「資格を取得して独立かな…」
「自分にもブランド力が欲しいな…」
サラリーマンがいずれは夢を見る独立…。
独立を目指して、資格を取得しようと努力している方もいるでしょう。
しかし、独立はなかなかうまくいきません。顧客獲得がうまくいかず、収入が安定しませんし、他にも数多くの問題があります。私もフリーランスで4年以上生きていますからよく分かります。
そんな、フリーランスで生きている私からみて、サラリーマンの方にオススメなのは、独立できる資格を取得し、サラリーマンを辞めずにあえて副業で取り組むことです。
サラリーマンを辞めなければ安定した収入を得られます。資格を取得すれば自分のブランドになり、個人で稼ぐ時に使えること間違いなしです。
今回は、副業がしたいサラリーマンにオススメの資格を解説します
副業の資格でサラリーマンのおすすめで学べること
- 副業する前に知っておきたい独立の問題点が分かる
- 副業や独立起業する上でおすすめの資格が分かる
- 忙しいサラリーマンが資格取得するためのおすすめの方法が学べる
目次
副業の資格で意外に使えるTOEICの存在「優先して取るべき」
そもそも、副業をする理由って副収入が欲しいからですよね?副収入作りに意外に使えるのはTOEICです。
なぜなら、TOEICでハイスコアを持っておけば、年種が上がりやすいからです。
年収が高ければ高いほど、副収入は作りやすくなります。
- 副業に資金を投下する余裕が生まれる
- 余裕資金をETFや高配当の個別株に回すことで、収入を生み出せる
資金があることにより、副業に投資ができます。余裕資金があれば資産に投資もできるでしょう。
何より金銭的余裕は精神的余裕に直結します。
個人的にも思いますが、副業に使える資格の中で、TOEICほどコスパが高いものはありまえん。
TOEICを取得することで副業に及ぼすメリットをまとめると…
- サラリーマンの年収を引き上げる
- 自由に使えるお金が増やせる
- 副業をサポートできる
TOEICで英語を勉強し年収を上げる
日常の英会話として使えるかは別として、TOEICの点数が良いことで収入を上げることが可能です。
実は、英語と収入には相関関係があり、時給で言えば最高で3倍まで引き上げられます。
さらに、外資系企業への転職の門戸も開かれるため、収入を上げ、ブランドイメージを確立するにも最適です。
英語と年収の相関関係については下記の記事をどうぞ
スタディサプリでTOEICを勉強するのが簡単でおすすめ
英語を勉強することは自学でも可能ですが、忙しいサラリーマンの場合はスタディサプリがおすすめです。
スタディサプリは1日82円で最強のTOEIC対策ができます。私も使っていますが、かなり効率的に勉強ができています。
スタディサプリについて説明をまとめています。詳しくは下記の記事をどうぞ。
実際にわたしがTOEICで800点以上を取得するために取り組んだことは下記にまとめています。
資格保有は副業でもブランド効果が生まれる「言葉より説得力あり」
ちなみに、私は資格をとることには肯定的です。
資格を取得すれば、それがあなたのブランドになるからです。
ブランドがあれば、信頼が得られやすくなります。
例えば、副業でコンサルティングをしたい時に、下記のうちどちらに頼みますか?
- 中小企業診断士を持っている人
- 資格を何も持っていない人
また、税務のことを知りたい時には下記のうちどちらの人に頼むでしょう?
- 公認会計士や税理士の資格がある人
- 資格を何も持っていない人
SNSやテレビ・雑誌などのメディアに露出している有名人でもない限り、自分の実力を証明するのにもっとも使えるのが資格です。
資格を取れば、その資格があなたのブランドとなるのです。
つまり、資格を取得することは副業サラリーマンにとってもブランドになるのです。
副業したいサラリーマンにおすすめの資格「分野によって異なる」
サラリーマンをしながら副業に取り組むことは、最強の働き方だと思ってます。
リスクもなく、チャンレンジできるのは本当に素晴らしいです。
しかし、資格取得を考える際には、「本当にブランドになる資格なのか」を慎重に選ばないとお金を無駄にする可能性があります。
そこで、ブランドになる可能性が高い資格を下記にまとめてみました。
ちなみに、ブランドになる資格を選んだ基準は?
