ミレニアル世代の日本と世界の人口の違い!日本の2025年労働人口の50%がミレニアル

ミレニアル世代の日本と世界の人口の違い

「ミレニアル世代ってどのくらいいるの?」

「ミレニアル世代の人口は?」

ミレニアル世代についてマーケティング界隈では非常に騒がれていますね。

世界の労働人口は2025年に75%がミレニアル世代になると言われています。

しかし2025年の日本の労働人口は、50%しかミレニアル世代になりません。

2025年になっても、いまだに45歳以上の労働人口が50%を占めます。

日本と海外の世代の違いにより、価値観が異なっていくことでしょう。

日本と海外のミレニアル世代の人口を比較することにより、今後のマーケティングや戦略を考える上で役に立つことは間違いなしです。

今回はミレニアル世代の日本と世界の人口を比較して解説しました。

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世界と日本のミレニアル世代の人口を比較しよう

ミレニアル世代の特徴・価値観まとめ【何歳からがミレニアル世代?】」でも解説していますが、2018年の段階でミレニアル世代の年齢は2000年以降に成人になった人がミレニアル世代です。

2018年の場合は「38歳以下の人」がミレニアル世代と言えます。

ちなみに、38歳以下であれば誰でもミレニアル世代というわけでもなく、2001年以降生まれの人はジェネレーションZ世代と言われています

ここでは20歳未満の人はミレニアル世代に含めませんでした。

世界のミレニアル世代の人口は25億人

世界の人口では2019年には世界77億人のうちの32%を占めると言われています。

つまり世界の人口の約25億人がミレニアル世代になるのです。

日本のミレニアル世代の人口は2732万人

2018年度の総務省統計局の人口推計によると、細かい年齢はわかりませんでしたが、20歳から40歳までの人口を見ると、2732万人です。

日本の総人口が1億2650万人なので、全体の約20%がミレニアル世代と言えるのです。

ミレニアル世代の人口を上回るジェネレーションZの日本と世界の比較

ミレニアル世代の次の世代はジェネレーションZ世代と言われますが、ジェネレーションZ世代は2019年にはミレニアル世代を超えた人口になるそうです。

世界のジェネレーションZ世代は24億人で全人口の32%

2019年にミレニアル世代の人口を超えるジェネレーションZ世代は、2019年に24億人になりそうです。

2019年に世界の全人口77億人の32%を占めるのがZ世代だ。Zより1つ前の世代、ミレニアルの人口比率は31.5%となる。ブルームバーグが国連の統計を分析した。ここではミレニアル世代を1980ー2000年に生まれた人々、01年以降の生まれをZ世代と定義している。

引用:ジェネレーションZ、ミレニアルを来年上回る-変わる世界の人口動態

日本のジェネレーションZ世代は2147万人で全人口の16%

日本のジェネレーションZ世代も2018年度の総務省統計局の人口推計の資料を使い計算してみました。

細かい年齢別の数字はわかりませんが、19歳以下の人口は2147万人です。

つまり、全人口比で考えると16%しかいません。

海外ではミレニアル世代を超えるジェネレーションZ世代と言われていますが、日本はミレニアル世代を人数的に超えない世代となるのです。

ミレニアル世代とジェネレーションZ世代を合わせた労働人口の比較は?

世界の労働人口は75%がミレニアル世代・ジェネレーションZ世代になる

2025年には世界の労働人口の75%がミレニアル世代・ジェネレーションZ世代になると言われています。

ミレニアル世代やジェネレーションZ世代は、消費者としても労働力としても存在感を増しつつあり、今後の消費スタイルの変化に注目が集まっています。

ミレニアル世代の価値観や消費スタイルについては「ミレニアル世代の特徴・価値観まとめ【何歳からがミレニアル世代?】」で解説していますので、興味がある人はどうぞ。

日本の労働人口の50%がミレニアル世代・ジェネレーションZ世代

日本は両世代を合計しても現在の全人口比で36%しかありません。

2025年の15歳〜64歳までの労働力人口の割合では、ミレニアル世代・ジェネレーションZ世代にあたる15歳〜44歳は全体の約50%の割合しかありません。

日本は新成人の数も減少傾向にあるため、若者世代の減少が顕著に現れています。新成人の数が減少したら、不景気や社会保障などの多くの問題が発生するでしょう。

詳しくは「[新成人の数と推移まとめ]成人数の減少の影響と新成人ができる対策まとめ」で解説していますので、興味がある方はどうぞ。

ミレニアル世代の日本と世界の人口比から戦略の違いを理解しよう

人口比からわかる日本と海外の戦略の違いは下記の通りです

  • 世界は若者向けの製品やマーケティングが力を持つ
    • インスタ映えなどのSNSマーケティング
    • 最新テクノロジー
    • 新しいもの・面白いもの
  • 日本では高齢者向けの製品やマーケティングが依然として力を持つ
    • 健康や介護などの業界
    • インスタ映えよりもTVやWEBやチラシなどのマーケティングも力を持つ?

高齢者向けの産業については「【これから儲かる仕事】人口減少高齢化問題で今後稼げる仕事まとめ」でまとめてありますので、興味がある方はどうぞ。

日本は人口が減少してくことが明らかです。これから日本で稼いでいこうとする人は、高齢者向けのサービスを展開するとと共に、海外のミレニアル世代を取り込める何かを探す必要があるでしょう

ミレニアル世代向けのマーケティングを理解して、ミレニアル世代への対策も練りたいですね。

ミレニアル世代向けのマーケティングについては「【ミレニアルズマーケティング】ミレニアル世代の心を掴む方法まとめ」で解説していますので、よろしければどうぞ。

「ミレニアル世代の日本と世界の人口比較!日本の2025年労働人口の50%がミレニアル」でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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