新入社員のゆとり世代と上手く付き合う方法をゆとり世代が考えてみた

新入社員のゆとり世代と 上手く付き合う方法は? ゆとり世代を上手く使うコミュニケーション術をゆとり世代が考えた

「ゆとり世代は何を考えているのかわからない…」

「親友社員はゆとり世代か…どうすればうまく付き合えるのかな?」

ゆとり世代とゆとり世代より上の方々価値観は180度と違います。

しかし、実は、ゆとり世代の特徴を理解してコミュニケーションを少し工夫すれば、より高いパフォーマンスを発揮してくれる可能性もあるのです。

今回は「ゆとり世代の私が語る!ゆとり世代と上手く付き合う方法」をご紹介します。

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ゆとり世代の価値観ってどういうものがあるの?

ゆとり世代とうまく付き合方法を考える前に、ゆとり世代の価値観とはどういうものがあるのでしょうか?

ゆとり世代の特徴をまとめてみた

  • ゆとり世代の特徴①:コスパを追い求める(金がないから)
  • ゆとり世代の特徴②:価値観に合わないものはしたくない
  • ゆとり世代の特徴③:死ぬまで働くことを認識している
  • ゆとり世代の特徴④:お金は大切だが、休暇・福利厚生・安定も大切
  • ゆとり世代の特徴⑤:みんなと同じは嫌「オンリーワンの人生」が好き
  • ゆとり世代の特徴⑥:自由を求めている人が多く独身でいたいと思っている
  • ゆとり世代の特徴⑦:「今が良ければそれで良い」という刹那主義もいる
  • ゆとり世代の特徴⑧:結婚願望が薄いのは自由がほしいからではなく金が無いから
  • ゆとり世代の特徴⑨:自分の興味があることはとことん追求する
  • ゆとり世代の特徴⑩:親と仲がよい人は本当に仲がよい
  • ゆとり世代の特徴⑪:物欲や性欲より経験欲や体験欲
  • ゆとり世代の特徴⑫:インターネットは共に生きていくもの
  • ゆとり世代の特徴⑬:厳しい部活に属してない人も多く年長者を立てることをしない層もいる

参考ゆとり世代の私が語る!ゆとり世代はいつから?特徴をまとめてみた!

ゆとり世代とうまく付き合う方法は?

このように、ゆとり世代より上の方々の価値観とゆとり世代の価値観は約180度ちがいます。

そんなゆとり世代と上手く付き合っていく方法とは何なのでしょうか?

ゆとり世代の私なりに、上手く付き合っていく方法をまとめてみました。

ゆとり世代を「強制してはいけない」

ゆとり世代は、「価値観に合わないものはしたくない・自由を求めている」特徴があります。

ある意味ワガママと言えばワガママに見えます。

しかし、価値観に合わないものをすると給料があがった親世代の方々とちがい、価値観に合わないものをしたところでゆとり世代は給料が上がらないことを知っているのです。

つまり、利益にならないからしたくないのです。

そのため、ゆとり世代に強制的に何かをさせると「価値観に合わないものを強制されたわ…」という感覚になり、不満を持つ可能性が高いのです。

価値観に合わないものをやらせるのってはっきり言って苦痛です

ゆとり世代を命令などの形で強制的に動かそうとすると、あなたから離れていきます

実際、会社の先輩に理不尽な命令をされて、その先輩から意図的に離れたこともあります。

また、部活の後輩との接し方から、離れられたことがあります。

ここらへんの扱いがゆとり世代の上の方々と異なってくるため、接し方がが難しい世代といわれるのでしょう。

ゆとり世代の「価値観を尊重する」

ゆとり世代は「みんなと同じは嫌「オンリーワンの人生」が好き」です。

「良い学校→良い会社→良い人生」図式の崩壊により、ゆとり世代は「各個人が歩みたい人生を歩む」という価値観を大切にしているのです。

「良い学校→良い会社→良い人生」が崩壊することの影響は下記をご覧ください

参考ゆとり世代の私が語る!ゆとり世代はいつから?特徴をまとめてみた!

