人を魅了して、人が集まってくる人のことを、
「あの人はカリスマだね。」と言うことがあります。
つまり、カリスマ性とは、人を惹きつけること、人が集まってくることを言います。
カリスマ性は、生まれながらにしての能力で訓練で身につけることは不可能だと思っている人がとても多いです。実際に自分も身につけることは不可能だと思ってました。
しかし、このカリスマ性が、誰もが訓練で身につけることは出来たら嬉しくないですか?
「「人を動かす人」になるために知っておくべきこと」あらすじ
「ワクワクできること」を追いかけろ。…「人」が育ち、「成果」が上がる黄金律。
引用:Amazon
カリスマ性は誰でも身につけることができる?
世界一のメンターと評され、累計1900万部以上の大ベストセラー作家
ジョンマクスウェルによれば、カリスマ性は、誰もが身に付けられる資質だそうです。
今回は、カリスマ性は誰もが身に付けられるということが書かれている本、
「人を動かす人になるために知っておくべきこと」から、
カリスマ性を身につける出発点を7つほどご紹介致します。
カリスマ性を身につける7点について
この本で、人が集まってくる資質であるカリスマ性のことを勉強するほど、あることがわかってきます。それは、他人中心で考えること、人を励ますこと、人がやられて嬉しいことや、楽しいこと、ワクワクすることをやることが大切だという当たり前のことでした。
この当たり前のことを見つめ直すためにも、是非今一度皆様にもご確認頂きましたら幸いです。
相手を良い気分にさせること
カリスマ性のある人は、相手が興味を持っていることに関心を示します。
自分が良い気分になるのではなく、人を良い気分にさせる事に気を使う人です。
相手が興味のあることに興味を持ち、相手が良い気分になるようなことを行うことが大切だと思っているのです。
良い気分にしてくれる人と、そうでない人だったら、あなたはどちらの人のそばにいますか?
勿論、良い気分にしてくれる人ですよね。
人を良い気分にしたいと思っている人に人が集まってきます。
他者の利益を考える品性を持つこと
自分の利益のことばかり追求したい気持ちもわかりますが、
そういう人に人は集まってきません。
カリスマ性のある人は、他者の利益を考えることのメリットを知っています。
それは、周り回って自分の成功につながるということです。
他者の利益を考えるとは、他社の問題解決を考えるということです
問題解決ができる人には人が集まります。
ただ、他人の問題にできることとは、二つしかありません。
- 問題に向き合う
- 問題は必ず解決できると激励する
そういうことを行う品性が、カリスマ性に目覚めるヒントになるのです。
表現や、やり方で抜きん出ること
カリスマ性のある人の周りでは、いつもワクワウするようなことが起こっていると良います。
とにかく人を飽きさせないこと、そういった遊び心が人に強い印象を与えるからです。
人への影響力を強めたければ、「ウィット」と「自信」という二つの資質を身につける。
ウィットのある人は、月並みでない表現ができるようになる。
自信のある人は、月並みに出ないやり方を実践していく人になる。
この、ウィットと自信を持つことで、表現ややり方で普通の人がやらない面白い表現を実践していくことができるのです。
勝ちにこだわること
カリスマのある人は、勝ちにこだわります。まずは、自分が勝ちにこだわることが大切。
勝者のところには、勝ち組になりたいという人が集まってきます。
これは世の常です。どこの世の中、どこの業界に行っても、勝者の所に人は集まるのです。
そして、自分が勝者になったら、他の人にも勝者になって欲しいと思うことが大切です。
他の人の勝ちにこだわるということは、他の人にも厳しく接することもあるかもしれません。
しかし、勝ちにこだわる姿勢から、他の人に成長を与えたり、精神的な余裕を与えたりと、
何かしらのプラスの価値を与えるということに繋がります。
他人中心に考えることが大切です。
自分の強みを支配に利用するのではなく、他人を勝たせることを考えることが大事です。
自制心を養う
カリスマ性のあるリーダーは、影響力を行使しなければなりません。
影響力を行使するためには、
自分の心と、自分の身の回りに起こることをコントロールする必要があります。
この本の中にも、下記のことが書かれてありました。
自分の身に起こることには、自分の境遇が反映される
自分の心に起こることには、自分の性格が反映される
自分を介して起こることには、自分のカリスマ性が反映される。
自分に起こるすべてのものは、鏡のごとく自分のあり様が映り出されている。
だからこそ、自分を律すること。
これから、影響力を与えていくカリスマ性を持った人になるには、自制心が必要になります。
大義を見つける鋭い嗅覚、問題を口にする度胸を持つこと
正しく、時代に応じた大義は、いつの時代も人々を魅了することができます。
奴隷解放を謳ったリンカーンしかり、多くのカリスマは巧みに大義を活用しておりました。
しかし、大義を掲げて問題を口にするには、それ相応のリスクが伴います。
カリスマ性のある人は、リスクを恐れず、積極的にリスクを負って、他者への影響力を発揮していくのです。
希望を感じさせる
カリスマ性のある人は、希望を感じさせることや、人が誰でも持っている、自己の成果を肯定してもらいたいという欲求を満たしていくのが上手いのです。
人は、自分にとって大切な存在だと感じている人の期待に応えようとします。
他人を肯定することは私たちの義務なのです。
カリスマ性は誰でも身に付けられる
いかがでしたでしょうか?冒頭でも申し上げました通り、
当たり前のことが書いてあるだけだと思われた方も沢山いらっしゃるはずです。
ですが、この当たり前のことが中々出来ません。
だからこそ、この当たり前のことができる人と出来ない人との間で差が生まれてきて、
人が集まる人とそうではない人に分かれるのだと思います。
訓練でカリスマ性を身につけることができます。
是非、何か一つでもできることから始めていただきましたら幸いです。