誰もがほめるべき理由とは?ほめる効果やメリット「ほめない=大損」

「ほめることの効果って?」

「ほめることのメリットってなに?」

ほめない人は大損してます。

あなたの周りから人は離れます。

誰もあなたのために頑張ってくれません。

あなたのそばにいる人はだれも成長しません。

これら、ほめないことによる人間関係における損失は、私が過去に経験したことです。

人間関係で大損している時は「なんでこんなことになるんだろう…」と原因がわかりませんでした。

しかし、深く反省してみると、人間関係で大損していた原因は「私が誰もほめていなかった」ということだったのです。

私自身、ほめるのがすごく苦手で、照れくさくて言えないような状態でした。

「ほめないと大損する」ことが分かってから、少しずつ克服していきました。

今では大損していた頃に比べると人間関係も大分マシになったのです。

「ほめること」は人間関係おいて超重要です。

これは人間として生きている以上、誰にとっても必要なことだと言えます。

今回は、万人がほめるべき理由とほめる効果、実際に褒めることに取り組んで注意したほうが良いと感じた点について解説します。

この記事で学べることは?

  • 誰もがほめるべき理由が学べる
  • ほめる効果が学べる
  • ほめる際の注意点が学べる
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ほめることは万人に効果あり「ほめない=大損する」

結論から言えば、ほめた人は、誰であってもメリットを得られます。

ほめることで損することはありません。むしろほめないことで損することのほうが多いのです。

サラリーマンほめるべき理由

サラリーマンがほめるべき理由はたくさんあります。

一部だけ解説しますと、

  • 仕事がスムーズに進めやすくなる
  • 部下たちも仕事を頑張るようになる
  • 社内政治がしやすくなる
  • 取引先とは良い関係を築くことができる
  • 部下からも慕われる

つまり、サラリーマンという仕事を充実させるのに「ほめる」ことは効果的なのです。

サラリーマンの場合は給与が決まった状態で働いているので、どんなに頑張っても収入が上がりません。

言い換えれば、サラリーマンがどんなに頑張っても「物理的な報酬」を上げることは難しいのです。

しかし、あなたがほめることで、別の報酬を相手に与えることができます。

それが、「精神的な報酬」です。

報酬には物理的と精神的な報酬の2種類があります。

残念ながらサラリーマンである以上、給料という物理的な報酬の上限が決まっています。

給料は簡単に上げることが難しいでしょう。

しかし、あなたが相手を褒めることで精神的な報酬が与えられます。

その結果、トータルの報酬が上がるので、充実感が増すというわけです。

子育て「ほめたほうが伸びる」

子供は怒るよりも、ほめられて伸びる傾向が高いです。

たしかに、しつけのために怒る必要もあります。

しかし、怒ってばかりだと、積極性のない子供に育ちます。

怒られるのが怖いので「何をやったら怒られるのかな?」と親の機嫌を伺う子供になってしまいます。

積極性がなくなってしまうと、自分から行動しなくなるので、挑戦をしない子供になります。

その結果、子供の自発性が損なわれてしまうので、子供の能力が伸びないという結果になるのです。

子供の能力を伸ばしたいなら「ほめる」ことが大切なのです。

起業家「ほめればうまくいく」

起業家もほめることが大切です

起業家もほめることにより圧倒的なメリットが手に入ります。

  • 離職率が下がる
  • 部下の成長が早くなる
  • 仕事を斡旋してもらえる
  • コミュニティが作れる

などのメリットもあります。

また、起業したての時は、高いお給料を払うことが難しいでしょう。

ほめることはお金がない起業家も無料でできます。

部下に精神的な報酬を与えてトータルの報酬を上げることが可能なのです。

ほめることのメリットや効果は?

サラリーマン・子育て・起業家を例に取り、ほめることによって誰でもメリットが得られることを解説しました。

今度はさらに一般化して、ほめることがメリットを生むまでの流れも含めて解説します。

ほめられた人は成長する

ピグマリオン効果という言葉をご存知でしょうか?

教育心理学の1つであり、簡単に言うと期待された人は成長するということです。

ほめるとは、相手に期待していることを示すことでもあります。

「頑張り屋さんね」とほめられる→気分が良い→頑張ることが期待されていると思う→頑張る

このように、ほめることは言葉により相手に期待を伝える行動でもあります。

ほめることにより、ピグマリオン効果が働き、ほめられた人は伸びるのです。

ほめた人は自分のために頑張ってくれる

返報性の原理を知っていますか?

