「年収1000万円を目指すならサラリーマンとフリーランスどちらが効率的?」
「年収1000万円を目指すのにサラリーマン+副業フリーランスが一番効率的なの?」
年収1000万円を最短で目指すなら、サラリーマン+副業フリーランスが一番効率的です。
もちろん、営業が得意な人はフルコミの仕事に就けば年収1000万は超えるでしょうし、才能や圧倒的な学歴があれば、年収1000万円以上の職業に就くことも可能です。
しかし、上記のようなスペックのない凡人が年収1000万円を効率的に稼ぐには、サラリーマン+副業フリーランスが一番最短で達成できるでしょう。
というのも、フリーランスに関する内閣府の調査データを見ると、所得500〜999万円の階層ではフリーランスよりもサラリーマンのほうが全体に対する割合が多いからです。
一方で所得1000万円はフリーランスとサラリーマンの全体に対する割合は同程度となっています。
所得999万円まではサラリーマンのほうが稼ぎやすく、それ以上はフリーランスもサラリーマンも同じくらい稼ぎやすいということが分かります。
今回は、フリーランス+副業サラリーマンが年収1000万円を最短で達成できる理由を解説します。
この記事で学べることは?
- フリーランスと正社員の所得比較が学べる
- サラリーマンでも副業しやすい環境になっていくことが学べる
- サラリーマン+副業フリーランスのメリットが学べる
目次
フリーランスと正社員の所得比較:年収1000万円以下は正社員の方がなりやすい
働く理由は様々ですが、大体の人はお金のために働いているでしょう。
内閣府の調査の中で、フリーランスと正社員をお金の面から比較したデータも出てきました。
自営業とフリーランスを所得面から比較すれば、お金には現状でどちらの方が有利なのでしょうか?
年収1000万円:フリーランスと正社員は同等の割合
上記の画像は、年収1000万円を取る正社員とフリーランスの比較です。
1982年の頃はフリーランスの方が所得1000万円が取りやすいのがよく分かります。
しかし、2017年を見てみると、所得1000万円のフリーランスの数と正社員の数が大体同じになることがわかります。
サラリーマンでもフリーランスでも所得1000万円の割合は変わらないのです。
つまり、フリーランスの方がお金が稼げるということはないのです。
年収1000万円以下:正社員の方がフリーランスよりも収入が高い
所得500万円から999万円の回想を比較したグラフになります。
1982年では、サラリーマンと自営業には差がありませんでした。
そのため、どちらの職業を選んでも良いのでしょう。
しかし2017年を比べてみるとサラリーマンの方が自営業よりも所得が500万円から999万円の割合が2倍近くも多いということがわかります。
ただ、経験的にも所得500万円から999万円のフリーランスが少ないのは当然かなと思います。
というのも、フリーランスが節税を合理的に考えれば、経費を使い、所得を低くして節税している可能性が高いからです。
その結果、フリーランスの売上とサラリーマンの給与の額面を比べた時に、同じ売上、額面でもフリーランスの方が所得が低いということもあるのです。
ただ、所得が高いということは、その分だけ貯金や投資に回せているので、資金的に余裕があるということにもなります。
そのため、フリーランスに比べて、サラリーマンの方が余裕がある人が多いとも言えるでしょう。
フリーランスの平均年収は下記の記事で紹介しています。興味がある人はどうぞ。
サラリーマン+副業フリーランスという流れが加速する
自営業の人数は減少傾向ですが、フリーランスの数は増加傾向にあります。
さらに、自営業とサラリーマンの所得を比較することで、サラリーマンにも余裕があることも解説しました。
こういった状況を踏まえると、サラリーマン+副業フリーランスという流れはさらに加速していくだろうことがわかります。
副業から起業を考えている人も増加傾向
内閣府の調査のまとめの中で、起業の担い手は減っている一方で、副業で起業する人が増えていることが述べられています。
本業及び副業のフリーランスとして活動している者が約 440 万人存在することを紹介し、起業の担い手が長期的
に減少する中においても、副業で起業を希望する者は足下で増加し、フリーランスとして働く者の存在感が大きくなっていることなどを指摘している。
つまり、サラリーマンなどの本業を持ちながら、副業として起業する人が徐々に増えているのです。
副業は容認される方向にある?
内閣府の調査結果によると、副業推進に関しては、2017年年と2018年を比べると6%程度推進する人が多いと解説されています。
兼業・副業については、2018 年 9 月の企業アンケート調査において、28.8%が容認・推進と回答し、前回調査(2017 年 1 月)に比べ、5.9%pt 上昇した
つまり、今後の企業は副業解禁していく方向性にあるということであり、サラリーマン+副業という形態はより加速していくでしょう。
サラリーマン+副業フリーランスはメリットが多い
私自身、サラリーマン+副業フリーランスとして働いていますが、サラリーマン+副業フリーランスのメリットはかなり大きいなと思います。
サラリーマン+副業フリーランスには下記のようなメリットが得られます
- サラリーマンで安定した給与が入る
- フリーランスで+αの給料が入る
- 副業フリーランスが安定して稼げれば起業(=脱サラ)もできる
サラリーマン+副業フリーランスで収入源が2つになれば金銭的なメリットが得られるのは当然です。
さらに、サラリーマン+副業フリーランスは働き方の選択肢も増やしてくれます。もしもフリーランス単体で年収1000万円が稼げるようになれば、フリーランスを本業にすることも可能だからです。
サラリーマン+副業フリーランスのデメリットは、2つの仕事をすることになるため、時間がなくなることでしょう。
しかし、電車の中でスマホゲームしている時間など、普段生活していて無駄な時間はたくさんあります。
副業の時間にすれば、睡眠時間を確保しながら、サラリーマン+副業フリーランスに取り組むことも可能です。
年収1000万円のフリーランスになるまでは副業で取り組もう
サラリーマンとフリーランスの所得の比較を解説したとおり、所得500〜999万円の階層であれば、サラリーマンのほうがフリーランスよりも2倍程度余裕があることがわかります。
しかし、所得1000万円になってくると、サラリーマンとフリーランスも全体に対する割合は同程度になってきます。
所得500〜999万円の階層になるのに手っ取り早いのはサラリーマンでしょう。
しかし、長期的に見て、所得1000万円以上を目指すのであれば、サラリーマンもフリーランスもどちらも難しいことがわかるでしょう。
個人的には下記のように1000万円か否かで働き方を考えると良いと思います。
- フリーランス年収1000万円未満:サラリーマン+フリーランス
- フリーランス年収1000万円以上:フリーランス本業
フリーランスの年収が1000万円を超えてくると、経費処理したとしても、所得を低く抑えることはまず無理です。
消費税の兼ね合い等も発生するので、法人化したほうがお得になるケースも増えてきます。
年収1000万円のフリーランスになるまではサラリーマンと両立して金銭的な余裕を得るのも良いのでしょう。
以上、サラリーマン+副業フリーランスが年収1000万円に最短な理由?を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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