「英単語ってなかなか覚えられないなぁ…」
「英語の単語の効率的な勉強法ってあるのかな?」
英単語の覚え方ってなかなか難しいですよね。
今回は英単語の覚え方について超効率的な勉強法を解説したいと思います。
これは私が受験からTOEIC対策までずっと使い続けているテクニックであり、かなり実績を上げられる方法でもあります。コツは単語を何度もみて、文章で覚えること。そして単語の勉強は最初に行うことです。
この記事で分かること
- 英単語から勉強するメリット
- 英単語の超効率的な勉強法
- オススメの単語帳やアプリ
目次
単語から勉強する理由「テストの点が上がって英語が楽しくなる」
「文法がわからないから文法をやろうかな…」
「リスニングが苦手だからリスニングを…」
もしも、あなたが上記のように考えているならヤメてください。
結論から言えば、勉強すべきなのは単語です。
単語がわからないと…かなり多くのデメリットがあります
- 文法問題も文章の意味が分からないから解けない
- リスニングも知らない単語が多いと聞き取れないから解けない
- リーディングも文章の意味が理解できなくて解けない
赤ちゃんが言葉を話す過程を考えてみると、赤ちゃんはまず文法やリスニングから習っているわけではありませんよね。赤ちゃんは最初に片言ですが単語をしゃべるところから始めています。
つまり、「言葉を覚える→会話の内容が理解できる→喋れるようになる」という流れな訳です。
単語から覚えた方が、人間の語学を覚えるメカニズムに沿っているのです。
ちなみに、単語を勉強は、受験やTOEICの点数がすぐに上昇します。
単語が分かっているだけで、文章の意味が推測できて解けますし、リスニングでも会話の意味が理解できるので、意外と内容が理解できて正答率が上がります。
単語を勉強すれば、テストの点数が上がります。テストの点が上がると達成感が出るので、勉強が楽しくなります。
単語は最初に勉強すべきなのです。
TOEICに必要な単語数は4000語以上?
「I」「am」などの簡単な単語も含んでどの程度の英単語が必要なのかは下記のとおりです。
- TOEIC600点:約5000語
- TOEIC700点:約7000~8000語
- TOEIC800点:約8000語以上
- TOEIC900点:約10000語以上
TOEICの運営会社が発表しているところでは大体4000語を覚えていればTOEICの95%をカバーしていると言われています。
とりあえず4000語を覚えていれば、TOEICの文章をなんとなく理解できるようになるでしょう。
簡単な単語も入れての4000語なので、2000語の単語帳1冊くらいを完璧にすれば、TOEICの文章でも理解できます。
受験も同じです。受験用の単語帳を1冊くらい完璧にすれば、受験用の読解問題がある程度理解できます。
最低でも単語帳1冊を完璧にしてから、文法問題やリスニング問題に取り組むと良いでしょう。
英語の単語を超効率的に勉強する方法
英語の単語を覚えるのって結構めんどうくさいですよね。できれば超効率的に勉強して無駄のない学び方をしたいところ。
超効率的な英語勉強法をまとめてみました。
多くの単語を何度も眺める
1日に10単語で10日で100単語を覚えようと頑張る人もいますが、毎日コツコツ繰り返すのであれば、1日100単語を10日間毎日眺めた方が覚えます。
オススメは1カ月で300単語を覚える方法です。100単語を10日間眺めるのではなく、100単語を7日間(1週間)毎日眺めましょう。そうすれば、最終週に復習の週ができます。
- 1週目:1単語〜100単語
- 2週目:101単語〜200単語
- 3週目:201単語〜300単語
- 4週目:1単語〜300単語の復習
余力がある人は、100単語ではなう200単語・300単語やっても良いですし、毎日眺めるのが嫌な人は、間違えたところを復習するやり方でもOKです。頑張れば1か月で2000語覚えるのも可能でしょう。
私も受験期には、英語を勉強する前のウォーミングアップとして、毎日400単語を眺めていました。単語帳をしっかりとマスターすることを日課にしてからは、それまで苦手だった読解問題も得意になり、勉強するのが楽しくなってきました。
重要なことは、単語に対する接触回数を増やせば、記憶に定着しやすくなることです。毎日単語に接するように心がけましょう。
単語ではなく文章で覚えると複数単語を一気に覚えられる
「簡単な単語も入れても4000語かぁ…大変だなぁ」と思うでしょう。実際、私もそう思っていました。しかし、単語を覚えるよりも文章で覚えれば簡単に4000語も覚えられます。
例えば、「pen」という単語も、「pen」だけを覚えるか、それとも「I have a pen」と覚えるのかでも単語数が4倍も違います。文章で覚えるほうが、多くの単語が覚えられるので得です。
