付加年金とは?申込み・前納・注意点まとめ【最強にオトクな制度】

付加年金とは?申込み・前納・注意点まとめ

「国民年金を増額する方法ってなにがあるの?」

「国民年金付加年金ってなに?」

まずはじめに言いたいのは、

フリーランス・個人事業主で、国民年金を支払っている人は、付加年金に絶対入ってください。

付加年金とは、払っている年金に毎月400円を追加で支払うと、受給額が最大で毎月8000円増える制度です。

「年金制度ってなくなるんじゃないの?」って思う人もいるでしょう。

年金制度は昔からなくなると言われ続けています。しかし年金制度はなくなっていません。

受給開始年齢が引き上がることや、受給額が減少する可能性はありますが、年金という制度自体は今後もなんらかの形で継続していくことが予想できるでしょう。

もしもあなたが100歳まで生きることを考えると、付加年金に入らないことで300万近く損する可能性もあるのです。

今回は付加年金の申込み方法と注意点について解説しました。

この記事で学べること

  • 付加年金がいかにおトクなのかを学べる
  • 付加年金の注意点が学べる
  • 付加年金以外のフリーランスにオススメの制度も学べる
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付加年金とは「月400円で受給額を増やせる年金」

付加年金とは、国民年金保険料に+定額毎月400円を付加年金保険料として支払うことで、年金受給時の金額を増やすことができる制度です。

支払った期間の長さにより受給できる金額の増え方が変わります。

受給額は200円×付加保険料納付月分増額されます。

例えば、40年間付加年金保険料を支払った場合は下記のようになります。

  • 付加年金保険料の支払額の合計:400円×12カ月×40年=192,000円
  • 毎年の受給額の増加分:200円×12カ月×40年=96,000円
  • 65歳から100歳まで35年間生きたとすると:96,000円×35年=3,360,000円

40年間で支払った付加年金保険料は192000円ですが、毎年の受給額は96,000円増加されます。

もしも、あなたが65歳から2年以上生きれば、合計で192,000円分を受給できています。

つまり、3年目からは毎年の年金に+96,000円がまるまる入ってきます。月額に換算すると8000円が追加で受給できます。

また、支払った総額と年齢ごとの受け取れる総額を比較してみました。

  • 65歳:0.5倍
  • 66歳:1倍
  • 79歳:7倍
  • 85歳:10倍
  • 100歳:17倍

つまり長生きすればするほどオトクなのが付加年金なのです

付加年金の申し込み方法は市区町村の役場へ!

付加年金は毎月400円支払い、65歳以降には月額最大20倍で受給できる制度です。

付加年金の申込み方法は、市区町村の役場での申し込みになります。

▼持ち物は下記のとおりです。

  • 年金手帳
  • 身分証明書

※マイナンバーカードなどもあると良いでしょう。

印鑑は代理人が手続きをする以外では不要なケースが多いですが、一応持っておいても損はないと思います。

ただし、国民年金の免除申請をしている場合は申込みができません。これはiDeCoと同じ条件ですね。

付加年金・付加保険料の違い?付加年金の注意点

付加年金についての注意点について下記にまとめてみました。

付加年金・付加保険料の違い

付加年金と付加保険料どちらが良いのか?と聞かれることもありますが、付加年金と付加保険料の違いは下記のとおりです。

  • 付加保険料:支払うお金
  • 付加年金:受け取るお金

付加保険料は年金受給前に支払うお金で、付加年金は年金受給時にもらうお金です。

国民年金基金とは併用不可・iDeCoとは併用可能

付加年金保険料は残念ながら国民年金基金とは併用できないので注意が必要です。

付加年金保険料は後述する個人型確定拠出年金であるiDeCoとの併用は可能です。

ただし、付加年金保険料を支払い始めた際には下記の二点に注意しましょう

  • 68,000円できていたiDeCoが67,000円しかできなくなる
    iDeCoと付加年金保険料は合算で68,000円まで可能です。
    付加年金保険料の400円をすると、iDeCoは1000円単位からなので、67,000しかできなくなります。
  • iDeCoの口座のある金融機関に届けを出すのを忘れずに
    制度の都合上付加年金保険料を開始したら速やかにその旨を届出ましょう。
    各金融口座に届け方があると思うので、調べてみましょう。

フリーランスに絶対おすすめの節税術であるiDeCoについては下記にまとめてあります。

つみたてNISAとiDeCoの併用や違いと私が楽天証券を選ぶ理由を解説
iDeCoとつみたてNISAの併用って分かりづらいですよね。しかもどこの証券会社を選ぶのかも迷う…私が楽天証券でつみたてNISAやiDeCoをやろうと思った理由を解説します

基本的に追納ができない

付加年金保険料には追納制度がないため、年金みたいに追納できません。

しかし、納付期限を経過した場合でも、期限から2年間は付加保険料を納められます。

納付期限が過ぎていても焦らずに、付加年金をきちんと納めましょう。

ただし、付加保険料を翌月末までに納められない場合は、一度取り消しになります。

付加保険料を再開する場合は再申し込みが必要なのです。

>>【日本年金機構】付加年金

65歳まで生きないと大損する

基本的に65歳以降から年金とセットもらえる付加年金ですが、65歳以前に死亡してしまうと、受け取ることができません。

遺族年金とセットでもらえることがありませんので、65歳まで生きないと払い込んだ分だけ損してしまいます。

繰り上げ受給は可能ですが減額されます

付加年金を行う場合も、年金の繰り上げ受給は可能です。

年金の繰り上げ受給を申し込むと付加年金も繰り上げ受給の申込みも同時に行われます。つまり、年金を繰上げ受給したときは、付加年金も同時に繰上がるのです。

年金を繰り上げすると減額されるのと同様に、付加年金も減額されるので注意が必要です。

付加年金保険料は前納すればさらにオトク

付加年金保険料も年金と同様に前納すればかなりオトクです。

口座振替えで前納すると、100円オトクになります

>>【日本年金機構】付加保険料について

ちなみに、国民年金保険料も2年前納するとかなりオトクな制度です。

  • 口座振替2年前納の割引額は15,650円
  • 現金及びクレジットカード納付2年前納の割引額は14,420円

>>【日本年金機構】国民年金保険料2年前納について

前納することでおよそ1カ月分の年金保険料を免除できるのです。

付加年金をうまく活用しよう!

フリーランスや個人事業主は、将来のことは自分で設計することが大切です。

そのためにも付加年金をうまく活用して、将来のことを大切にすると良いでしょう。

  • 生活が苦しい人は国民年金を免除する
  • 年金が払える人は付加年金も一緒に払う
  • 付加年金や国民年金は前納制度を使ってオトクに払う

年金制度を熟知して、自分の将来にプラスになる選択を行っていきたいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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