「家族から起業・副業について反対された…」
「これから家族に起業・副業について伝えたいけどどうすれば良いかな」
起業・副業をすると伝えると、家族から反対されたというケースを良く聞きます。
はっきり言って当然です。
なぜなら、家族はあなたが起業・副業することによって、家族の将来がどうなるのか心配します。
さらに、過去の貴方の行動から判断します。あなたが成功できないと感じたら、心配して反対するでしょう。
反対された時に、反対を無視して起業・副業することもできます。
しかし、どうせなら、家族から起業・副業について理解してもらった方がメリットが大きいです。
家族の理解は精神的な支えにもなります。
そこで、これから起業・副業を検討し、家族に伝えようとしている人が、反対されないように、副業が反対された場合の対処法を解説したいと思います。
この記事で学べることは?
- 起業・副業が反対された時になぜ説得した方が良いのかが学べる
- 起業・副業が反対された時の具体的な行動が学べる
- 起業・副業が反対されることが、家族にとっては良いことである理由が学べる
起業・副業が反対されたら理解を得るのが基本戦略
副業を反対された場合に選択肢は2つあります。
- 反対を受け入れて起業副業に取り組むのをやめる
- 理解を得るor無視して頑張る
反対する理由は過去のあなたの行動を見ているから
起業や副業などのチャレンジというのは、必ず反対する人が出てきます。
特に、家族は、あなたのことを良く知っている人物です。そのため、あなたが何かをしたいと言った場合は、あなたの過去の行動から判断します。
あなたが良い行動をしていなかったら、失敗するとしか思っていないから反対する訳です。
私の友人の場合は起業すると親に言ったら「お前ならできる」と言われたケースがあるとも言っていました。
その人の過去の行動を聞いたら、諦めずにやり抜く力があることを家族全体で認めていたそうで、過去の行動の大切さを実感した次第です。
反対を受け入れてやめるならはじめからやらない方が良い
ただ、通常の人というのは過去に頑張っていないけれども、起業したいとか副業したいとか考えるわけです。その場合は、過去の行動から見られたら反対されるのが普通です。
反対されることはもはや前提であり、反対された時にどういう対処をするのか…。
それが貴方の見せ所なのです。
もしも、あなたが反対されてやめるレベルの人であれば、起業や副業に最初から熱意がない証拠です。それだったらはじめから辞めておいた方がマシでしょう。
というのも、反対されても続けるくらいの気持ちがないと、起業・副業で成功していくのは難しいです。
家族が反対しているのは、あなたを心配して反対しています。
私だったら「反対されてやめるくらいなら、いらない心配かけないで欲しい。」って思います。
正直、自分勝手で周りを振り回す迷惑極まりない話です…。
反対されてやめるくらいなら、はじめから言わない方がマシです。
家族に言うなら、起業・副業を反対されてもやる覚悟を決めてから言うようにしましょう。
起業・副業の反対された場合は極力説得しよう
反対しても起業・副業を続けていく場合に取れる選択肢は、無視をするか説得するかです。
起業・副業における他者からの反対は、これから始めようとする人にとっては最初にぶつかる問題です。
個人的には家族の理解を得ておいた方が、起業・副業はうまくいくと思っています。
家族の理解を得ておいたほうが良い理由
何を言っても伝わらないなら、無視をする選択肢を取っても良いですが、家族からの応援は、起業・副業でうまくいかない時の心が折れるか否かのポイントでもあります。
うまくいってない時に「ほら、言ったとおりじゃん。君にはムリなんだよ」とか言われたら、
「家族の生活のために頑張ってるのに…」って思いますよね。
想像しただけでシンドいです。
個人的には、家族の理解があった方が起業・副業での成功確率は上がると思います。
- お金が無い時に支援してくれる(食料とか恵んでもらいました)
- うまくいかない時に励ましてくれる
- 人間関係で悩んだ時の良い相談相手になってくれる
- 「この人達のために頑張らないと」と思わせてくれる
これだけでも、できることなら家族の理解を得ておいた方がわかるでしょう。
やると覚悟が決まったら、しっかり伝えておかないと後で後悔する
たまに起業や副業をすると決めても、家族に内緒にコソコソとやっている人がいますが、1年以上隠しておくのは後々のミスマッチが怖いです。
もしも、家族に言っていない場合、その人達の人生設計が突然狂う計算になります。
例えば、脱サラについても、
- 脱サラはせず、サラリーマンをやりながら総年収を上げていくと思っている家族
- 収入が上がったら脱サラして生きていくつもりな自分
と考えているケースがあります。
また、子供が生まれた場合に、
- 子供が生まれたら副業を辞めてくれるだろうと考える家族と
- 子供が生まれても副業が辞めない自分
というミスマッチが起こる可能性もあります。
上記の例は、本当に一部の例でして、本当にパートナーがいる場合は、家族として将来設計をしていく上で、起業・副業について今後どのようにしていくのかは腰を据えて話し合ったほうがよいです。
もしも、現在、起業や副業をしており、将来的に会社員を続けながら無いと覚悟を決まったのであれば、言っておかないと、とんでもないしっぺ返しを食らう可能性もあるのです。
起業・副業に反対する人を説得するポイント
家族には起業・副業について言っておいた方が良いと言いましたが、どのように説得するのが一番理想的なのでしょうか?