単語は音声を聞いて覚えた方が記憶に定着しやすい
文字だけを見ているよりも、音を聞いたほうが、聴覚を刺激するため、さらに覚えやすくなるのです。
音声を聞く際には単語だけの音声ではなく、文章の音声も同時に聞くことがおすすめです。単語を文章で覚えた時の例文が、そのまま音声として流れるものを選ぶと良いでしょう。
音声の良い点は、作業中や通勤中にも聞くことができる点です。お風呂に入っているときにも聞けますので、物理的にスマホを使えず、勉強ができない時間帯でも、勉強の時間にできるので、効率的な時間が使えます。
私も単語を覚える時は極力音声を使って覚えるようにしています。文章中に出てきた単語を覚える際にも単語だけを聞かずに、文章全体を聞いて、単語の意味を覚えているか確認しています。
音声を文章で聞けばリスニング対策にもなります。単語は音声で聞くことがおすすめです。
語源から覚えればイメージして覚えやすい
一般的に左脳だけで暗記するよりも、右脳も活用して暗記するほうが、記憶に定着しやすくなると言われています。
英単語は接頭辞・語根・接尾辞から成り立っています。この成り立ちである語源から理解すれば、頭の中でイメージして単語を覚えやすくなり、頭の中に定着しやすくなります。
- 接頭辞:方向・位置関係・時間関係・否定
例:at-(〜の方へ)/ con-(〜と共に)/ex-(外に〜)/dis-(離れて) - 語根:単語の意味の中核をなす
例:track(引く) - 接尾辞:単語の機能や意味を付加する
例:tion(名詞化)
上記の語源が分かると、下記の単語の意味をしらなくても、なんとなくイメージできるでしょう。
- attraction=魅力(=〜の方へ引き寄せるもの)
- contract=契約(=共に引き合う)
- extract=引き出す(=外に引く)
- distract=気晴らし(=引き離すもの)
引用:英単語の語源図鑑
語源から覚えられれば、単語の意味がわからなくてもイメージできるようになり、正解に近づけることが可能です。
語源図鑑は下記です。英単語に自信がない人は1冊読んでおくと良いでしょう!
英語の単語帳のおすすめはDUO3.0
英語の単語帳におすすめなのは、文章で覚えられて音声も聞けるものです。
基本的にはどの単語帳にも英単語と例文が記載されています。
DUO3.0は昔から根強い人気がありますね。
例文560語に単語1600語+熟語1000個が含まれています。
例文を完璧に覚えれば、単語と熟語をカバーすることが可能です。
音声で覚えたい人はCDもどうぞ。CDだと60分ですべての例文を聞くことができます。おすすめです。
英語の単語勉強はアプリも使える
英語の単語勉強はアプリも単語帳も良いですが、アプリもオススメです。
無料のアプリならmikanがおすすめ!
無料の英単語アプリでおすすめなのがmikanです。英単語をすばやく覚えて復習することが可能で、正直、このクオリティで無料で使えるのが素晴らしいなと思うレベル。
- ランキング機能あり!
- センター英単語やTOEIC対策用の単語もある!
- 無料でこのクオリティはすごい!
- 例文は外部リンクにいちいち飛ばないと確認できないのがデメリット…
例文が外部リンクに飛んでしまうので、文章で覚えたい場合には少しネックかなぁ…と思ったりします。それでも、無料で使えるのは十分魅力的ですよね!
1日82円で超効率的に勉強するならスタディサプリEnglishがオススメ!
スタディサプリは有料ですが、単語帳としても優れています。本気でTOEIC対策をしたい方や、受験が控えている方はスタディサプリEnglishで勉強するのがオススメです。
- TOEIC対策はこれで完璧!
- 単語帳としてだけでなくTOEIC対策の文法・リスニング・リーディング・日常英会話などもあり!
- 例文もすぐに確認できる!
- 1日82円かかるのがネック…
スタディサプリの料金については「【スタディサプリのTOEIC対策料金】1日82円で最強のTOEIC対策」でまとめていますので、興味があればどうぞ。
超効率的な英単語を勉強法まとめ
超効率的な勉強法を下記にまとめました
- 単語から勉強すれば点数が上がり、英語の勉強が楽しくなる
- 英単語は接点回数が大切
- 1日に最低100語を1週間繰り返す
- 文章・音声・語源で覚える
- 単語帳やアプリを使って賢く勉強する
英語の勉強において単語は最重要です。
単語から勉強して英文の意味が理解できるようになり、楽しい勉強を行いましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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