「英語を勉強する意味なんてあるのかな?」
「英語を勉強するメリットって何かな?」
実際に、英語を勉強したところで、自動翻訳が入ったら不要でしょっていう人がいます。
英語を勉強してもメリットがないと考える人がいると思います。
しかし、英語はある意味、もっともコスパの良い勉強とも言えます。
88カ国・地域130万人の英語能力を分析した世界最大の英語能力指数を調べたデータがあります。「EF EPI( English Proficiency Index=英語能力指数)」
そのデータを見てみると、英語を勉強することは年収を最大で3倍にし、人生の質も向上させ、スキル自体も高めてくれます。
今回は、英語能力指数を踏まえて、英語を勉強した方が良い理由を解説したいと思います。
目次
英語を勉強すれば年収が上がる報告の調査基は?
EFのEFPIの調査報告を見ると、英語を勉強すれば年収を最大で3倍にできる可能性があることが学べます
EFとは?EFEPIって何?
EFとは、1965年にスウェーデンで創業され、現在までに116の国と地域で活動している団体です。
世界で初めて語学留学を考え出した会社とも言われています。
EFはビジネス英語や各国の大学と提携しており年収に関するデータも豊富
また下記のような事業も行なっています。
- ビジネス英語のスクールの立ち上げ
- MBAのビジネススクールを創設
- ケンブリッジ大学・北京大学・ハーバード大学と連携
そして、2010年代から世界で初めて、国別英語力ランキング、EF英語能力インデックス(EF EPI)を発表するようになりました。
いわば、英語教育の老舗ですね。
ちなみに社名は、創業当社は「Europeiska Ferieskolan」でしたが、のちに「Education First」に変更しています。
こういった会社だからこそ、英語で年収が上がるというデータがとれるのでしょう。
英語を勉強すれば年収は3倍・生産性は4倍
EFが出している調査結果によると英語の勉強をすれば年収は上がることがしっかりと明記されています。
英語の能力が高いと労働生産性が4倍高い
英語の能力が高いと1時間あたりの労働生産性が上がります。その差はおよそ4倍です。
実際に英語を使うグローバル企業で働く場合は、英語ができないと生産性がかなり低いです。
資料・プレゼン・会議などが全て英語で行われる中で、英語ができないと、理解に時間がかかりアウトプットにも時間がかかるからです。
英語を勉強すれば収入は最高で3倍以上に?
また、英語と収入のグラフを見ても、英語の能力が高い方が収入が高いということがわかります。
日本人は義務教育で英語がまぁまぁできる人であり、指数的にみても50程度です。
もしもネイティブ並みに英語が喋れるようになれば、最高で3倍ほど年収を高めることができるのです。
英語を勉強すれば年収が上がるのは「人材としての評価が上がる」から
英語が話せれば人材としての評価も高くなります。
人材としての評価が上がれば、転職をした際にも年収が高い職場に入社出来る可能性が上がるでしょう。
その結果として年収が高いのです。
英語と人材の質には相関関係が明確にある
英語と人材の質には相関関係があります。
英語ができると、それだけで競争力が高いと判断されるのです。
逆に、いくら他の分野で競争力が高かったとしても、英語ができなければそれだけで能力が低いとみなされてしまう可能性があるのです。
TOEIC800点以上あれば上位12%に入れる
TOEICのスコア分布の詳細をみるとわかりますが、TOEIC800点以上は受験者の中で12%程度しかいません。
実際に、TOEIC800点以上で求人を検索すると、年収600点以上の求人がたくさん出てきます。ここら辺の英語力から、外資への採用が可能になるでしょう。
TOEICだけで外資系に入社できるほど甘くはないですが、それでも転職の時に「英語できるんだね」と評価を受けられるレベルです。
TOEICなどの英語を示す指標があれば、それだけで能力が高いと見なされるのです。
ちなみに、TOEIC800点は海外留学経験なし、英語が苦手でも、通勤時間などの隙間時間だけでも達成できます。
詳しくは下記の記事で解説しています。
英語とコミュ力で年収アップは可能です「経験談」
英語とコミュ力があれば年収アップが見込めます。
外資系企業に勤めていた時、能力が高くない外国人も数名いました。
ある一人の外国人は、余裕で期限は遅れるし、無茶苦茶なお願いをするし、大変厄介な存在の人もいました。
しかし、彼は英語がとても流暢で、コミュニケーション力がずば抜けて高かったです。
それだけで、高い給料をもらっていたとは言えませんが、上司から気に入られる条件を満たしているため、大きな仕事も任されることも多く、出世していったと言えるでしょう。
このように、英語とコミュ力がある程度あれば、年収を高めることが可能なのです。
