです。

今回は、日本では富裕層になれるのか?と言った点について検証したいと思います。

この記事で学べることは?

  • 富裕層の実情が学べる
  • 富裕層に共通する特徴が学べる
  • 富裕層になる戦略が学べる
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日本では1億円以上持つ富裕層の実情は?

日本の富裕層の割合は2.3%【100人に2人程度】

富裕層とは1億円以上持つ人のことを言いますが、1億円以上の資産を持つ富裕層の割合は2.3%程度です。

この富裕層を測る尺度ですが、下記の資産は除きます

  • 投資用不動産
  • 日常的な消耗品
  • 普段使う耐久消費財

つまり、投資可能な資産を1億円持っているかどうかが富裕層かどうかの分かれ目なのです。

例えば、下記のものが1億円に含まれます

  • 投資用不動産
  • 株式
  • 債権
  • 現金

ちなみに、米国では富裕層のことを「High Net Worth Individual」と呼びます。略してHNWIです。

HNWIは、100万ドル(1million)の人を指す言葉として使われています。

だいたい日本と米国では富裕層とする層は1億円と同じくらいなんですね。

1億円持っている富裕層だからと言ってもリッチじゃない

1億円持っていたら富裕層だし、王様のような暮らしをしているんだろうって思う方もいるかもしれませんが。そんなことはありません。

なぜなら、1億円の投資可能な資産を持っていても、うまく扱えなければ、資産を切り崩して生きることになるからです。

なかには、1億円の資産を担保に借金でレバレッジをかけて不動産を複数購入する人もいるでしょう。

しかし、多くの日本人は1億円持っていても貯金するのがほとんどです。

うまい使い方ができる人であれば、富裕層としてリッチな暮らしができているかもしれません。

しかし、一般人の資産1億円の人は別にそこまでリッチな生活はできません。外車なんて買ったり、家なんて購入したら、それで終了です。

実際に資産1億円の人と接したことがありますが、意外に質素ですよ。

しかし資産1億円の富裕層は人生に余裕がある

1億円を持っていたとしても物質的にはリッチではありません。しかし資産1億円の富裕層と呼ばれる人は人生に余裕があります。つまり精神的にリッチなのです。

本当にお金の悩みから解放されている人って、「良いなぁ」って思えるような精神的に豊かな人はたくさんいますよ。

1億円あれば老後の不安などもないですからね…。

超富裕層は5億円以上から。ウルトラ富裕層は3000万ドル以上から

ちなみに野村総合研究所の研究によると超富裕層は5億円以上からだそうです。

また、あるレポートによるとウルトラ富裕層は3000万ドル以上(30億円以上)だそうです。

ここら辺のレベルになってくると、とんでもなくリッチな人でしょう。

5億円もあったら、年利5%の配当収入だけでも年収2500万円くらいになりますからね。

1億円以上の富裕層の人数は実は増加中。あなたも富裕層になれるかも?

1億円以上の富裕層は、現在増加中です。

World Wealth Reportによると、富裕層の富は10%も増え、人数は160万人増えたと言います。そのうちアジアからの富裕層が70%以上だとも言われています。

もちろん、アジアには日本も含まれています。日本人の方もチャンスがあるかもしれませんね。うまくチャンスを使えればですが。

富裕層にはなれるのか?頑張れば1億円はいける

富裕層の順位から日本はなりやすい位置にいることがわかる

2015年のレポートによると富裕層の人数の順位は下記の通りです。

  1. アメリカ
  2. 日本
  3. ドイツ
  4. 中国

これを見てわかる通り、日本は意外に富裕層になりやすい位置にいるのです。

ただ、富裕層の割合を見ると、上場企業のオーナーなどのアベノミクスの恩恵によるものや相続に夜ものなどが多数を占めているので、やはり努力をして資産を作らなければ富裕層にはなれないでしょう。

日本は現金での富裕層が多い

日本人の富裕層の資産割合を見ると、25%が株式で、46%が現金を持っています。不

動産の資産は8%にすぎません。

日本人は本当に富裕層でも現金を持っていたり預金をしている人が多いですね。ここが、アメリカ人の富裕層との圧倒的な違いでしょう。

アメリカの富裕層の資産は株式が多い

一方でアメリカの富裕層の資産を見てみると、株式が一番多く、債権も多いです。

アメリカは投資大国とも言われており、投資においてポジティブな文化があるのでしょう。

現金は20%です。日本の富裕層の半分しか持っていませんでした。

どの資産が一番影響?「株」

富裕層に「富裕層になるのにどの資産が一番影響したのか?」という質問をしたところ、最も重要だとするのが株式であり、その数53%の人が重要だと言っています。

それと同時に大切なのが、債権・不動産・オルタナ投資・副業という形になっております。

株式投資をしながら、他の収入源を確保することが最も富裕層に近くのでしょう。

日本は富裕層になれるが戦略が必要

日本は富裕層になれる位置にはいますが、富裕層になるにはそれなりの努力が必要です。

起業して独立する

一番は上場してオーナー企業を興すことでしょう。

富裕層の割合で最も多いのが企業オーナーです。その数、全体の33%になります。

またフリーランスとして年収数千万円を稼ぐのも良いでしょう。

ただし、自分の腕に自身がない場合は起業して独立するのは逆にリスキーになりますので、注意が必要でしょう。

本業で年収を上げる

次に簡単なのが本業で年収を上げるということです。

幸運にも日本はサラリーマンの平均年収が割と高い方にいます。欧州諸国には叶いませんが、日本の中でもトップクラスの平均年収の高さです。

さらに、学歴がある程度あったり、資格を取得して年収数千万円を目指せるような職種に転職したり出世をすれば、それだけ給料が増えます。その結果、貯金が溜まっていくことになるでしょう。

事実、現在の富裕層の割合は、

  • 1位:企業経営者が33%
  • 2位:医者で9.5%
  • 3位:地主・不動産オーナーが7.1%

医者が10%程度なのに加えて、経営者・不動産以外でも50%程度の職業があるのです。

フリーランスや会社員でも年収をあげられれば十分に富裕層になれるでしょう。

ただし、学歴がある程度ない場合や、資格取得が苦手な場合は、本業で年収を上げることも難しいでしょう…。

資格で一発逆転もあり得ると思いますけどね。

投資をして資産形成する

投資をすることも良いでしょう。

実際にアメリカの富裕層は株に投資をする割合も多いので、株式に投資をして持ち続ければ、株という資産が成長して、富裕層の仲間入りができるかもしれません。

ただし、投資をする資金がなければ投資をしても意味がありません。

投資をするのにお金がなければ、本業での年収をあげたり、副業を始めたり、節約をしたりして、投資のお金を捻出しないと難しいでしょう。

このように、富裕層になるには何かしらの問題点が出てくるでしょう。

しかし、富裕層になる戦略を構築できれば、20年・30年スパンで見れば長期的に見れば富裕層になるのは難しくないと考えます。

以上、日本では1億円を築けるのかという点について解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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