「やりたいことが思いつかない…」
「価値観の明確化ってどうやれば良いんだろう」
やりたくないことや価値観が明確にならない人におすすめなのが「やりたくないことリスト」を作ることです。
私もやりたくないことを作ることを教えてもらって、私自身の価値観を明確にすることができました。
私も、周りの人でやりたいことが明確ではないと言われたら教えています。
およそ50人以上の人にやりたくないことリストを作ってもらってあることに気付きました。
やりたくないことをずっとやり続ける人とそうではない人は、やりたくないことリストの作り方と使い方が違うのです。
やりたくないことリストをただ作っただけでは意味がありません。
今回は、やりたくないことリストの作り方と使い方を実体験を踏まえて解説します。
この記事で学べることは?
- やりたくないことリストの効果的な作り方が学べる
- やりたくないことリストの具体的な使い方が学べる
- 私がやりたくないことリストを作って実現したことが学べる
やりたくないことリストの効果的な作り方
ここでは私がやりたくないことリストを効果的に作るにはどうするのかを書いていきます。
ちゃんと言葉にする
よく「やりたくないことリストはちゃんと考えました」って言うだけで、リスト化していない人がいますが、そういう人はやりたくないことをやらない人生にはなりません。
なぜなら、人は考えるだけでは、頭の中の概念を明確にできないからです
「書評「イシューからはじめよ」要約まとめ:犬の道を避ける方法は?」でも解説しましたが、言葉にすることで、なんとなく「いやだなー」と思っている曖昧な概念を明確にすることができます。
つまり、言葉にすることにより、自分が嫌だなと思っていることが明確になるので、具体的どのような行動をやりたうないのかが分かるのです。
最低でも100個は考えるようにする
やりたくないことリストは最低でも100個くらい考えましょう。
なかなか100個は思いつきませんが、やりたくないことをほじり出す作業をしなければ、やりたくないことが挙げ切らずに、将来的にやりたくないことに直面するといった現象を度々見てきています。
最低100個挙げることにより、将来的にやりたくないことに直面することができます。
100個も下記に紹介しているコツで行えば、30分程度で簡単にサクッと挙げられます。
仕事でやりたくないこと50個考える
まずは、仕事についてのやりたくないことを50個あげてみましょう。
仕事についてのやりたくないことリストは簡単に作れると思います。
では、どうすれば簡単に挙がると思いますか?
それは…会社でやりたくないことを考えることです。「マジで?」ってくらい思いつきます。
会社の朝でも昼休み中でも、残業中でも、「少しでもいやだな!」と思うことを挙げまくってください。
これだけで、やりたくないことが100個ほど思いついてしまう人もいました。
仕事についてやりたくないことは下記のとおりです
- 組織で働きたくない
- 意思決定が遅いのがいやだ
- サービス残業がいやだ
- 高い税金が取られるのがいやだ
- 満員電車がいやだ
- 固定のデスクがいやだ
- 雨でも会社に行きたくない
他にも仕事場で考えれば考えるほど、やりたくないことは思いつきます。本当に試してみて下さい!
仕事場でやりたくないことをEXCELで挙げてたら上司に覗き込まれたときは脳内修羅場でした。でもあまり見えてないみたいで良かったです。
仕事以外のプライベートでやりたくないことを50個考える
プライベートとは、私生活ですがここでは、仕事以外のことなら何でも良しとします。
仕事だと、仕事場に行けば思いつくのですが。、プライベートは何となく過ごしている方も多くなかなか思いつきません。
しかしながら、ここでもサクッと思いつくコツがあります。
それは…まずカテゴリーを考えること
カテゴリーに分けるとはどういうことなのか?具体的には下記のカテゴリオススメです。
- 健康(ハゲたくない・〜たくない・〜時間睡眠ないのは嫌だ等)
- 結婚(パートナーは〜〜な人でないと嫌だ・結婚生活は〜でないとダメ)
- 出産・育児(こういう出産はダメ・こういう子育てはダメ)
- 余暇(〜〜に旅行出来ないのは嫌だ・〜〜(趣味)できないのは嫌だ)
- 友人関係(〜〜という人と付き合うのは嫌だ)
- 親との関係(帰省できないのは嫌だ、介護の費用を被りたくない)
- 兄弟との関係(相続で揉めたくない等)
- 貯金(〜歳で〜〜くらいの貯金がないのは嫌だ)
- 家(〜〜に住むのは嫌だ)
- もの(〜〜を持たないのは嫌だ)
- 人間性(がめついのは嫌だ、豊かではないのは嫌だ)
こんな感じで考えていくと、仕事以外のプライベートでもサクッとやりたくないことが思いつきます。
やりたくないことリストの効果的な運用方法は?