英語を勉強すると生活の質が上がる
調査の中には英語の能力と生活の質が上がると比例しているデータもありました。
英語と生活の質の関係
質の高い生活と、英語の能力には相関関係があります。
英語ができることにより、
- 年収が高まる
- コミュニケーションの幅も広がる
ということになり、その分だけ生活の質も上がるのでしょう。
自営業やフリーランスでも英語ができれば仕事の幅が広がる
生活に密接に関わってくるのは仕事です。
実際に日本の市場は縮小していく傾向があるので、英語圏の市場でも仕事ができるようになった方が、シェアが伸ばせますし、刺激的な仕事ができる機会も増えるでしょう。
英語ができない場合は、英語ができる人とパートナーを組むことになりますが、パートナーを挟むよりは、英語ができるようになった方がビジネスのスピードが上がるでしょう。
ただ、文化が違うので、騙したり、騙されたりには注意しないといけませんね。
英語の勉強は能力アップにも貢献し年収がアップする
英語を勉強すればスキルアップにも効果的です。
英語の能力が高ければ英語スキルも比例して伸びる
英語の能力が高まれば、英語の文献やインターネットのコンテンツにもアクセスできます。
英語ができれば最新の情報が読めて年収が上がる
さらに、日本に入ってくるビジネス本で非常におもしろい!と感じるのは英語圏の本がほとんどでしょう。
英語圏から未翻訳の本もたくさんあるので、そういった本をいち早く読み、ツールとして使うことができれば、年収が上がる可能性が高まります。
また、本だけでなく、ニュースや資料なども英語で書かれているものが圧倒的に多いです。
ニュースや資料などをフル活用するには英語能力を高めることが必要不可欠なのです。
英語で年収は上がりますが、日本のEFPIは世界で49位と低い
英語で年収が上がる理由を解説してきましたが、日本の英語レベルは世界88カ国中の49位と下位に低迷しています。
しかも、アジア諸国だけで見ると、日本以外の国々は全て新興国という状況です。
英語能力の調査対象者は130万人88カ国と領域
2018年の英語能力の調査対象者は130万人で88カ国の領域でした。
結構大規模な調査結果ですよね。
アジアにおける日本の位置付けは?
アジアにおける日本の位置付けは、アジアの中では11位ですが、日本以下の国は全て新興国となっています。
世界の平均スコアが53.34ですが、日本はそれ以下の数字になっています。
日本国内でも英語ができれば給料30%アップも?
日本国内でも英語ができれば給料30%アップも可能です。
英語力ができれば外資系の企業に転職できる可能性が上がるからです。
日本企業より外資系企業が給料をアップさせて採用する方針があるからかもしれません。つまり、外資系企業の求人要件には「英語力」が入っているためです。
多くの方がかねてから英語を使ってビジネスをしており、実際に人材エージェントからのスカウトも多くかかりました。
まとめ:日本の英語力は停滞期=自分で英語を勉強するべき
英語を勉強することには、多くのメリットがあります。
本レポートの最後には下記のように述べられています。
英会話を学ぶことで、より良い仕事や新たな機会を得ることができます。また、職業的に成長することができ、世界で共有されている知識にもアクセスできるようになります。
しかし、日本の英語力というのは徐々にではありますが停滞しています。
昨年からのスコアの変化を見ても、日本のスコアは下がっているのです。
冒頭でもお話しした通り、日本の英語力はアジア圏には11位。日本よりも下位のランキングには新興国しかいない現状です。
日本で英語力を高めようと思うならば、自分で学習するしかないでしょう。
ある程度の英語のスキルを身に付けることができれば、英語の能力を指数関数的に高めることが可能です。
最近は、年収が上がらないとか、税金が上がるとか、悪いニュースがたくさんありますが、英語を勉強して年収を上げることができれば、そういった問題を解決することができるかもしれません。
だから、英語勉強した方が良いでしょう。実際に私も英語を勉強して、TOEIC800点を達成することができました。
以上、結論:英語を勉強すれば年収は上がる【世界130万人88カ国の調査報告】を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
「TOEICの点数を上げたい…」
TOEICの点数を上げる初心者向けの知っておきたい勉強のヒント講座を更新中!
年収を上げる最も簡単な方法は転職。TOEICの点数が上げれば、転職できる職種も広がり、転職に有利!
第0回英語勉強講座ガイダンス:英語は最強にコスパの良い勉強?
第1回英語勉強講座
第2回英語勉強講座
第3回英語勉強講座
第4回英語勉強講座
おすすめの教材