「読書の効果って何だろう?」
「これから読書しようか迷うな…」
読書の効果やメリットってよくわからないものですよね?
実際に読書の効果はとてもたくさんあります。
しかし、読書の効果を知らない場合、もしかしたら、あなたは金銭的にも大損しているかも知れません。
例えば、世界一の投資家として有名なウォーレンバフェットは、1日の80%を読書に時間を割いています。
また、Widowsの創業者ビルゲイツは、毎夜寝る前に1時間本を読んでから寝る習慣があります。。
なぜ、彼らがそこまでして、本を読んでいるのでしょうか?
「読書と年収が比例しているデータを集めてみた」で解説していますが、読書と年収が比例するというデータもあります。
- 年収500万円から800万円クラスの人は、一日当たり平均5~30分間の読書をしており、1500万円以上の人は毎日平均30分以上の読書をしている
- 30歳代で年収が3000万円を超えている人の平均読書量は、1ヶ月で3冊だそうです。年平均3冊と比較すると、12倍の読書量となるわけです
- 富裕層特有の習慣のひとつに、読書が含まれる。
- 学校から強制もされずに10冊以上読書した人は結果的にそうではない人よりもの年収が21%高かった

下記のように読書量と年収の比較もされています。
普通の人はほとんど本を読みません。たとえば、20代30代のビジネスパーソンは1年間で平均3.1冊の本を読むという統計があります。1カ月に換算すると、0.26冊です。その一方で、30代で年収3000万円の人は1カ月間で平均9.88冊も本を読むのです。なんという差でしょうか。20代30代のビジネスパーソン平均が月0.26冊で、30代年収3000万円の人の平均が月9.88冊。その差は38倍です。劇的に違う習慣といえます。
仮に、読書について読書と年収は比例しているとしたら、読書の効果がわからなくて読書をしていなかったあなたは、もしかしたら金銭的に大きく損をしているのかもしれません。
今回は、そんな読書がもたらす驚くべきメリットや私が実感した読書効果をまとめてみました!
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読書のメリットや読書の効果を簡単にまとめてみた
新しい知識が身につく
当たり前ですが、読書をすることで新しい知識を吸収することができます。
新しい知識がいままで知れなかったことが知れるので、世界が広がった経験をするでしょう。
暗い話で恐縮ですが、下流老人という本を読んで絶望を感じたことがあります。「書評「下流老人」将来貧困にならないために必要なことは?」で内容は解説してますが、年金がないと将来的に生活保護で暮らす羽目になったり、生活保護にすら入れない人がいるという内容です。
下流老人を読まなければ、下流老人についての知識がなかったので、そもそも生活保護で暮らしている老人が多いことも知ることができませんでした。
読書をすると知識が身につくので、あなたの世界が広がるのです。

ストレスが和らぐ効果がある
テレグラフ紙によると、読書はストレスを緩和することに最も良いことだと言われています。
Reading worked best, reducing stress levels by 68 per cent, said cognitive neuropsychologist Dr David Lewis.
和訳:本を読むことは、ストレスを和らぐのに最も良い方法である。68%ものストレスを下げることができると、認知神経学者は言っています。
実際にこの記事を読んでから、ストレスを感じたら読書するようにしています。
ストレスでイライラするよりも、読書をすることのワクワク感の方が高まってくるので、ストレスが気にならなくなります。
コミュニケーション力が向上する
リーダーシップにはみんなを納得させて行動に移させることが必要です。
また、これからの時代はストーリーで話すことが求められるため、ストーリーテリングも必要だと言われています。
その中で必要なものは話術やコミュニケーションです。
読書をすることで、作中の言い回しや表現方法も学ぶことができるので、適正な言い回しができるようになれば、コミュニケーション力も向上します。
本を読むのが苦手かもしれませんが、読書と年収は相関関係にあります。くわしくは、「【本を読むのが苦手な人必見】本を読む人の年収が高い7つの理由とは?」をどうぞ。

文章力が向上する
読書をすれば語彙力や表現方法を身につけることができます。
また、文章を書く仕事をしていれば「お!この言い回し良いね!」と自分の文章に活用することもできます。
このように、読書をすればするほど文章力が格段に向上することができます。
ただし、文章力が向上しても、文章をわかりやすく構成する力は学ぶことができません。なぜなら、文章の構成には作者の個性がでているため(それも芸術的で魅力的ですけどね)、わかりやすさには程遠い文章もあるからです。
そのため、個人的にはわかりやすい文章構成は学ぶと良いかなとも思います。文章を分かりやすく構成する力を学びたければ、下記の本が非常にオススメです。
文章の構成を学びたい方は、「書評「20歳の自分に受けさせたい文章講義」書き方の基本とコツ」がおすすめです。基礎的な内容をわかりやすく丁寧に書かれているので、文章力が上がること間違いなしです。