やりたくないことリストを効果的に作ることができたら、今度はやりたくないことリストの効果的な運用方法です。
せっかく、やりたくないことリストを効果的に作れても、効果的に運用しなければやりたくないことをやらない生活が実現しません。
それでは、やりたくないことリストの運用方法を解説します。
リストを見て「どうすればやらないことを実現できるか」を考える
これ、超重要です!やりたくないことリストを作って実現しないのは、単純にやりたくないことリストを書けば魔法のように実現すると思っているからです。
そんなことはありえません。自分で行動して、やりたくないことリストをやらない方向性に行かないとやりたくないことをやらない生活は実現しません。
そんな魔法みたいなリストがあったら、ほしいです
そのため、どうすればやりたくないことリストをやらない生活が実現するのかを考えましょう。
やりたくないことリストを書いたら、その右側にどうすればやらなくて済むのかを書いてみるのです。
もしも、答えが見つからなければ、やりたくないことをやっていない人が近くにいればその人を参考にしてみましょう。
- 会社が嫌ならば、会社に行ってない人がどういう風に生活しているのかを参考にしましょう。
- 嫌な上司と付き合いたくないなら、嫌な上司と付き合っていない人を参考にしましょう。
- 無駄な飲み会に行きたくないなら、無駄な飲み会に行っていない人を参考にしましょう。
やりたくないことリストをただ書いただけでは実現しないので、具体的な行動を書いてみましょう。
具体的な行動が思いつかなければムリに書かなくて良いです。潜在意識には入っているので、情報のアンテナはたっているので、いずれ思いつくでしょう。
やりたくないことリストを定期的に確認する
やりたくないことリストを作り、具体的な行動を横に書いたとしても、やりたくないことリストも放置しておくと忘れてしまう可能性があります。
やりたくないことリストは定期的に確認することがオススメです。
私の場合は定期的に確認するために下記のことを行ってます。
- やりたくないことリストを手帳に貼った
- やりたくないことリストをクラウドで保存しておいた
- 会社で暇な時にやりたくないことリストを更新していた
上司に見られたり、周りの人に見られそうになる度に脳内修羅場でした。そういう監視されるのもやりたくないことですからね。
毎年1回は必ず更新する
自分が成長したり立場が変わるたびに、やりたくないことも変わります。
毎年か必ず1回は更新するようにしましょう。
今、やりたくないことをやってしまっているのかの確認もできるので、リセットするという意味でもおすすめです。
私の場合は、年末年始にやりたくないことリストを更新しています。毎年更新するメリットは下記の通りです。
- 去年に比べてやりたくないことをやっていないことが実感できる
- 新しくやりたくないことが思いついている
- やりたくないことの変遷が日記みたいになっている
毎年やりたくないことを考えるのは非常におもしろいです。
みなさんも、やりたくないことを考えてみると良いでしょう。
やりたくないことリストを作るメリットを再確認しよう
まだ、やりたくないことリストを作ってない人向けに、やりたくないことリストを作るメリットを解説します。
やりたくないことを5年後にはやっていない可能性が高い
あまり言うと、うさんくさく感じるかもしれないので、いやですが…私はやりたくないことリストを作ることにかなりメリットがあると思っています。
2010年頃にやりたくないことリストを本気で書き始めました。
そこから、5年くらいの長期スパンですが、当初のやりたくないことを大体行わないで良くなった自分がいました。
下記、例ですが、こんな感じです。
- 会社に行きたくない→会社に行かずに独立した
- 嫌な上司と付き合いたくない→上司と付き合わなくなった
- 太りたくない→痩せた
3年から5年くらいすると、やりたくないことをやらない人生になっている可能性があります。
3年から5年くらいの長期スパンで本当にやめたいことを書くと良いでしょう。
ただ、途中で諦めてしまったら、やりたくないことリストは意味がないものになります。