- 民間の資格よりもブランド力の高い国家資格
- 独立が可能か、副業も可能かを調査
- サラリーマンでも無理なく取得できるよう難易度が高すぎない資格を選定
この基準のため、税理士・会計士・弁護士は除いてあります。あらかじめご了承下さい。
中小企業診断士「コンサルタントなら持っておきたい」
中小企業診断士は中小企業向けのコンサルタントの専門家です。
中小企業診断士は独立してから3年は食べれられないとうわさですが、先輩からの仕事依頼が多く世渡りがうまく行けば食べていけるそうです。
独立した場合、初年度は国からの補助が月10万円ほどある場合もあります。
基本的な稼ぎ方は、専門家派遣・セミナー・先輩からの仕事依頼・コンサルティングだそうです。
コンサルティング・セミナー・補助金申請であれば、土日に副業として取り組むことも十分可能でしょう。
中小企業診断士の合格率(29年度)1次試験合格率:21.7%×2次試験合格率:19.4%=4.2%
狭き門ではありますが、ブランドになるのは間違いありませんね。
行政書士「法律に関するエキスパートになる」
行政書士とは簡単に言えば法律に関することなら何でも行う人です。
そのため、行政書士は資格を取得してから、いかに専門性を広げるのかが大切です。
行政書士は独立に特化している資格なので、求人は少ないですが、行政書士の事務所のホームページを見ると掲載されていたりします。
行政書士は官公庁を相手にする職業なので、平日の昼間に活動ができないと難しいので、平日休みの方が副業として行うことが可能です。
行政書士の合格率(平成29年度)は15.7%です。
弁理士「特許に関する専門家になる」
弁理士は特許に関する専門家です。
弁理士については、無理に独立しないで勤務でも良いのでは?という声もあります。
ただ、弁理士の求人は比較的多く存在します。
海外の特許出願のために募集しているところも多いので、英語力も鍛えておくのも良いでしょう。
弁理士は、オンラインでほとんどの手続きが完結するようになっているので、在宅で仕事が可能です。そのため、弁理士は副業に向いているでしょう。
弁理士の合格率(平成29年度)は6.5%です。
宅建士「不動産の専門家になる」
宅建士は不動産に関する専門家です。意外に思われるかもしれませんが、宅建士でも独立できます。
しかも、他の士業に比べてお客さんが少なくても良い(不動産価格が高いので手数料が数%でも結構高値になる)
勤務経験無しで独立した人もいるそうです。
また、独立開業にはもろもろ合わせて200万円以上は必要だそうです。
宅建士を副業で行う場合は、アルバイトをしている人が多いですが、独立できる資格でもあるので、やり方によっては副業から始められるでしょう。
宅建士の合格率(平成29年)は15.6%です
社会保険労務士「人事・労務などの人材に関することに特化する」
社会保険労務士は人事・助成金・退職金など人材に関わることの専門家です。
独立するなら登録料の20万円が必要だと言われています。
税理士等に比べて顧客単価も低く、独立しても年収が低い方もいます。
しかし、就職に有利というメリットもあります。求職活動中の方や現在人事にいる方は目指しても良いでしょう。
社会保険労務士は独立できる資格なので、やり方によっては副業から始めらます。
ただ、やはり実務経験がないと転職も就職も難しいので、人事部にいる方にオススメな資格なのでしょう。
ちなみに、支部のHPでアルバイトの募集があり日当は2万円ほどとかなり高そうですが、この場合は給与所得になると2カ所から給与をもらうことになるので、会社にバレやすくなってしまいます。
社会保険労務士の合格率(平成29年)は6.8%です。
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントはキャリアについて相談に乗る専門家です。最近国家資格になりました。
日本では個人のクライアントがキャリアコンサルタントと直接契約を結ぶ形態はほとんどなく、教育機関や公的機関と顧問契約を結ぶことが一般的です。
副業として週末だけキャリアコンサルタントをしている方もいますので、副業には向いている職業と言えるでしょう。
キャリアコンサルタントの合格率(平成30年)は54.3%です
また、今回は、弁護士・公認会計士・税理士は難易度が高くおすすめできないので除外していますが、恐らく副業でも可能な資格だと思います。
