「70歳まで働くってなったら健康が大切なのかな?」
「健康的に働くために必要なことって何かな?」
健康を損ねたら即貧乏になる時代が70歳まで働く時代です。
日常生活に制限が出るまでの期間を健康寿命と言っていますが、現在の健康寿命の平均は約70歳です。
つまり、70歳まで働く時代になれば健康寿命=働く期間となります。
平均ということは、当然70歳まで健康になれない人もいるわけです。
政府は70歳まで働く時代に向けて、社会制度を変更しつつあります。
70歳まで働く時代に、健康を損ねてしまえば、収入が途絶え、生活費もかかり、金銭的な負担は非常に大きくなるでしょう。
健康を損ねたら即貧乏になる時代となるのです。
今回は、健康を損ねないように70歳まで働く方法について解説します。
70歳まで働く時代は仕方がないと感じつつも、健康寿命=働く期間な状態を見ると、定年後に遊ぶ等ができない。
何もしないまま座して迎えるには最悪この上ない。
何もしないと70歳まで働くのは既定路線だろうな。好きな仕事なら良いけど、嫌な仕事を一生するのは嫌ですね。
— ドク (@studytokyo3) October 31, 2019
70歳まで働く時代は仕方がないと感じつつも、健康寿命=働く期間な状態を見ると、定年後に遊ぶ等ができない。
何もしないまま座して迎えるには最悪この上ない。
何もしないと70歳まで働くのは既定路線だろうな。好きな仕事なら良いけど、嫌な仕事を一生するのは嫌ですね。
この記事で学べることは?
- 70歳定年時代に健康を損ねることのデメリットが学べる
- 70歳まで健康に働けない人が出てくる理由が学べる
- 70歳まで健康で働く方法が学べる
70歳定年は「健康寿命=働く期間」になる
70歳まで定年が延長になれば、健康寿命=働く期間になります。
つまり、健康寿命を伸ばす努力をしなければ、定年退職になった瞬間に病気で寝たきりになる可能性もあるのです。
健康を損ねたら70歳まで働けない
引用:内閣府
日常生活に制限が出るまでの期間を表した健康寿命を見てみると、健康寿命の平均は70歳だということがわかります。
昔だと定年が55歳くらいだったので、健康に気を使わなくても定年まで仕事することが可能でした。
しかし、70歳まで働く時代になれば、健康に気を使わなければ定年まで働けない時代になります。
当然、年齢が上がれば上がるほど、病気になる可能性は増えます。
70歳定年社会になれば、高齢になっても働くことが求められるので、その分だけ病気になる可能性は高いのです。
70歳まで働けないデメリットは意外に多い
70歳定年制になれば、70歳まで働くことが前提の世の中になります。
70歳まで働く時代にしていかないと、社会保障費等の負担が厳しくなると考えている政府は、年金制度や各種保険の対応も変更していくでしょう。
そのため、70歳まで働けないデメリットは将来的に意外に大きくなることが予想できるのです。
私が考えるだけでも、下記のようなデメリットが想像できます。
- 生活費が不足する
- 家族に迷惑をかける
- 人生の充実感は薄れていく
金融庁が以前発表した老後生活費が2000万円不足するというレポートを見ても、70歳まで働けないことでの生活費の不足は簡単に想像できるでしょう。
また70歳まで働く社会は共働きの割合も増えます。
自分で老人ホームの費用が捻出できない場合は、家族に介護してもらう必要がでるため、家族に迷惑をかけるでしょう。
仕事がなくなれば、社会に貢献しているという自負がなくなります。
社会とのつながりがなくなれば、人生の充実感も損なわれます。
健康に気をつけることは、多くの人にとって緊急なものではないですが、70歳までに健康を損ねることのデメリットはかなり大きいのです。
70歳まで健康に働けない人が出てくる原因は?
健康寿命は伸びているとはいえ、やっと70歳を超えるくらいになったというのが現状です。
そのため、70歳定年までになれば、健康に働けない人は出てくることは当然の流れと言えるでしょう。
なぜなら、そもそも健康に気を使っている人の絶対数は少なく、多種多様な健康情報を鵜呑みにし、健康を学んでいる人が少ないからです。
健康に気を使っている人が少ない
厚生労働省が発表している健康意識に関する調査を見ても、普段から健康を意識している人は約半数であり、20代・30代においては45%の人しか健康を意識した行動をとっていません。
おそらく、70歳まで健康で働ける可能性は50%くらいしかいないでしょう。
引用:厚生労働省
健康に気を使っていない原因として知識不足といったことも挙げられます。
そもそも、健康寿命という言葉を知らない人も65%もおり、意味もわからない人も含めると80%になります。
そのため、「健康寿命を伸ばそう」という考えを持っている人自体が少ないのです。
引用:厚生労働省
それでいて、健康に関する不安を持っている人は60%もいます。
健康に関する不安があるにも関わらず、健康について詳しく勉強していないことの表れですね。
引用:厚生労働省
健康に気を使っている人は増加傾向ではあるけど全員ではありません。そのため、70歳まで全員が働く世の中になれば、必然的に働けなくなる人が出てくる
多種多様な健康情報を鵜呑みにしてしまう
残念ながら健康になろうと意識しても健康になれない理由は、多種多様な健康情報を鵜呑みにしてしまうことでしょう。
ご存知の通り、健康情報はテレビや新聞、インターネットなど幅広く公開されております。
下記は2009年から2014年までの健康情報の接触度に関する変化です。
インターネットが爆発的に上昇しているのがよくわかるでしょう。なんと、テレビに次ぐ順位となりました。
インターネットはだれでも発信することができる情報源です。
そのため、インターネットを利用する人自身が情報を取捨選択しなければ適切な情報を選びとることが難しいのです。
