【映画昼顔】結末は調べないほうが良い!映画昼顔がおもしろい理由

映画「昼顔」

「昼顔ってただの不倫ドラマでしょ?」

「昼顔かぁ〜。不倫ドラマは抵抗感あるわー」

先日Amazon Primeを探っていたら昼顔を発見…ドラマは見たことない私ですが、あれだけ話題になった昼顔なので、無料ならばと思わず見てしまいました。

結末は相当後味が悪かったですが、昼顔の素晴らしい点に気付くきっかけになりました。

それは「昼顔が売れた理由」です。

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「結末は調べるな!」昼顔の映画はネタバレを見ないほうが楽しめる

ネタバレはできませんが、映画昼顔ははっきり言って「後味が悪い映画」です。

そこが、この映画の良さであり、結末を先に見ることは「この映画の良さをつぶすこと」になりかねません。

私は男であり、あまりドロドロした人間関係の描写が得意ではなく、結構心理的にキツくなることもありました。

例えば、信用していた人に裏切られたり、男に選ばれないと聞いてあんなことまでするとは…。そして、それが最後に結末としてあのようになるとは…。

映画昼顔は、視聴し終わってからの虚脱感は半端ないです。昼顔の評価が分かれるのもそれが原因でしょう。

だからと言って、はやく結末が知りたいという方も検索してしまうと、映画昼顔の素晴らしさや視聴後の後味の残り方をつぶしてしまい、一気につまらなくなります

映画昼顔は結末を検索しないほうが良いのです。

最後の方のシーンは「マジカヨ」って片言になるレベルでした

昼顔が売れた理由「キャラの対立が魅力的」

なぜ、昼顔はこんなにも売れたのでしょうか?

それは、キャラの対立が素晴らしいからです。

ネタバレになりそうな内容は伏せますが、昼顔の登場人物について下記に抜粋しました。

昼顔の登場人物

笹本〔木下〕紗和(ささもと〔きのした〕さわ)- 上戸彩

結婚5年目。婚前は夫の勤務する会社の契約社員で、社内の飲み会で夫と知り合った。夫婦関係に不穏な空気はないものの、平凡な毎日といびつな幸せに物足りなさを感じている。

子供ができず、そのことを姑に「自分に色気がないからだ」と言われて気にしている。

北野 裕一郎(きたの ゆういちろう) – 斎藤工

紗和と不倫関係。

もともとは生物学の研究者であるが、思ったことを口に出してしまう性格から研究室には残れず、教師となった。

研究者として名をはせて行く妻にコンプレックスを感じている

北野 乃里子(きたの のりこ) – 伊藤歩

北野の妻。ひとつ年上で関東聖南大学大学院分子生物学研究室准教授。旧姓・折原。

仕事時は旧姓の折原の名前を使う。北野とは大学の研究室が一緒だった。

この年齢の女性としては異例の高いキャリアを手にしているが、家事が大嫌いかつ苦手なため、主婦としてのスキルは低い

引用:Wikipedia「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」

昼顔のメインターゲットは?

登場人物の詳細がわかったところで、昼顔がメインターゲットにした視聴者についても考えてみましょう。

Yahoo!テレビ内の口コミランキングを見てみると、昼顔の口コミは圧倒的に女性が多いです。

これは、リアルタイムで視聴される専業主婦が昼顔の視聴層だったと言うことができます。

また、不倫について怖いもの見たさで見てみたいと思う女性もターゲット層だったかもしれません。

昼顔の登場人物の関係性に売れるポイントがある

昼顔の登場人物を簡単に見ていくと下記です。

  • 契約社員→専業主婦→嫁姑問題がある主人公(笹本)
  • 妻よりも成績を上げられない研究員(北野)
  • キャリアウーマンだが家庭的なことは嫌いな研究員の奥さん(北野奥さん)