「人が他人から施しを受けたとき、なにかを返さなければいけない」と感じるのが返報性の原理です。

ほめられた人はめちゃくちゃ気分が良くなります。

そのため、ほめてくれた人に何かお返ししなければという返報性の原理が働いて、ほめてくれた人のために行動するのです。

振り返ってみると、私もほめられたり、認めてくれた人のために頑張っている傾向があるなと感じました。

ほめることにより、返報性の原理が働き、自分のために働いてくれる人が増えるのです。

ほめると人気者になる

ほめるのが上手い人には人が集まってきます。

ほめることにより人には快楽ホルモンが出てきます。

そのためほめられた人は気持ちが良いのです。

人間は、ほめてくれる人の周りに集まる傾向があります。

「ほめると人気者になるって本当?」って思う人は、想像してみてください。

一緒にいて気分が良くなる人と、一緒にいて気分が悪くなる人と、どちらの人と一緒にいたいですか?

人は、一緒にいて気分が良くなる人と一緒にいたいものです。

つまり、ほめ続ければ、人気者になるのです。

ほめる効果を得る際の注意点

ほめることが大の苦手である私が普段から気をつけている注意点を挙げてみました。

フレーズは多く持っておこう

ほめようと思っても、ほめるフレーズが出てこなくて苦労した経験ってありませんか?

常にほめることに苦労している私がもっとも苦労しているのが、ほめたい時に言葉が出てこないことです。

ほめたい時に言葉が出てこないなら、ほめフレーズをあらかじめストックしておくと良いです。

私自身、ほめフレーズをストックするようになってから、自然にほめ言葉が口から出てくるようになりました。

一番簡単なほめフレーズは感謝です。

感謝を伝えられて、嫌な人間はいません。

そのため、なにかをして頂いたら、感謝+行動について一言ほめるのです。

教えてもらったら、いつもわかりやすく教えていただき、ありがとうございます。

手伝ってもらったら、いつも手伝ってくれてありがとうございます。

こんな感じで、感謝の言葉を伝える時に、ポジティブな感想を1つ入れれば、ほめフレーズになるのです。

ダメな点も見方を変えれば長所です

ほめようと思ってもダメな点ばかり見えてしまい、ほめられないと思う人もいるでしょう。

なぜか知らないけど、人間はダメな点ばかりが見えてしまう生き物です。

私も気を抜くと人のダメな点しか見ていない自分に気づきイライラします。

大学時代に大きなチームのリーダーになった際に、先輩から強制的にチームメンバーの良い点を考え提出するように指導を受けました。

その指導を受けてから、強制的に良い点を考えたのですが、なかなか良い点が上がりません。

その時にふと気付きました、悪い点は言い方を変えれば長所になるという点です。

もちろん言葉ではわかっていましたが、強制的に長所をあげることによって、言葉でなく行動で理解できました。

もしもダメな点しか見つからないと考えているなら、強制的に長所を挙げてみてください。

ダメな点が見方を変えれば長所であることに気づくはずです。

あなたが専門家に慣ればさらに効果が増す

ほめる効果を最大限に高めようと思ったら、あなたがほめる部分の専門家として周りから評価される人間になることがおすすめです。

小学校の時にスイミングスクールに通っており、少し泳ぐのが得意でした。

泳ぎが得意ではない人に「泳げるのすごいね」と褒められると嬉しかったです。

しかし、水泳の全国大会に出るような同級生から「泳ぎが上手い」とほめられた時の方が、「認められた」感がすごく、子供心に非常に嬉しかったことを覚えています。

専門家の人から褒められる方が、認められる感じが強いので、ほめる効果が上がるのです。

ほめる効果を得ようとすると、ほめる技術などを高めようとする人がいます。

それよりも、専門分野を作り、ある程度結果を残せるように頑張ったほうが、ほめる効果を高めることに繋がるのです。

ほめる効果を得よう

ほめるのが慣れていない人にとって、ほめるのは難しいです。私も日頃から工夫していますが、ほめることに苦労する日々が続きます。

ほめることが苦手な私が実践してみて効果のあったことは、

  • フレーズをたくさん用意する
  • ダメな点は強制的に良い点に変える
  • 専門家になる

という点です。ほめることが苦手な人は上記の点を工夫すると、苦労が減るでしょう。

ほめることは人生に効果的です。人生を充実させようと思った時に、まずはじめに取組みたいのが人をほめることでしょう。

感謝を伝える時に一言ほめるてみてください。ほめる効果を実感してみると、ほめるのが病みつきになるでしょう。

以上、誰もがほめるべき理由とは?ほめる効果やメリット「ほめない=大損」を開設しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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