共感力が向上する
読書をすることで、自分が知らない世界を知ることができます。
そうすることで、自分の友達や周りの人の生き方や、行動の仕方に妙に納得感が生まれてくることがあります。
そうなれば、今度そういった人々と話すときに、「そうだよね」「よくわかる」といったことが自然と言えるようになるので、共感力が向上するのです。
共感力の必要性は大前研一さんが翻訳したハイ・コンセプトにも書いてあります。共感力のある人と、新しい概念を生み出せる人が活躍していく時代であると述べられています。
また、ハイ・コンセプトは2006年に書かれた本ですが、ブルーカラー→ホワイトカラーの変遷の流れなどは、これからの経済的な流れを予測していく上でとても参考になる考え方だと思いますので、興味がある人はぜひ見てみましょう。

記憶力・情報処理の能力が上がる
読書は、本に書いてある文字を読むことで、文字から情景をイメージすることになります。
さらに、本の内容を自分に置き換えることにより、左脳から右脳に頻繁に情報を転送するので、脳が活発に動き、脳が活性化します。
小説などでは、様々なキャラクターが登場し、キャラクター毎にキャラクターの生い立ちなどの背景や、キャラクターの行動する目的、キャラクターの名前など、本から出てくる沢山の情報を覚えなければ本を楽しむことはできません。
脳が活性化し、本から出てくる沢山の情報を覚えるという過程で脳内のシナプスの繋がりがよくなり、情報に対する処理能力も格段に向上します。
本に書いてある個別の事例を身の回りの状況に置き換えて理解を深めていくことは、本に書いてある内容を一旦抽象化し、自分の経験ていう具象に落とし込むことになります。
抽象的思考と具体的思考を繰り返し行うことになるので、頭の良くなる方法であると言っている人もいました。
今まで気づかなかったことに気づく
読書とは、思考のパッケージであり、著者の思考を脳みそにインストールするのと同じ意味があります。
自分が今まで考えられなかった思考パターンで物事を考え、情報を捉えられるので、今まで気づかなかったことに気づくことができるのです。
成長スピードが圧倒的に早くなる
読書の効果の基盤になるもの、それは、疑似体験と、知識習得です。自分が経験しないことを、教訓とともに、学び、疑似体験することができますし、新しい知識も身につけることができます。
その結果、本を読まなかったら気づくのが10年後、20年後になっていたであろう事柄を、前倒しして学ぶことができるようになりますので、成長スピードが圧倒的に早くなります。
本を読むスピードが格段に向上する
読書の効果の中で、面白いものが、本を読めば読むほど、本を読むスピードが上がるということです。知識が増えれば増えるほど、本で語られている内容の理解が早まります。
この違いは、小学生が、相対性理論の本を読むことと、アインシュタインが相対性理論の本を読むことを考えたら、どちらの方が理解が早いかを考えたら分かりやすいですよね。
故に、最初は本を読むことが遅くて、諦めてしまうかもしれませんが、何十冊と頑張って本を読んでいくと、知らず知らずのうちに読書スピードが格段に向上しているのです。
読書を行うと長寿になるらしい
また、読書を行うと、長寿になるとこともエール大学の研究成果で科学で実証されています。
参加者たちの読書に電子書籍も含まれるかどうかは明らかにされていない。しかし研究の結果、本を読む人たちは、読まない人に比べ、平均2年長生きした。また、一週間の読書時間が3時間半以下だった人たちは17%、3時間半以上だった人は23%、死亡する率が低かった。
疑似体験ができる
冒険活劇やラノベを見て、「こんな風に過ごしてみたい」「こんな風になりたい」と思ったことありません?
以前読んだ本によると、読書は経験を疑似体験するには格好のツールだそうです。
ノンフィクションものや自伝では、その時著者がどう感じたのか、どのようなスタンスで物事に臨んでいたのかを知ることができます。
何かを学ぶ初めの一歩としての安価で学べる
本の値段って同じセミナーや勉強会に比べて安くありませんか?それだけでなく・・・
新書や入門書等幅広く出ており、最安で幅広い知識を得ることができます。
本田直之さんの著書レバレッジリーディングには「本を読むことは未来への投資であるとしておりました」
例えば、本1冊で得た知識(マーケティング等)を使用し、月収が1万円上がったと仮定した場合
本1冊=1500円の投資が年収をプラス12万円にしたので、11万8500円の儲けであると言えます。
このように、最安で最高の投資結果を得ることができることも本の1つのメリットと言えます。
初めの一歩としても最適です。
もっとも、より深く勉強したいとお考えであれば、セミナーや勉強会などを活用されると良いかと思います。
やったことが無いことでもノウハウが分かる
自己啓発本の1種にHow to本というものがあるのはご存じですか?
現在、How to本には様々な種類があり、日々新しいものが出てきております。もしあなたが「やりたい」と思ったことがあれば、本屋を探せば大体はあると思います。
初めから何もない状態で何かを始めるのは、地図のない旅のようなものです。
富士山を上る際に地図が無ければ富士にたどり着く前にまず樹海で迷子になるとは思いませんか?
そういう際に本を1冊買うなり立ち読みをしておけば、ある程度のイメージを持って何かを始めることができるかと思います。
一冊の本からでもアイデアが浮かんでくる
実際に本を読んでいると、様々なアイデアが浮かんできたことはありませんか?
お風呂に入っていたり、散歩したりするとアイデアが浮かぶのと同じように、リラックスした状態で考えるので浮かんでくるのだと思います。
ただ、そのままにしておくと勿体ないので、自分のノート等に書き出してみる。たまに見返してみると、現状を解決するキッカケとなることが良くあります。
大体10個書き出して2~3個位は使えるものがありますよ
大量の読書の効果やメリットは?
一応読書会を主催してきて結構長いので、読書のメリットについては普通に語れる部分が多いと思います。
読書会を主催しているので、読書以外にも本に触れている機会が人よりも多いからです。
多分1年間で100冊以上は本を読書したり内容を聞いたりしていると思います(読書会中は1卓5人から〜10人×50回くらいだと考えても、250冊〜500冊くらいの本には触れています)
今回は、かなりの量を読書したり内容を聞いたりして実感した大量の読書のメリット3選についてご紹介いたします
色々な価値観に触れることができる
例えば小説なんかの本を読むと色々な登場人物がいるので、登場人物一人一人の価値観にも入れることができます。
恋愛系の小説だったらもどかしさを感じたり、サスペンス系の小説だったらそういう動機もあるのかと理解することができます。
小説以外の本でも色々な価値観に触れることは可能です。
本の著者というのも色々な方がいますので、その著者の考え方に触れるということは、その著者の価値観に触れることとほぼイコールに近いです。
ですので、読書をすると色々な価値観に触れることができます。
だだ、価値観に触れることができても相手の価値観を受け入れなければ柔軟な価値観を得ることはできないでしょう。
個人的な意見と偏見があり申し訳ないですが、読書会を通していろんな人々を見て本当にわかったことは、やはり若い方の方がより柔軟で、より素直に色々なことを吸収するということは間違ってないということです。
人間は年々歳を重ねていくものですが、私もいつまでも柔軟に新しいことを吸収し、より素直にいたいなと常に思います。

