書評「君たちはどう生きるか」あらすじと感謝が学べる理由を要約?

「君はどう生きたいのか?」

2017年末から2018年の頭に空前の大ブームを起こした本といえば、「君たちはどう生きるか?」という本です。

本屋さんで平積みにされているだけで、なにかを訴えてくるようなメッセージを感じて手にとってしまう人も多かったはず。

今回は「君たちはどう生きるか?」を紹介します。

「君たちはどう生きるか」あらすじ

1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う主人公のコペル君と叔父さん。二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が数多く示されています。そんな時代を超えた名著が、原作の良さをそのままに、マンガの形で、今に蘇りました。初めて読む人はもちろん、何度か読んだことのある人も、一度手にとって、人生を見つめ直すきっかけにしてほしい一冊です。

引用:Amazon

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「君たちはどう生きるか」がオススメな方

君たちはどう生きるかがオススメなのは下記の方です

  • 今、どう生きていくのかが迷っている方
  • 時代の流れについて疑問がある方
  • 人間とは?について迷いがある方

君たちはどう生きるかは「正しいことをすること」を伝えている

個人的な感想ですが、「君たちはどう生きるか」は、正しいことをすることを訴えてきている気がしました。

正しいとは、「世間」が正しいと思うことではなく、「あなた」が正しいと思うことです。

「君たちがどう生きるか」という本では、自己中心的ではない視点を持つこと、世の中を俯瞰してみること、選択肢を認識すること、そして正しいことを正しいと言える勇気を持つことを学ぶことができます。

全てを総合して考えると、あなたが思う「正しい」ことができるようになることが大切なのかなとも思いました。

「君たちはどう生きるか」の構成は叔父さんとコペルくんの物語

主人公のコペル君と、その叔父さんとの関わりの中から発展していくストーリーです。

そもそもコペル君の由来は、コペルニクスのようになって欲しいから名付けられました。コペル君は父親を亡くしています。

コペル君は中学生で小さな社会で経験して行きます。

例えば、コペルくんの友達がいじめられて先輩にボコボコにされます。

しかしコペル君は助けることができませんでした。

そういう時に叔父さんがもっと大きな視点で色々な助言をしてくれて、最後にノートで社会の構造や人生について等が書いてあり読者も一緒に学ぶという形になります。

小説の形をとっていますが、じつは自己啓発本なのです。

なぜ、このような小説のような形での自己啓発本なのかでしょうか?

それは、元々の原作が出版された1937年は自己啓発本の類の出版は禁止されておりました。

そのため、児童文学書という形を借りた教養本として世の中に出たのがスタートでした。

「君たちはどう生きるか」が求めているのはパラダイムの転換

コペルニクスという名前からもキャラクターの名前をもじっている通り、著者が求めていることは読者のパラダイムの転換です。

天動説や地動説というと、ちょっと天文学的な話ですが、パラダイムにおいて天動説的な考え方から地動説的な考え方になるべきだとされています。

天動説的な考え方というのは地球は動かないとする考え方で、「自己中心的な考え方であり、視野が狭い考え方」のことを言います。

一方で、地動説的な考え方とは、「地球は宇宙という全体の一つでしか無い」とする見方であり、どちらかと言うと「俯瞰して全体からものごとを捉えている」といえます。

Give & Take」自己中心的ではなく他者志向性になることの大切さが書かれています。「君たちはどう生きるか」でも自己中心的になるなと書かれているのが共通する点ですね。

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君に友だちはいらない」の中でもコペルニクスについて書かれていましたが、天動説から地動説にパラダイムシフトしたのは、世代が入れ替わったからだとされてしまう。天動説を信じる人がいなくなったので、地動説に自然とシフトしていったそうです。

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人間と動物と樹木の違いから「どう生きるか」を考える

「君たちはどう生きるか」の中で、人間と動物と樹木には違いがあると述べられています。

まずは樹木と動物の違いですが、樹木は樹木である自分を哀れだと認めることはできません。

しかし、動物は自分のことを哀れだと認めることができます。

自分のことを認めることができることか否かが植物と動物の決定的な違いです。

では、「一般的な動物と人間の違い」はなんなのでしょうか?

動物は人間と一緒で痛いことがあったら涙をすることができるので、認識するという点は一緒です。

しかし、動物は自分で自分を決定することや、修正するという能力が出来ないと本書では述べられています。

人間にしかできないことは、「自分で自分を決定し、修正することができること」です。

逆に言えば、自分で自分を決定していない人や、自分のことを修正していない人は、一般的な動物とさほど変わらないということでしょう。

自分で自分を決定するということは、自分の選択肢を明確にして自分で決めるということです。動物はなんとなくで行動してしまい、同じことを繰り返し行ってしまいますが、人間はそうではありません。

むしろ、自分で意思決定をして、自分で考えて行動しない人は、誰かの一生養分になる可能性もあるのです。

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ワーク・シフト」にも、最終的に働き方をシフトするのに必要なのは「選択肢を明確にし、選んだことによる責任を全うできるか否か」という能力が必要になってくるとされていました。

1937年に出版された本と2010年代に出版された本に同じことが書かれているということは、今の時代にも必要な力なのでしょう。

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流れは大切だが流れに逆らうことが正しい時もある

「君たちはどう生きるか」で印象的だったのは世の中の流れの大切さについて書かれていることです。

例えば、ナポレオンは初期は、流れに乗っていたため結果をたくさん出せた。

しかし、ナポレオンの後期は、ナポレオンが流れに逆らってしまったため没落してしまいました。

つまり、流れはとても大切だということです。

では、「流れに逆らってまでも生きていきたい」とするならばどうすれば良いのでしょうか?

流れに逆らうときには、頭の中で考えているだけではダメです。

流れに逆らうことを皆に発信しなければ流れを動かすことができません。

流れに逆らうことが正しいことであると伝えられるようになることが大切であり、正しいことを正しいと伝えられるようにすることが大切だと言います。

世の中の当たり前の仕組みを知って感謝を覚える

「君たちはどう生きるか?」の中では、世の中の仕組みについても書かれています。

世の中には、それなりの収入を得ている人と一部の富裕層がいます。

しかし、お米を食べているのもお米を作っている人がいるからです。お米を作っている人は割と収入は多くないイメージがありますよね?

でもお米を作っている人がいなければ、僕たちは当たり前にご飯を食べることができないのです。

そのありがたさを忘れてはいけないということも、君たちはどう生きるかでは、考えさせてくれます。

「君たちはどう生きるか?」を読んで感謝の気持ちを持つ

生き方や感謝の大切さ、世の中の流れの大切さなど、多くのことをわからせてくれます。

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