この他にもFPや証券アナリストなど投資に関わる仕事を目指すなら資格取得を目指しても良いでしょう。
「サラリーマンの副業の問題点」資格取得前に「独立の問題点を知ろう」
「副業におすすめの資格は不要。おれは将来独立したいんだ」
独立にこだわる方もいると思いますが、私が独立した時に感じた問題点を解説します。
いきなり事業で独立してもお客さんが集まらない
独立して最大のネックはお客さんが集まらないことです。
私は副業→独立という流れで起業しましたが、お客さんが集まらなくて本当に苦労しました。
お客さんが集まらなければ売上はあがりません。
もしも、お客さんがいないのに副業ではなく独立してしまったら、単に昼間暇な人になっただけです。
独立する前にお客さんを確保しておかないと独立しても意味はありません。だったら、先にお客さんを確保するために副業から始めると良いとお思います。
いきなりの独立では収入が安定しない
独立した時に一番きついのは、収入がないことです。
収入がないことは倒産に直結するため、精神的に追い詰められてしまいます。
もしも、あなたにお客さんがいないのであれば独立は控えるべきです。即、倒産して精神的にやんでしまいます。
また、お客さんがいても、お客さんから契約を切られたら収入が安定しません。
お客さんとの長期的な関係性を構築することはもちろんですが、一人のお客さんだけでなく、複数のお客さんを相手にできるように、お客さんが継続的に集まってくるようにすることが大切です。
資格の仕事は機械に代行されやすい
これからは人工知能の発達により、士業が独占していた書類のお仕事などが機械によって代替される可能性があります。
ただの、資格を取得している人ではなく自分の強みを明確にもち、いろいろな資格や自分の経験を組み合わせるなどして、機械に代替されない人材になりましょう。
働き方の未来については、政府もレポートをたくさん出してます。
その中でも有識者を集めて会議を行なった働き方の未来2035というレポートは秀逸でしたので、一度見ておくと良いでしょう。
他にも独立の問題は多々ありますよ!
以前、私が独立した際の問題点をまとめました。あまり語られていない副業や起業のリアルについて書いてあるので、独立を目指している方は必見です。
サラリーマンが副業のために資格をとるなら学校を使って効率化しよう
国家資格で合格率もかなり低く難関の資格です。
もしも、働いて忙しく時間がない方は、短期的に効率的に勉強ができる通信教育を利用して資格取得を目指すと良いでしょう。
例えば、LECであれば1979年から創立されている老舗の資格スクールです。
ノウハウも蓄積され、充実しています。特に講師陣が良いと評判が多く、通信教育ですが、通って講師陣を使い倒したほうが良いとされています。
- 【LEC】中小企業診断士の詳細はこちら
- 【LEC】行政書士の詳細はこちら
- 【LEC】弁理士の詳細はこちら
- 【LEC】宅建士の詳細はこちらから
- 【LEC】社会保険労務士の詳細はこちら
- 【LEC】キャリアコンサルタントの詳細はこちら
上記の資格学校は例ですが、他にも自分にあった勉強があると思います。
ただ、資格取得して副業をすることが目標なら、短期的に資格を取得して、無駄な時間を資格取得に使わずに、副業を開始したほうが良いと思います。
お金がないなら別ですが、年収を上げてお金を使って効率化することは悪いことではありません。
年収を上げるのに一番効率的なのは英語であり、TOEICでしょう。忙しいサラリーマンがTOEICの点数を上げるなら、自学よりもスタディサプリなどの教材を使ってサクッと行うのがおすすめです。
ブランドを作る上でも「資格は武器」ですので、資格取得について考えてみると良いでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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副業を始める前に知りたいこと・副業の選び方・副業中の悩みとは?
実際に副業をして独立までした私の体験を元にして副業のリアルを解説中です。
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