働かないくせに給料が高いおじさんが働き方改革で残念になる理由

働かないくせに給料が高い おじさんが 働き方改革で残念になる理由

「なぜ、頑張っている俺らより、あのおじさんの方が給料高いんだ?」

「残業もせず、エクセルも使えず、すっぱりと帰るのになぜ給料が高いのか?」

自分が残業しているのに、会社で俗に言う「使えないおじさん」は残業していない…。

なのに、おじさんの方が給料が高い…。不満しか無い。なぜなのだろうか…。

しかし、働かないくせに給料が高いおじさんが存在する時代もそろそろ終わりが近づいています。

「働き方改革」の導入により、ある変化が訪れるからです。

今回は「働かないくせに給料が高いおじさんが働き方改革で残念になる理由」を書きたいと思います。

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働かないおじさんが給料が高い理由とは?

働かないくせに給料が高いおじさんがいます。

実際に、働けないし使えないおじさんは存在します。エクセルも使えない、スマホも使えない、機械については若手にすぐ相談するおじさんもいるでしょう。

働けないおじさんは一体なぜ給料が高いのでしょうか?

給料が高くないとおじさんの家族が生きれない「必要経費型の給料配分」

小暮太一さんの著書『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)の中で、必要経費型の給料配分の話が述べられておりました。

会社は、社員がいくら売上を上げようが、個人の給料が上がることは少ないです。会社は組織なので、組織で配分しないといけないからです。

では、会社はどういう人の給料を上げているのでしょうか?

会社が「必要経費型の給料配分」を行っているのです。

若手とおじさんの最大の違いは「固定費」です。

若手は独身も多く、生きていくのに必要な固定費は少ないです。

一方で、おじさんは、妻子持ちも多く、家庭を持っているため固定費が高いです。そして、おじさんになるにつれて、結婚、出産、住宅ローンなどの経費があがります。

会社が固定費が上がることを踏まえて給料を決めているので、おじさんの方が給料が高くなるのです。

しかし、おじさんは給与が上がっても貧乏です。なぜなら固定費が高いので、自分が自由に使えるお金が少ないからです。

私の知り合いでは、おじさん上司にお金を貸してくれと言われた人もいました。20代の方は実は今が一番豊かです。

しかし、20代も歳をとると貧乏になるから要注意ですね!

参考20代は可処分所得と固定費的に最も豊か!20代が歳取ると貧乏になる理由

働かないおじさんの給料が高いのは「年功序列という古い考え方の結果」

年功序列とは、年齢や勤続年数に応じて給料があがる日本の典型的な仕組みです。

年功序列の制度が導入されたのは「協力しあって売上を上げていくことが求められた」からです。

当時の日本は戦後復興で高度経済成長の時代でした、その時代に多くの人が起業をしてお互いを潰し合うと、お互いに損をしてしまう可能性があります。

そこで、当時の厚生労働省は、会社に入ることにより一生安泰であるという「終身雇用」会社に入っても従業員の権利を守るという「労働組合」そして、会社に入れば勤続年数に応じて給料を上げるという「年功序列」のいわゆる三種の神器を導入したのです。

この制度は、高度経済成長期は大変機能した素晴らしい制度でした。

この時代にサラリーマンにだった人は全世界で最も幸せな人々だと思います。

しかし、バブル崩壊により、この機能について疑問が生まれます。

それは、倒産しない安定した会社という概念がなくなったことによる「終身雇用制度の崩壊」でした。

今の若手は、「終身雇用」が崩壊しているのに、いくら生産性高く仕事をしても低い給料になります。

一方で、勤続年数が高いおじさんは、年功序列という制度のもと高い給料をもらっています。

この、年功序列という古い考え方が変わらない限り、おじさんの給料は高いままなのです。

「過去の実績を加味した結果」おじさんの給料は高いまま

おじさんが給料が高いことに関して、「過去の実績を加味した給料だから」という話もあります。

つまり、「彼らは若いときには頑張ったから高い給料をもらって当然だ」という論理があります。

しかし、現状はそうも言っていられません。

過去の実績を加味したといえども、おじさんたちの給料は高度経済成長やバブル前の基準を元に決められています。すなわち、高すぎる給料ということができるのです。

働き方改革が導入されると「働かないおじさんは残念になる?」

おじさんの給料が高い理由を説明してきましたが、個人的には「将来、給料が高いおじさんは残念な結果になる」と思います。

それは、働き方改革が導入されるからです。

働き方改革により、「同一労働・同一賃金」が導入されれば、年齢に関係なく、生産性により給料が決まるので、働かない生産性の低いおじさんの給料は減ることが予想されます。

実際に、知り合いの外資系金融では、コストが高いおじさんをリストラして、コスパの良い若手3人を入れたりしているそうです。

外資系は「同一労働・同一賃金」なので、日系企業にも不当解雇の概念が無くなれば、おじさんをリストラして、若手を入れることも起こるかもしれません

さらに、「残業代が出ない」ことになれば、「お金を稼ぐ=残業をする」という発想の働かないおじさんは、残業をしても残業代がでなくなるので、稼ぐことができなくなります

では、「副業をしよう!」とおじさんが思ったとしても、働かないおじさんは働かない癖が染み付いているので、副業をしようと思ってもうまくいくことはないでしょう。

そして、長寿化により100歳まで生きることを考えると、働かないおじさんが定年退職になった後には、働きたくない職業で働かざるをえません

おじさん…っていう感じになります

若手にはバラ色の時代到来?

個人的に働き方改革により利益を被るのは2種類です。

現在圧倒的に稼げている人」と「将来稼ごうとしている若手」です。

現在圧倒的に稼げている人は、副業推進の恩恵もあり、これからますます働きやすい時代になるでしょう。

また、将来稼ごうとしている若手は、体力があり気力もあり、独身で身軽です。若いときから「自分で稼ぐ」ことに挑戦し、たとえ失敗しても体力も気力もあるので復活できます。

独身で身軽なので、家族に心配もかかりません。失敗した経験値をもと、また稼ごうと努力できるのです。

独身で結婚もしていない若手は何かにチャレンジするべきですね!

一方、「働かないくせに給料が高いおじさん」は気力もなく、体力もなく、結婚しているので、身動きがとれません。働き方改革はおじさんにとって厳しい時代になる可能性があります。

しかし、そんなおじさんでも気力と体力と根性があればなんとかなる可能性もあります。

働き方改革で、若手こそが輝く時代にしていきたいところですね。

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