【短期記憶・中期記憶・長期記憶】メカニズムから記憶力を鍛える方法

「なかなか覚えられない…」

「記憶力が無い…」

記憶が出来ないことに嘆いている人は多いです。

実際に私も暗記が苦手であり、小学校時代の漢字テストでは、赤点を取ってしまい、小学生にも関わらず尋常じゃないほどの書き取りをやる羽目になり、泣く泣くやったことがあります。

「漢字書き取りで夜な夜なやっていたのは今思い出しても辛かった…」

そこから、記憶ができるように色々と工夫をして、ついに記憶力を鍛えることが出来たのです。

今回は記憶力の鍛えるために必要な短期記憶・長期記憶という概念と、記憶力の鍛え方についてお話します。

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記憶力を鍛えることはメリットしかない

「記憶力って鍛える必要ないでしょ。いざとなればググればよいし…」という風に記憶力を鍛えることが面倒くさかったりする人もいると思います。

まず、記憶力を鍛えることメリットについてご紹介します。

記憶力があれば仕事を覚えるのが早くなる

記憶力があれば一回教えてもらった仕事も忘れることがほとんどないので、仕事を覚えるのが早くなります。

仕事を覚えるのが早くなれば、即戦力として使われることができますので、周囲との関係性も良くなるでしょう。

仕事を早く覚えるには理解力が大切です。理解力を上げるには本を読むこともおすすめです!

仕事を早く覚えられる人になりたいと思ったら「本を読む人と読まない人の違いまとめ【時間・理解力・顔つき】」もよろしければご覧ください。

人の名前を記憶して忘れにくくなる

記憶力があれば一回人の名前を聞いても覚えることができます。

人の名前を記憶して覚えていれば、再び相手とあった時に、相手の名前を言うことができます。

相手から「あ、覚えていてくれたんですね」と好印象を与えることができます。

人の名前を記憶しておくと相手からの好感を得ることができるのです。

勉強した内容を記憶できる

勉強した内容も記憶力を鍛えることが出来れば長期的に覚えておくことができます。

予習復習の手間が省けたり、暗記に使う時間などを省略することができますので、その分別の分野の勉強をすることができます。

勉強した内容を短期間で記憶できれば、勉強時間を効率的に使うことができるようになるのです。

学んだ内容を記憶してあるので活かしやすくなる

記憶力が高いと勉強以外でも活かせる部分はあります。

人から聞いた内容や本で読んだ内容も記憶することができるので、その内容を自分の人生に活かしやすくなります。

人から聞いたアトバイスも忘れることが無いので取り入れることが多くなります。自分を改善することができるかも知れません。

記憶力があれば評判が高い

記憶力がある人は一度聞いたことを忘れる頻度が少ないため、「ちゃんとやる人」という印象を与える事ができます。

何かを忘れる人、やってくださいとお願いしたのにやらない人、アドバイスをしたのに忘れてやらなかった人というのはどういう評判を持つでしょうか?

忘れっぽい人よりも記憶力が高くて忘れない人の方が評判が高くなりやすいです。

短期記憶と長期記憶は手続き記憶(行動)と陳述記憶(知識)から学べる

記憶力を鍛えるメリットを見てきましたが、では実際にどの様に記憶力を鍛えていけばよいのでしょうか?

その前に、記憶のメカニズムについてお話します。

記憶には二種類あると言われています。手続き記憶と陳述記憶です。

後述しますが陳述記憶を鍛えることは短期記憶・中期記憶・長期記憶のメカニズムを知り鍛えることと同じです。

手続き記憶は行動の記憶なので一回覚えたら忘れません。

つまり、陳述記憶を鍛えることが記憶力を鍛えるということに繋がります。

手続き記憶=一回覚えたら忘れない行動の記憶

手続き記憶とは、やり方を覚える記憶です。

自転車の乗り方や泳ぎ方などを覚える記憶のことを指します。

自転車に一度乗れたり、泳ぎ方を覚えたり、行動に落とし込んでいる記憶というのはある程度期間が経っても忘れることはありません。

一度しっかり覚えればなかなか忘れないので、記憶力を鍛える必要はないのです。

陳述記憶=一度覚えても忘れてしまう知識の記憶

陳述記憶とは、「むずかしい知識を覚える記憶」のことを言います。

数学の公式や歴史の年号等を覚える記憶が当てはまります。

一度覚えても多くのものを忘れてしまうのが、陳述記憶です。

つまり、記憶力を鍛えるは、陳述記憶を鍛えて「いかに陳述記憶を忘れにくくするのか?」ということになります。

短期記憶・中期記憶・長期記憶のメカニズムとは?

それではどの様に陳述記憶を鍛えるのでしょうか?