前提:自分が起業・副業を長期的にやる覚悟を決める
反対されて途中で辞める可能性がある場合は、家族に伝えたら無駄に心配されて、疲れさせる可能性があります。
まずは前提として自分が将来的に起業や副業を辞めない覚悟を決めましょう。
相手の言い分を最後まで聞き反論しない
人に何かを伝えるときは、説き伏せる方が良いのか?と思いがちですが、それは間違いです。
説き伏せるよりも聞き役に徹して相手の心配している点などを聞き出す方がよいです。
というのも、人は自分の言っていることを聞いてくれるだけで満足した気分になります。
もしも、起業や副業を反対され、相手に怒られたり、心配された時、「そんなことないよ!」と相手を遮ってしまった場合、「私のことをわかってくれてない」と不満足を感じてしまいます。
そうなると、説得することなんて不可能なのです。
ですので、怒られても、心配されても、まずは落ちついて聞き役に徹しましょう。
反対する相手の論点を整理して先回りして解消する
聞き役に徹することによって、ほとんどの反対は解決できると思います。しかし、中には解決できない問題が含まれているケースもあります。
例えば、サラリーマンでいながら起業・副業をすると伝えた場合に、相手が反論しているケースはお金と時間の心配だったとしましょう。
なぜ、お金を心配しているのかを聞き役に徹していくと、
- 子供の教育費のこと考えてるのか
- 子供と過ごす時間が少なくなるのではないか
という2点について問題視していたとします。
その場合に先回りして伝えるべきこと・考えるべきことは、
- 起業・副業についてどの程度お金がかかるのか
- どの程度の時間を費やし子供との時間をどう捻出するのか
- もしも費用がかさむ場合、時間がかかる場合はどうするのか
- なぜ起業・副業が今の生活に必要なのか
- 迷惑はかけないし、期限を決めて結果が出なかったらやめること
と言った点を先回り準備しておく必要があるでしょう。
相手はしっかりと納得してくれないかもしれません。
でも、きちんと「家族のことを第一に考えているんだ」という姿勢を示すことが大切であり、あなたの熱意を伝えて時間をかけて伝えて行くと良いでしょう。
副業が反対され続けたら、最後は勝手にやるしか無い
上記のように聞き役に徹して、説得を試みても反対され続けたら、最後は勝手にやって早く結果を出すしか無いです。
自分がベストを尽くして説得したにもかかわらず、聞く耳を持ってくれず、理解しようとしてくれなかった場合、一緒に暮らして今後意見が割れた時にも、自分が折れなきゃいけない羽目になります。
逆に相手と意見が違うことを取り組んでみて、相手が反対してくれた場合に、家族関係を一段上に上げる良い機会です。
「家族で話し合う」というスキルを家族が身につけることができれば、かなり良い家族生活が送れるようになるでしょう。
大体、本当に理解のある人であれば、お金については厳しいですが、それ以外はとりあえず自由にやらせてみて、ダメだったら勝手に諦めるだろうと考えているケースが多いです。
そうやって、相手がやりたいと思っていることをやらせてみて、2〜3年自由にやらせてみるような器量のない家族ではないと、お互いに生きるのが窮屈になるでしょう。
起業・副業は反対された時にあなたの本気度が明らかになる
起業・副業をしようと思った時に家族が反対するのは当たり前です。過去のあなたの行動をみて心配しているからでしょう。
しかし、起業・副業で生きていこうとするのであれば、人生をともにする家族にはきちんと伝えておいた方が良いでしょう。
できれば、結婚前の人であれば、結婚する時のお相手に、将来設計を踏まえて自分が起業・副業している理由を話しておいて、将来的なミスマッチを防げると良いかなと思います。
もしも、反対された時に、あなたの本気度が明らかになるでしょう。
反対された時も、聞き役に徹し、先回りして不安に対処することが必要ですね。
以上、【起業・副業が反対された場合】家族からの反対への対処法を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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