「やりたくないことに永遠に決別する!そのためには3年から5年頑張ってでも!」という覚悟を持ってやりたくないことリストを考えると、やらなくなっている可能性が高いです。
やりたいことにやりたくないことが入らなくなる
やりたくないことリストを考えないと、やりたいことにやりたくないことが含まれる可能性が高いです。
例えば、会社の社長になりたいと思った時に、起業をすると雇用が発生します。
当初はわからなかったけれど、実際はやりたくないことだったという話を聞く機会があります。
やりたいことを考える前に、やりたくないことリストを考えておきましょう。
やりたくないことリストをかんげておくと下記のようなメリットがあります。
- やりたいことの中にやりたくないことがあるかを考える事ができる
- やりたくないことを無意識に避けている
思えば、フリーランスで感じたデメリットはフリーランスになったときの状況からやりたくないことを考えていなかったから起きてしまったのかもしれません。
起業して後悔したことは下記に書いてあります。興味がある方はどうぞ。
やりたくないことをやらない未来がモチベーションになる
やりたくないことを考えることで、やらない未来をモチベーションに頑張れます。
私自身、やりたくないことリストに、やりたくない働き方・私生活など多数のことを書いていました。
やりたくないことリストに書いてあることをすべてやらないようにすれば、理想の生活が待っていると考えて、無我夢中でがんばれました。
やりたくないことリストを挙げることにより、本当にやりたいこと、生きたい人生を明確にできます。本当に情熱をもって取り組めるのです。
夢や目標が無くてもミッションまで作成できる
普通、「ミッションを考えよう」と言われたら、どうやって考えたら良いのかが分からず、先延ばしするでしょう。
しかし、やりたくないことを考えることで、ミッションが作成できてしまいます。
やりたくないことを考えることは、ミッションを考えようといわれるよりも、わかりやすく、簡単に取り組めます。
やりたくないことから考えていくと、先延ばしにせずに、サクッとミッションを考えることができるのです。
実際、私の場合は「やりたく無いことをしない人生が良い」とミッションで書いていました。
「じゃあ、やりたく無いことってなに?」って思ったら、リストを見れば、「やりたくないことをしない人生に近づくからやっとこう」って感じで、自分の価値観にあった行動が取れてしまうのです。
「やりたくないこと」「やりたいコト」を突き詰めていくと、一体、自分が、何のために生きているのか考え始める。それは「ミッション」(使命感)と言われるものなのです。
まとめ:やりたくないことリストで、ストレスフリーへ
やりたくないことリストの効果的な作り方は下記の通りです。
- ちゃんと言葉にする
- 最低100個は書く
- 仕事50個考える
- プライベート50個考える
そして、やりたくないことリストの効果的な運用方法は下記の通りです。
- どうすればやらない生活が実現できるのか考える
- 定期的に確認する
- 毎年一回は更新する
また、やりたくないことリストを作るメリットは下記のとおりです
- 5年後にはやっていない可能性が高い
- やりたいことにやりたくないことが入らない
- 未来がモチベーションになり頑張れる
- ミッションが簡単に考えられる
やりたくないことリストを考えることによって、多くのメリットを得ることができます。
みなさんも、やりたくないことリストを考えてみましょう!
やりたくないことを明確化することによって、本当にやりたいことが見つかる。あなたの潜在的に思っている願望を引き出してくれる「やりたくないこと」「やりたいコト」を突き詰めていくと、一体、自分が、何のために生きているのか考え始める。それは「ミッション」(使命感)と言われるものだ。人生上の目的意識と言ってもいい
引用:非常識な成功法則より
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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