陳述記憶の鍛え方を知る前に、陳述記憶のメカニズムを知らないと説明が出来ませんの陳述記憶の説明をします。

陳述記憶も忘れる速さによって分類が分かれています。

短期記憶・中期記憶・長期記憶です。

順々に説明していきます。

短期記憶-すぐに忘れてしまう記憶

短期記憶とはパソコンで言うところのメモリーのようなものです。

1次キャッシュみたいなもので、すぐに引き出すことができますが、すぐに消えてしまう記憶のことを言います。

短期記憶は、人によって覚えられる量が違います。その量を拡張することが出来ませんが、メモ等をすることにより物理的に補うことが可能です。

短期記憶は大体1分程で消滅するとも言わています。

中期記憶-1ヶ月ほど覚えている記憶

中期記憶がされている状態というのは情報は短期記憶から海馬に移ります。

大体1ヶ月間保持されるようですが、使われない情報だなと判断されるとすぐに消えてしまいます。

短期記憶の内容を、理解・興味を持つことで「中期記憶」に入れることができるのです。

長期記憶-記憶の引き出しに置いてある記憶

長期記憶とは記憶の引き出しにおいてある記憶と言うことができます。

記憶の引き出しにおいてあるので、ふとしたきっかけがあれば思い出すことができる記憶というのが長期記憶に当たります。

中期記憶で保存されている内容を1ヶ月間に反復して思い出すことで、長期記憶に入れることができます。

記憶力を鍛える=短期記憶から長期記憶へのスピードを上げること

記憶のメカニズムを勉強していくと徐々にわかると思いますが、記憶力を鍛えるというのは、短期記憶から長期記憶に意識的に落とし込んでいくスピードを上げることをいいます。

なぜならば、短期記憶はすぐに忘れてしまいまいますし、中期記憶は一度覚えても使わなかったら抜けてしまいます。一方で長期記憶であれば使わなくなってもふとしたことで思い出すことができるからです。

短期記憶から長期記憶に落とし込むために、記憶力が悪かった私が克服した方法を記載したいと思います。

手続き記憶ではなく知識は陳述記憶だと理解する

冒頭でお話した小学生の時の漢字テストの時に失敗したと思ったのは、「ただ文字を書いていた」という点です。

文字を書いて手続き記憶に落とし込もうとしておりましたが、そもそも漢字は陳述記憶ですので、文字の点や線の入り方、画数などが曖昧になってしまいます。

知識は陳述記憶であり、陳述記憶は反復をすることにより短期記憶から長期記憶に落とし込むことができます。まずは、知識は陳述記憶であるので、細かいところまで覚えるという意識が大切なのだと実感しました。

左脳だけでなく右脳を使いイメージで覚える

しかしながら、漢字テストを字面だけで覚えてしまうと、無味乾燥としていて「どっちだけ?」という風に悩んでしまう場合があります。例えば、鰯や鮪なんかも「どっちがイワシでどっちがマグロ?」というようになるでしょう。

字面だけでおぼるよりも圧倒的に定着するのは右脳を使って覚えるということです。

つまり、文字をイメージ化して脳みそに叩き込むのです。

右脳を使うというのは画像で思い出すこと、自分の中で勝手にストーリーを作ること・色に例えること・音で覚えるなども右脳で覚えると同じだと思います。

例えば、万有引力=ニュートンと言うより字面で覚えるよりも、『万有引力は、りんごがニュートンの頭の上に落ちてきたから発見された』という風に覚えたほうが覚えやすいです。

先程の鰯と鮪の例で言えば、イワシってなんか弱そう。っていうイメージだけアレば、魚に弱いで鰯だと覚えることができます。

記憶力が弱い人はイメージで覚えるということをやっていない人のことです。

知識を文字だけで覚えるのではなくイメージで覚えるようにしましょう。

左脳を使わずに右脳を使うのは記憶力だけでなく仕事でも重要です。左脳だけの能力ではコンピュータに代替される可能性が高いので右脳を使うことが求められるのです。

左脳ではなく右脳が大切なことについては「書評「ハイコンセプト」次世代に必要なハイコンセプト・ハイタッチ?」で解説しています。興味があればご覧ください。

長期記憶を呼び起こすスイッチを意図的に作る

長期記憶とは引き出しに置かれた記憶という風に説明しました。つまり、引き出しを開けるスイッチがアレば容易に思い出すことが可能なのです

覚えたいものがあれば、率先して長期記憶を呼び起こスイッチを作りましょう。

例えば、『舌を出す=アインシュタイン』ということを思い出したいとします。

すると、誰かが舌を出した時に無理やり「あの人アインシュタインだ!」と思い出すことができるようになります。

このように、意図的に自分でスイッチを作り、それを無理やり想起することによって、反復して思い出されることになり、より長期記憶に定着しやすくなります。

最後は根性で繰り返し記憶する

後は、根性論です。記憶することに楽な道はございません。ひたすら繰り返すことで、定着させましょう。

ただ、繰り返すだけではなく、間違えたものは自分でメモをしておき、その回答の理由付けをして、なぜその回答担ったのかを覚えるようにします。

そうすることにより、記憶をストーリーで思い出すことができるので、良いと思います。

短期記憶・中期記憶・長期記憶を鍛えた私の方法

私は短期記憶。中期記憶・長期記憶を使って、子供の頃に感じの書き取りテストを克服したことがあります。

漢字の書き取りを克服した時に私が行ったのは下記のとおりです。

  • 1週間前に漢字を声に出しながら書く
  • 10回書く
  • テストをする
  • 出来なかった漢字についてなぜ間違えたのかを明確にする
  • 出来なかった漢字を再び10回声に出しながら書く
  • テスト前日に自分で模擬テストをする
  • 答えられなかった問題を見直して訂正する

こんな漢字で小学校の時の漢字の書き取りについて克服しました。

他にも日本史や英単語も同じ方法でやりました。反復し続けるのは苦痛ですが、反復は朝にやることを徹底したり、友達と問題を出し合うことで、モチベーションを維持したりしました。

皆さんも短期記憶から長期記憶に落とし込む方法を行って記憶力を鍛えてみて下さい!