説明がわかりやすい人は「3」で説明する?「いまの説明、わかりやすいね! と言われるコツ」まとめ

4.0
「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツ

「うまく説明できないな…」

「相手が分かってくれないな…」

伝える力は大切です。しかし、言いたいことがなかなか伝わらないときってよくあると思います。

では、相手にわかりやすく伝えるためにはどうすれば良いのでしょうか?

「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツでは、3にまとめることで説明が分かりやすくなると解説されています。

3にまとめるってどういうこと?となっている方に3にまとめることで話がわかりやすくなる理由をご紹介したいと思います。

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「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツを読んだ方が良い人は?

「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツは下記の方にオススメです!

  • わかりにくい話し方になってしまう
  • 相手にモヤっとした理解を与えてしまう
  • 学んだことをすぐにアウトプット出来ない
  • 何から話せば良いのかわからない

説明がわかりやすい人は「3」で説明する人

とにかく、「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツで書いてあることは、全てを「3」で考えるということです。

3で考えるとは、何かを説明する時に、「3つあります」と宣言すること。

3つに分けて説明することで、わかりやすいと言われる可能性が高まると言います。

なぜ「3」で説明すると分かりやすくのか?

では、なぜ3なのでしょうか?本書には5W1Hを例に出して書いておりました。

例えば、5W1Hと言われてすぐに答えられる人はいるでしょうか?

すぐに、滞りなく答えることって難しいですよね。つまり、6という数字は覚えることが大変なのです。

「3」くらいの数字の方が人は覚えやすいです。

だから、常に3で考えた方が、概念がスッキリしてわかりやすいということが書いてありました。

▼3にまつわるもの記憶に定着されやすいです。

  • 松竹梅
  • 猪鹿蝶
  • フレミングの法則
  • 支店・力点・作用点
  • 5・7・5

しかし、3つ以上になってくると覚えることが難しくなります。

▼こういう経験ありませんか?

  • 東西南北の方角を間違えた
  • 7つの習慣の習慣が言えない
  • 六道輪廻の六道が覚えられない。

つまり3以上の数のものはなかなか覚えられません。

つまり、わかりやすく説明するには3に分類することが望ましいのです。

わかりやすい説明の特徴

わかりやすい説明の特徴は下記のとおりです。

  • 数を3つに絞る
  • 構造にはめる
  • 動作でつたえる

それぞれ解説しましょう

数を3つに絞ればわかりやすい説明になる

人間は脳みそのキャパ的に3以上に分類された概念を覚えることができません。

では3以上の概念で分類された概念を、わかりやすく伝えるにはどうすればよいのでしょうか?

それは、抽象化して3に分類し直すことです。

例えばビジネス本の古典としてはお馴染みの7つの習慣を例にとって考えてみましょう。

7つの習慣であれば、習慣が7つもありますが下記のように分類するとわかりやすいですよね。

  • 依存から自立するための習慣
  • 自立から相互依存するための習慣
  • 7つの習慣を維持するための習慣

実際に7つの習慣の画像でも下記のように分類されています。

  • 依存から自立するための3つの習慣
    • 主体的である
    • 終わりを思い描くことからはじめる
    • 最優先事項を優先する
  • 自立から相互依存するための3つの習慣
    • Win-Winを考える
    • まず理解に徹し、そこから理解される
    • シナジーを創り出す
  • 7つの習慣を維持するための習慣
    • 刃を研ぐ

7つの習慣について知りたい方は下記の記事をどうぞ

>>【7つの習慣】終わりを思い描くことから始めると生産性が上がる話

3以上に分類された概念は抽象化することにより、3にまとめることが可能です。

情報を整理して、考えをまとめてみましょう。

構造にはめること

網羅的に全てを説明するのは相手にとって大迷惑です。

本書の中では構造にはめた方がわかりやすいと言っています。

伝えたいことが20個あったら、その内の3つに絞って伝えるようにしましょう

動作で伝えること

「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツのなかで、動詞ではなく動作で伝えることが大切だと解説されています。

「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツのでの動詞と動作の定義は下記のとおりです。

  • 動詞:その言葉だけを見聞きしても「何をしたらいいか」がわからない表現。
  • 動作:その言葉を見聞きすれば「どう行動したらいいか」がわかる表現。

引用:説明が「下手な人」と「うまい人」の決定的な差

動作で伝えるとは相手が行動できるように伝えることになります。

わかりにくい説明の人ってどういう人でしょう?

一方でわかりにくい説明の人についても書いてありました。

これも、わかりにくい説明の人3つのパターンということで、3つに分けて書いてました。

動詞で説明する人はわかりにくい

動詞で説明するという人は下記のような発言をする人です。

  • 「やっておいて」
  • 「よろしく」
  • 「どう思う?」

動作で説明する人は主語と述語が抜けている可能性も高く。非常にわかりにくい人が多いのだそうです。

動詞だけでは不十分ですので、ちゃんと主語と目的語を入れましょう。

過剰に説明する人(3より多くなるとわかりにくい)

人間が理解できるのは3までです。

過剰に説明しようとすると、3以上に多くなってしまいます。

過剰に説明する必要はなく、3でまとめるようにしましょう。

説明をする前に、紙に書いてみて、3点でまとめて話すことも効果的です。

網羅的に説明しないで、3に絞る

網羅的に説明することにより、全て説明しようということは親切ではなく不親切です。

わかりやすく説明するのであれば、網羅的に説明するよりも3点で説明した方が効果的だと言われています。

本書の中では、特徴を4×4=16マスのエクセルを用意して、箇条書きしていきます。

その中で相手にあった3点を抜き出して説明することが効果的であると書いてありました。

今回の本は下記になります。

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