「損しているときの投資は非常につらいな…」
「乱高下見ていると吐き気がするわ…」
株式投資は乱高下が激しいので、損が出たりすると本当につらいですよね。
株式投資をすると、損している時はチャートばかり見てしまうことになり、精神衛生上も悪影響です。
投資初心者で投資がつらいなと感じる人は、NISAやiDeCoを使って節税メリットを得ながらつみたて投資するのがオススメですが、それでも辛い時がありますよね。
今回は、株式投資がつらいと感じた方におすすめのインデックスファンドつみたて投資について解説します。
この記事で学べることは?
- 投資がつらい原因が学べる
- 投資のつらさを克服する対策が学べる
目次
投資がつらいと思っている人は将来豊かになる
投資がつらいと思っている人は多いです。
「損が出た…」
「利益が出ない」
「このポートフォリオで大丈夫かな」
つらいと思っている人は将来豊かになることが約束された人です。なぜなら、投資について今悩んでいることは財産につながっているからです。
ただ、損が出たからといってパニックになってしまい、後先考えずに売却してはいけません。何も考えずに損を確定させてしまったら、もう後戻りはできないからです。
まずは、損を確定させるのではなく、投資がつらいと思ってしまった原因を整理して、対策を練りましょう。
損しているときの投資がつらい原因は?
株式にかかわらず、FXでも先物でも、損しているときの投資というのは、非常につらいです。
最近流行りの仮想通貨も、暴落して大損した人も数多いでしょう。
なぜ損する投資がつらいのでしょうか?原因と対策を解説します。
損を出しても売却するか否かの判断に迷いがでて心配するから
株式投資は損している間に売ってしまうと損が確定してしまいます。
損切りは大切と言われますが、損切りをするか確定するかの判断が一番むずかしいところです。
もしも、損切りを確定しない場合は、損するまで持ち続けないといけません。
「損が拡大するのではないか?」
「大丈夫なのか?」
このようなことを考えながら日夜生活し続けないといけません。
ハッキリ言ってメチャクチャつらいです。死にたくなります。
「なぜあんなことをしたのか」と後悔で精神状態がぐちゃぐちゃになります。
個別銘柄ではない投資信託やインデックスファンドの場合の投資は逆にチャンスです。
損をして最悪だなって思っても、平均購入単価を引き下げるために同じ銘柄を購入しましょう。
売却するか否かを迷っている人は、計画が決まるまでは、売却して損を確定させるのはやめましょう。損が確定しまった場合、後ほど値上がりした場合に取り返しがつかなくなります。
投資計画の立て方は下記に解説しています。よろしければどうぞ。
投資のつらさを軽くするにはルール化が必須
人間は投資で損をした時に「もう売ったほうが良いのかな?まだ持っておいたほうが良いのかな?」と判断に迷います。
判断に迷っているときが、精神的に一番つらいです。
ルールを決めて、判断で迷うことが無くなれば、投資のつらさが軽くなります。
下記に判断に迷わないような投資初心者向けの投資ルールをまとめてみました。よろしければどうぞ。
投資がつらいのは余裕がない資金で運用しているから
しかしルールがあっても、投資で損したときのつらさが軽くなるだけで、つらい感情を持つことは変わりません。
株式投資がつらいのは損しても余裕があるほどの資金で運用していないからです。
余裕資金で投資をしていない場合、つらい状況はあまり変わらないのです。
なくなっても良い資金であれば、そこまで精神的に病むことはありません。
しかし、株式投資で利益を上げてくると損したくないと考えるのが人間の性質です。
利益を上げれば上げるほど、お金に対して執着心をなくさないと、利益を確定するまでは投資がつらくなるばかりです。
利益を上げたら、投資の資産状況を見直して、無くなっても良いお金だけ投資するよう変更しましょう。
一番良いのは余裕資金を作る方法ですね。サラリーマンが余裕資金を作るには転職・資格・副業・節約しかありません。下記に詳しくまとめてありますのでよろしければどうぞ。
投資がつらいなら次からは運用方法をリスク許容度と相談して決めよう
投資がつらい場合、自分が耐えられるリスク許容度の範疇を超えている可能性もあります。
再び投資をしようと思うのであれば、しっかりと計画を練った上で、自分のリスク許容度を考えてみると良いでしょう。
リスク許容度が高い人にもおすすめなのが、インデックスファンドへの積立投資です。
▼インデックスファンドへのほったらかしのつみたて投資は下記の点からオススメです
- 投資のタイミングを分散できる
- 長期保有が前提で判断の迷いが少ない
- インデックスファンドはアクティブファンドより成績が良い
それぞれ解説します。
積立投資は投資のタイミングを分散
つみたて投資とは、毎月投資などの定期的に投資することです。
定期的に投資をすることは投資タイミングを分散ができ、値上がった時も値下がった時も一定額を購入すれば、その分だけリスクを回避することに繋がります。
投資タイミングの分散をするには、毎月のつみたて投資が簡単にできておすすめです。
積立投資はドルコスト平均法と呼ばれるものです。ドルコスト平均法については下記の記事でまとめています。
長期保有を前提にするから迷わない