参考学歴は便利?学歴なしでも戦える?学歴社会の崩壊で変わる学歴のルール

ゆとり世代以上の方々とゆとり世代の価値観は異なります。

価値観を認められないと人は嫌気がさしてしまうので、あなたの周りから離れてしまうのです。

ゆとり世代は「褒めると特に伸びる」

ゆとり世代は「死ぬまで働くことを認識している・安定も大切」などの価値観もあります。

つまり、死ぬまで働くならば、安定しながら、楽しく生きたいと思っているのがゆとり世代の特徴なのです。

叱って伸びる人と褒めて伸びる人がいると言われていますが、私も含めてゆとり世代と話していて気付くのは、「ゆとり世代は叱っても伸びず、褒めると伸びる」のです。

叱っても伸びないのは、叱られた経験が少ないこともありますが、叱られることにより、批判されたと感じてしまい、仕事などに取り組むのを楽しめない点にあります。

叱るとは逆に、ゆとり世代は褒められることにより、「自分は認められた」と思い、仕事などに取り組むことが楽しくなっていきます。

その結果、褒めらると、より一層仕事にのめり込み、ドンドン伸びていくのです。

ここらへんは、「やり抜く力 GRIT」に書いてある、辛い練習も楽しくするコツに似ています。

参考書評「やり抜く力 GRIT」要約:やり抜く力を手に入れる方法とは?

ゆとり世代は「放置すると仕事や業績を向上させる」

ゆとり世代は「自分の興味があることはとことん追求する」特徴があります。

そのため、ゆとり世代は動機付けさえしっかりしてあげれば、やり方や手順は任せておけば良いのです。

逆に、やり方や手順についても良かれと思ってアドバイスをすると「ウザっ」と思われることがあります。

個人的な意見ですが、ゆとり世代は「求めていないアドバイスは拒否する」生き物です。

ぶっちゃけ余計なお世話って感じなので、ゆるく見守っててくれると嬉しいです

ゆとり世代から求められていないアドバイスをし、ゆとり世代が不満を持つと、あなたから離れていきます。

アドバイスをしないで放置することで、ゆとり世代自らに挑戦させた方が良いのです。

ゆとり世代は「納得感のある理由を説明する」と動く

ゆとり世代は「価値観に合うものや興味のあるもの」をとことん行う特徴があります。

そのため、理不尽な命令や、ゆとり世代自体が納得しないものについては取り組むことはありません。

ゆとり世代以上の方は「上司の命令は絶対だから逆らうな」のような風土がありました。

しかし、ゆとり世代は「上司の命令であっても利益にならないことはしたくない」と考える傾向があるからです。

では、どうすれば、ゆとり世代をうごかすことができるのでしょうか?

それは「納得感のある理由を説明する」ことです。

納得感のある理由を説明するとは、あなたが一方的に喋ることではなく、ゆとり世代に気付かせるように説明することを指します。

ゆとり世代に納得感のある説明をする時は、「質問を多くしたり、やらないとどういう害になるのか」を分からせたりすることが重要なのです。

ゆとり世代は「興味をもたせる」と追求する

ゆとり世代は「興味をもったことはとことん追求する」特徴があります。

つまり、ゆとり世代に興味をもたせることができれば、彼らは必要以上によく働き、尽くしてくれる存在になります。

興味をもたせるために必要なことは「相手のニーズを知ること」「ニーズを踏まえて喋ること」が大切です。

つまり、話をして興味をもたせるよりも、質問をして話を引き出すコミュニケーションをすることで、相手のニーズや価値観、人生の目標を引き出すことができるのです。

ニーズや価値観、人生の目標を引き出すことができれば、「あなたにとって◯◯をすることが以下にプラスなのか」を語ることができ、興味をもたせることができれば、ゆとり世代はそのことについてとことん追求していくのです。

ちなみに「相手の話を聞く」大切さはカネーギーの「人を動かす」にも書いてあります。

人を動かす方法は不変の法則だと思いますし、ゆとり世代にとっては特に重要なのです。

参考「人を動かす」要約まとめ:人を動かす方法と人を動かす力とは?

ゆとり世代の能力を存分に引き出そう

ゆとり世代の能力を引き出すことができれば、あなたのチームの効率も高まるはずです。

ゆとり世代と上手く付き合う最大のコツは「相手を重要な個人として認めること」になります。

ゆとり世代だからといってばかにするのではなく、相手を重要な個人として認めることができれば、あなたのチームにおいて爆発的な能力を発揮してくれる可能性がゆとり世代にはあるのです。

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