元契約社員で専業主婦の笹本と妻より成績が上がらない北野が不倫するというストーリーです。

ここで注目すべきなのが、専業主婦とキャリアウーマンの対立関係です。

昼顔のメインターゲットは専業主婦です。

専業主婦はキャリアを諦めて家庭の幸せに向けて頑張っている人、一方のキャリアウーマンはキャリアを積むことを頑張っている人。

つまり、専業主婦とキャリアウーマンは「家庭か仕事か」という点で対立関係にあります。

たしかに、専業主婦とキャリアウーマンで仲良くしている人をあまり見たことがありませんよね。

さらに、キャリアウーマンと同じ分野で結果がでていない夫も対立関係にあります。夫が結果が出ていない分野で、妻のほうが結果が出ているとなると、どことなくコンプレックスが生まれるでしょう。

さらに、キャリアウーマンは夫のコンプレックスに気付かず、稼ぎが低い夫が家事をやって当然のスタンスです。夫がキャリアウーマンの妻から愛されていないと感じてしまうのも仕方がないのでしょう。

この「専業主婦とキャリアウーマン」「キャリアウーマンと結果が出ない夫」の2つの対立した構造に「専業主婦がキャリアウーマンの夫を奪い、しかも純愛」という歪な不倫のスパイスが加わります。

その結果、不倫はいけませんが、共感する点が多数生まれ、物語が強烈におもしろくなっています。

昼顔が売れた理由「不倫を題材にしたこと」

また、不倫を題材にしたことも売れた理由としては大きいと思います。

不倫という確実に真っ黒なことをしておきながらも、それでも純愛を貫き、幸せに生きたいという思い。

不倫は社会的には悪でありタブーですが、本人たちは善として行っている。

ドラマという仮想の世界だからこそ許される不倫。

メインターゲットである専業主婦の気持ちをどこまで考え抜いているんだ…と思うくらい、専業主婦の気持ちを考え抜いていることが良く分かります。

万人受けを捨てている

さらに、不倫というテーマを扱っている昼顔は万人受けを捨てています

万人受けを目指してしまうと、視聴者に伝わるメッセージが薄くなり、ターゲットに対して強烈なメッセージが届きにくくなります。

しかし、万人受けをやめて「怖いもの見たさで見る専業主婦の女性」にターゲットを絞ることにより、専業主婦とキャリアウーマンの対立構造を作ったりとさまざまな強烈に伝わる工夫をすることにより、一定の層に濃いメッセージが届くのです。

映画昼顔の脚本家の井上由美子さんがすごすぎる

あらためて、売れる理由をまとめてみると、「これは売れるわ…」っていう仕掛けが多いです。

プロデューサーもすごいですが、個人的には、脚本家である井上由美子さんが圧倒的にすごいなと思いました。

『ギフト』『GOOD LUCK!!』『エンジン』など、木村拓哉主演作品をヒットさせ、『白い巨塔』や『14才の母』などの社会問題を題材にした硬派な作品も話題となった。

社会問題を題材とした作品を世に送り出して、ヒット作を量産しています。

井上さんのインタビューを調べて見ると、取材などや人間観察はせずに、日常からアイデアを得ているそうです。

例えば、電車に乗っている時に隣の人のため息が気になったりした時に「この人何か嫌なことでもあるのかな?」という気持ちは大切にしていて、そこからアイデアを広げていくこともあります。

また、あくまでも「こんな人書きたい」という自分の気持ちから書いていることが多いそうです。

そして視聴者の気持ちをノセるなら、自分がノッて書くべきだということを大切にしていました。

映画昼顔を見て売れる法則を学ぼう

映画昼顔が売れた法則は、「役柄に対立構造をもたせること」「あえて読者を限定すること」「脚本家自身が興味のあるコトをノッて書いたこと」にあると思います。

映画は視聴者としてみるだけでなく、製作者視点や、脚本家視点などから見ても大変学べることが多いのでおすすめです。

特に、映画昼顔は結末を調べないほうが良いので、気をつけてください!

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