投資がつらい最大の理由は判断を迷うことです。判断を迷わないおすすめの方法は長期保有を前程にすることです。
長期保有を前提にすれば、損が拡大しなければ、途中で投資をやめようと思わなくなります。
長期保有を前提にした投資を行いましょう
インデックスファンドの成績はアクティブより良い
投資信託の話になりますが、投資信託にはインデックスファンド・アクティブファンドという2種類があります。
- アクティブファンド:株価指数などよりも高い運用成績をプロが指示をだして目指すファンド
- インデックスファンド:連動を目指すインデックスと同様の動きを目指すファンド(別名:パッシブファンド)
アクティブファンドのほうは、プロが運用しているので一見すると成績が良さそうですが、実はインデックスファンドのほうが成績は良いのです。
投資がつらい人には利益が出やすい制度を有効活用しよう
投資がつらい人におすすめなのは、
- 投資信託を活用したインデックスファンドほったらかし積み立て投資
- NISA・iDeCoを使って節税メリットを狙う
投資で損が出る主な理由はコストが高いことです。
そのため、手数料が比較的低めのインデックスファンドの投資は、投資がつらい人にもおすすめできるかなと思います。
さらに、コストには税金も含まれます。利益が出た場合には20%の税金が課税されるため、複利効果を期待しても得にくいのが従来の投資でした。
NISAは利益に対して非課税です。またiDeCoは所得控除が使えるため、実質的に利益が出しやすくなっているというメリットがあるのです。
投資信託を使うのは分散されているから
インデックスファンドの投資信託は、指数と連動するために分散されているファンドであり、一口が100円程から購入できるからおすすめしています。
投資信託自体にも多くの種類があり迷いますが、手数料が安くて、分散されているものを購入すると良いでしょう。
NISAはいつでも解約できる
NISAにはつみたてNISAと通常のNISAがありますが、個人的におすすめしたいのは積立NISAです。というのも、NISAは非課税が5年分しか無いのに対し、つみたてNISAは20年分の非課税期間があるからです。
長期投資をするのであればつみたてNISAがおすすめなんですね。
つみたてNISAの特徴は下記のとおりです
- いつでも解約可能
- 投資信託などが購入できる
- 年間40万円(毎月3.3万円)まで投資可能
- 20年以内の解約による利益は非課税
- 最大で800万円積立可能
iDeCoは解約できないが所得控除になる
一方でiDeCoは途中解約ができませんが、社会保険料控除として掛け金分が所得控除されるため、節税メリットがあります。
iDeCo(個人型確定拠出年金)の特徴は下記のとおりです
- 投資信託などが購入できる
- 原則として60歳まで解約不可能
- 社会保険料控除として所得から控除され、税金が安くなる節税効果もあります。
- 運用益は非課税
iDeCoは老後に必要なお金を増やすために活用し、つみたてNISAでは老後までに必要なライフイベントのお金を投資することが良いと思います。
つみたてNISAやiDeCoの併用については「つみたてNISAとiDeCoの併用や違いと私が楽天証券を選ぶ理由を解説」で詳しく解説しています。
また、おすすめのつみたてNISA口座については「つみたてNISAの投資信託購入におすすめ口座3選【投資初心者向け】」で解説しています。興味がある方はどうぞ。
投資がつらいなら長期保有のインデックスファンドへ投資しよう
投資がつらいのは損して持ち続けることや、判断が迷うことです。
投資初心者で投資がつらい人は、つみたてNISAやiDeCoを使ったほったらかしのインデックスファンドでの投資がおすすめです。
「え?でも投資って損する可能性があるから嫌だなぁ」と考える方もいるでしょう。
確かに、投資だと損する可能性があります。しかし貯金だと増える可能性はかなり低いのも事実です。
貯金と投資をうまく併用することにより、家計収入を少しでも上げられれば生活が楽になります。
特にiDeCoは節税にもなりますので、所得が多い方は検討してみると良いでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コストが安いネット証券は投資の利益が出しやすい?
投資信託は実質コストが安い方が複利効果によって利益が出しやすいです。
実際に1000万円を元手にコストが年率0.2%と年率0.6%では、30年後に400万円以上の違いが出ることもあります。
賢く投資をするなら、実質コストが安い証券口座がオススメ。
特に、楽天証券とSBI証券は両社とも日本国内では優れたネット証券です。証券口座開設が無料であり、自宅で手軽に開設できます。それぞれに下記のような特徴があるので、二つの口座を開設して持っておくのが良いでしょう。
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投資講座第6回:利率を優先する?元手を増やす?結局は入金力がすべて
投資講座第7回:インデックスファンド積立投資を初めて気づいたこと
投資講座第8回:ETFでもインデックス投資できるけどどちらの方がおトクなの?
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