やはり若さは羨ましいですね…

人生経験を先取りできる
最近見たニュースでも書いてましたが、自分の力で資産を築け方々の約60%の人は自伝を好むと言われています
特に自ら財を築いたセルフメイド・ミリオネアの68%が、ほかの成功者の自伝を読むことを習慣に取りいれているのに対し、貧困層の91%には同様の習慣がないのだ。
なぜ自伝を好む人が自分の力で資産を築けたのかと言うと、色々な方々の成功例や失敗例を見ることができるからです。
大抵の自伝は成功についてだけではなく、失敗や挫折についても書かれている。成功例にばかり気をとられがちだが、失敗例にも重要なメッセージがたくされている。セルフメイド・ミリオネアはこの重要なメッセージを見逃さない。他人の失敗を前例として学びことで、自らの失敗の回避策として役立てられるのではないか。
そこで見た、いわゆるその人の経験というのを自分の人生に置き換えることで、 不要な失敗を避けることができるのです。
余談ですが自分で資産を築いた方々は、一ヶ月に2冊以上の本を読むみたいな話もありました。
富裕層が愛読しているのは、ほかの成功者の自伝だけではない。94%は新聞やブログなどで最新のニュースに毎日目を通し、85%は1カ月に2冊以上、教育・キャリア・自己啓発関連の本を読んでいる。
上記の引用は下記の記事から引用しました。興味のある方は下記もご覧ください。
LINK1億円を築いたお金持ちの7割が習慣的に読む「本のジャンル」とは?
論理的思考能力が身につく
ビジネス書や学術書だと、その著者の主張を長時間にすることになります。
著者の主張は基本的に論理的に説明していることがほとんどですので、長時間その論理に触れることになります。論理的思考能力を学ぶ良い機会になるのです

ブログやスマホでも文章をみているけど?
良く、ブログやスマホでも文章を見ているから論理的思考力は身についているだろうと思う方もいると思います。しかし、ブログやスマホで見る情報などは、文章が本に比べて短かく、短時間しかその著者の論理に触れることができません。
また編集者などもいない個人ブログであれば、論理的に正しいかどうかを確認する第三者が誰もいないことや、ブログという性質上誰でも書けてしまうという側面もあり、ロジックの質も悪かったりします。
ですので、ブログではなく、あえて本を読むことにより、長時間、質の高いロジックに触れることができますから論理的思考能力を伸ばすことにつながるのです。
もしも、論理的思考能力について知りたければ下記の記事もおすすめです

また、読書をすると思考力が向上します。東大に合格した人にアンケートをとったところ、東大生は小学校6年間で平均して533冊も本を読んでいるそうです。
これは思考力の違いが東大合格につながったのかもしれません。

読書の効果・読書のメリットを軽視してはいけない!
読書を実践する人は、本を読むことのメリットを知っています。
本は読めば読むほど、メリットを得ることができるので、皆さんも是非読んでみてください。
どういう本を読んだ方が良いか分からないという人は下記をごらんください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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