例えば、インターネットで情報を検索しても、検索結果には営利目的や書籍販売のサイトがたくさんあります。論文などで証明されていない民間療法を推奨しているページもあったりもします。
適切な医療情報は、かなり根気よく検索しないと出てこないのです。
朝日新聞のコラムでも書かれていますが、インターネットで情報を検索しても、検索結果には営利目的や書籍販売のサイトがたくさんあります。
利益になることだけを下記、都合の悪いことが隠されていたりするため、あてにならないサイトも多いのです。
テレビ・雑誌などのメディアであっても、視聴率を取るために情報が偏っているケースもあるでしょう。
このため、テレビや雑誌だから信頼性が高いということもありません。
個人個人が適切な情報を取捨選択できるように、学ぶ必要があるのです。
70歳まで健康でいるために気をつけること
70歳まで健康でいるためには、健康に気をつけた行動をすること、そして、健康に対して正しい知識を学ぶことでしょう。
健康寿命を短くするのは、生活習慣病です。
生活習慣病とは、生活習慣によって引き起こされる病気のことであり、生活習慣を変えることにより70歳まで健康でいられる可能性はグッと上昇するでしょう。
食べ物に気をつけましょう
生活習慣病は文字通り生活習慣から引き起こされます。
生活習慣病の原因の1つが食べ過ぎや偏食などの、食事の偏りです。
例えば、糖質ばかり食べれば糖尿病になりますし、逆に食事が足りてない場合は栄養失調になるでしょう。
食べ物を気をつける理由は、身体は食べたものでできているからです。
良いものを食べれば、良い身体になりますし、悪いものを食べれば、悪い身体になります。
例えば、たんぱく質は体の器官を作る源であり、なるべく多く食べた方が良いとも言われています。筋肉がつきやすくなったり、髪質が太くなったりするの、大量のたんぱく質を食べると引き起こされる結果です。
また、お菓子ばかり食べるよりも栄養が豊富な食材や魚などを食べた方が、健康になるでしょう。
このように、簡単にでも良いからいつも食べるものに気を使うだけでも健康になれるのです。
運動しましょう
食べ物だけ気をつけたとしても、運動する習慣がなければ、筋肉が衰えてしまい、身体に不都合が生じてしまいます。
筋肉が少なくなると、太りやすい身体になります。足腰の筋肉がなくなれば立てなくなり、握力がなくなれば、即介護になる可能性もあります。
70歳まで働くことを考えると、筋肉をつけておき、介護になる可能性を減らした方が良いのです。
できる限り運動する習慣ができれば、筋肉を維持できますし、何もやっていないよりは衰えるスピードを遅くすることもできます。
仕事が忙しくて運動ができないという人も、
- 歩く時間を増やす
- 筋トレする時間を作る
などして運動する習慣を作りましょう。
本日はジムに行かなかったので、自宅でトレーニングしました。筋トレするのは体だけでなく心のリフレッシュにもなるので、おすすめですね。継続は力なり。
— ドク (@studytokyo3) October 30, 2019
本日はジムに行かなかったので、自宅でトレーニングしました。筋トレするのは体だけでなく心のリフレッシュにもなるので、おすすめですね。継続は力なり
健康情報の選ぶ基準を知る
食事にも気を使い、運動にも気を使ったら、次は健康情報の選び方を知りましょう
インターネットからの健康情報への接触回数が増えれば増えるほど、様々な健康情報に触れることになります。
健康についての知識が不足してしまうと、様々な情報を鵜呑みにしてしまい、むしろ悪化させる原因にもなるでしょう。
健康情報の選び方を知ることで、情報を取捨選択できるようになります。
様々な医療機関の人間が運営している日本インターネット医療協会(JIMA)のサイトによると、インターネット上の情報は下記の要領で取捨選択すると良いとも書かれています。
- 情報提供の主体が明確なサイトの情報を利用する
- 営利性のない情報を利用する
- 客観的な裏付けがある科学的な情報を利用する
- 公共の医療機関、公的研究機関により提供される医療情報を主に利用する
- 常に新しい情報を利用する
- 複数の情報源を比較検討する
引用:JIMA
私自身も健康に関して自分で調べる場合は、可能な限り書籍や論文の情報にアクセスするようにしています。
インターネット上で探す場合にも誰が書いているのか、どういう経歴の人が書いているのかを参考にしつつ、調べるようにクセづけています。
70歳まで健康で働く点についてまとめてみた
70歳まで働く時代になれば、健康寿命=働く期間となります。
万が一、70歳まで働けなくなった場合、
- 生活費の不足
- 人生の充実感の喪失
- 家族への迷惑
など、多くのデメリットを被る可能性があります。
残念ながら70歳まで働く可能性がある20代・30代は健康への意識が低めにあります。
70歳まで働くには身体が資本ですから、健康への意識を高めた方が良いでしょう。
70歳まで健康で働く点をまとめてると下記の通りです。
- 70歳まで働くことは「健康寿命=働く期間」を意味している
- 原因は健康に気を使っている人が少なく、健康への知識も不足している
- 健康に気を使い、健康を学ぼう
以上、70歳まで健康に働く方法「健康を損ねたら即貧乏の時代」を解説しました
最後まで読んでいただきありがとうございました。
>>【取り残されるかもよ?】
働き方が変化している時代に変化を受け入れなければ気づいたら周りから取り残されているかもしれません…。
じつは、会社で隣の人も水面下では、なにかしら働き方を変えようと動いているのかも…。
働き方が変化していることを解説した記事を下記にまとめました!経済の流れを知りたい方はオススメです!
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