入社1年目の人向けに読んだ方が良い本といえば、ご存知の通り、入社1年目の教科書です。
内容は今の時代にそぐわないという話もありますが、仕事のやり方や見える世界が変わるので、個人的にはサラリーマンが何たるかを知りたい方にはおすすめできる本だと思います。
新人もベテランも今日から変わる一生使える50の指針。仕事のやり方が変わると、見える世界も変わる。
入社1年目の教科書を読んだ方が良い人は?
入社1年目の教科書は下記の人にオススメです!
- 社会人1年目の人
- 社会人として信頼される人間を目指す人
- 今の仕事がつまらないと思っている人
入社1年目の教科書だけど全世代が読むべき?
著者の岩瀬さんからお話をきく機会があった方から伺ったのですが、最初は1年目の人向けに書いた本ではなく、全世代に向けて書いた本だったそうです。
その証拠に目次を見れば、「これ1年目ではなくても読んだ方が良いな?」と思うことが沢山あります。もっともらしいことが書いてある。
なぜ入社1年目の教科書というタイトル?
結論から言うと、ダイヤモンド出版の編集長が超やり手だったそうです。
ダイアモンド出版の編集長がやり手で「一瞬え?」って思うことをテクニック的に随所に入れているのです。
そのお陰で大ヒットして、いまでもの方に読まれているのですから、すごいですよね。
入社1年目以外の人にもどう言うことを伝えたかったのか?
著者の岩瀬さんはどう言う人なのかと言うと…
- ハーバード大学を卒業し
- 更にハーバードの中でもトップ5%しか取れない日本人4人目のBaker Scholar受賞
簡単にいえば、めちゃくちゃ頭が良い人です。
その後、
- ボストンコンサルティング
- リップルウッド
- ライフネット生命にヘッドハンティング
ライフネット生命では副社長から現在社長になっております。
経歴や実績だけでも入社1年目以外もぜひ読んだ方が良い本ですね。
入社1年目の教科書にはどう言うことが書いてあるの?
入社1年目の教科書にはどう言うことが書いてあるのでしょうか?
入社1年目の教科書の内容について軽くご紹介したいと思います
頼まれた仕事は全部行う
新入社員だと「え?頼まれた仕事を全部やらないといけないの?」って思いがちですが、そうではありません。
頼まれた仕事を全部行いなさいとは「信頼される人間になれ」という意味です
社会人として上に立てば立つほど、この人良いよね?とどれだけ多くの人に思ってもらうかが大切です。
つまり信頼をどれだけ得られるかかが大切なのです。
信頼を得る簡単な方法は、頼まれた仕事を断らないでやることです。
もしも頼まれた仕事がやりたくないのであれば、圧倒的な結果を出すことでしょう。
圧倒的な結果を出せば、仕事ぶりを信頼してもらえる可能性が高くなります。
仕事は100点を目指さない?
本書の中で、仕事は50点でも良いから早く行うことの大切さが書いてあります。
会社の仕事は個人作業ではなく団体作業です。
個人作業ではないので一人で完結していく仕事ではありません。
そのため、個人の作業がが遅れてしまうと、どんどん仕事が遅くなってしまいます。
仕事を行ったら、上司からのフィードバックをすぐにもらうようにしましょう。
そうすれば、早く仕事が回るようになり、結果的に仕事が早く終わるのです。
50%でも良いから、早く仕事を終わらせるように意識しましょう。
つまらない仕事も楽しく前向きになれるような自分づくりが大切
つまらない仕事はないと言いますが、これは仕事を楽しめと言うことではなく、いかに楽しく前向きになれる自分づくりができるかということです。
つまらない仕事はたくさんあります。めんどうくさい仕事もたくさんあります。
その仕事をいかに面倒くさくなく、楽しく行えるかが大切です。
つまり、どんな仕事でも楽しめる自分づくりができるか否かが大切なのです。
仕事というのは内容よりも人
人として成長しようと思って、内容ばかりにフォーカスする人がいますが、内容よりも大切なのは、一緒に働く人です。
成長しようと思ったら、どういう人と一緒にいるのかによって、成長する方向性が変わってきます。
仕事の内容がつまらないということで転職をするのではなく、どういう人になりたいか、どういう人が周りにいるのかで仕事を決めた方が良いのです。
入社1年目の教科書は奥が深い?
その他にも下記のような内容が紹介されていました。
- 本を読む時は全部理解するのではなく、1つや2つでも良いから見つける。
- 宴会芸は死ぬ気でやれ
宴会芸は死ぬ気でやれとか言われると「ちょっと…」って思うと思います。
自分が「ちょっと…」って思う所は嫌煙しながらも、自分の中で「この視点はなかったな!」ということはしっかりとチェックすると、非常に有意義な本だと思います。
今回のオススメである入社1年目の教科書は下記になります