「この本厚くない?こんなの読めないわー」
「読書ってなんか苦手なんだよね…」
って思ったことありますすよね。
分かります。その気持ち。
しかし、読書にはたくさんのメリットがあります。はっきり言って読書のメリットを実感しないのは大変もったいないことです。これは読書が苦手な人もなんとなく感じていることでしょう。
例えば、良書を読むことは過去の人物との対話だと言われます。良書を読むことにより、昔の人の知識を学びつつ、その体験に触れることにより、自分の生き方を変えるキッカケになるのです。
読書が苦手なのは過去の人物と対話しないことを意味します。つまり、学ぶ機会を失うことと同じであり、自分の生き方を変えるキッカケを見逃しているのと同じことなのです。
今回は、読書が苦手でも克服したい方向けに、読書嫌いを克服する方法を解説します。
読書が苦手な人は、「発想の転換」から始めてみよう
読書についてブログ記事をたくさん書いている私ですが、もともとは読書がすごく嫌いでした。
読書が苦手な人の原因の部分でより詳しく説明していますが、とにかく退屈でつまらないものが読書だと思っていたからです。
そんな私が読書嫌いを克服できたのは発想の転換でした。
それまでは、読書とは文字を学ぶために読むものだと思っていました。しかし、読書好きになれたのは、読書を情報収集として読むようになったからです。
文字を学ぶための読書は勉強でしたが、情報収集のための読書はスマホでニュースを見ているのとほとんど変わらずに眺めることができています。
実際に読書を情報収集として重宝したのは、投資系に関する本を読み漁ったときです。
投資系に関する本を読み漁ったときは、共通して言っていることや、どんなことを実生活に取り入れられるのかを考えて読んでいきました。その結果、インデックス投資という方法に辿り着き、今の自分があるのです。
読書を情報収集としてつかうことになり、自分の人生はかなり豊かになりました。読書が苦手を克服した私の体験として一助となれば幸いです。
ちなみに、投資系の本を読み漁り、おすすめな本は下記の記事でまとめています。興味がある人はどうぞ。
読書が苦手な人の原因を考えよう「あなたが苦手な理由はなんですか?」
読書が好きになれないなら読書が好きではない原因を知る必要があります。
私が読書が苦手だった原因は下記の通りです。
- 集中力が続かない
- 読んでもおもしろさを感じない
- 時間を作れない
- 文字を読むと眠くなる
- 本の内容が理解できない
- 読書が退屈でゲームのほうが楽しい
読書をして集中力が続かずに、すぐに寝てしまうことや、読んでいてもつまらなくなってついついスマホを見てしまうこともありました。
また忙しくなってくると読書の時間を作ることが出来ずに本を読むことが出来なかったり…。
読書には、苦手になる原因があります。原因が克服できれば読書好きになれるのです
読書を好きになる6つの方法とは?
読書が苦手な原因を書きましたが、読書が苦手な原因を改善できれば、読書の苦手が克服できます。
実際に私が読書の苦手を克服した方法を紹介したいと思います。
読書は途中でやめても良いと知る
読書が苦手なあなたは、「本は全部読まないともったいないなぁ…」と考えていませんか?
私も本を購入したら何がなんでも全部読まないといけないと思っていました。
折角お金を払って購入した本なのだから、読まないともったいないよなと心底思っていたのです。
「読まないともったいない」
めちゃくちゃ自分にとってつまらない本を読んでいる時に、この考えを持っていることに気付きました。
それが原因で、読書が苦痛になり、読書が続かなくなっていたのです。
まず、読書が続かないあなたに知ってほしいのは、「読書は途中でやめても良い」ということです。
つまらなかったら途中でやめてよいのです。
全部読もうと思った時に、それから精読すれば良いんです。
買ったからといって全部読まなければいけないと考えるから、読書に対してのハードルが高くなります。
また、読書は全部読もうとすると、細部にこだわってしまい、真の教養が得られません。
詳しくは、「書評「読んでいない本について堂々と語る方法」読書会は最強の読書法説」で解説されていますので、真の教養について知りたい方はどうぞ。
読書が苦手で嫌いな人はハードルを低くしよう
ふざけたような話かも知れませんが、私は読書を読むのではなく、眺めるに変えることにより、読書の苦手を克服できました。
本を読むのが苦手な人にとって最も大切なことは、ハードルを極力低くすることです。
- 本を開く
- 目次を見る
- 面白いところだけを読む
この3つのステップを行うことで、本を開くことが習慣になれば、自然と本を読むことが習慣になっている人になります。
本が嫌いな時の私は、本を読もうと思うと色々な壁がありました。
- 「まとまった時間(1時間位)をかけて読まないと意味がないんじゃないか?」
- 「わからない言葉が出たらどうしよう?」
- 「やっぱりノートにまとめながら読んだほうが良いよね?」
しかし、今の私は、上記のような読書をする壁になるようなことは何も考えてないです。
ただ、本を広げることや、kindleならばアプリを開くことだけに集中しています。気分が乗らなかったら読まなければ良いだけなのですぐに閉じるようにしています。
読書の気分が乗ってくれば勝手に読むと思っているので、とりあえず開く・広げることだけに集中しています。
とりあえず本を広げることだけに集中すれば、読書を簡単に開始できます。
また、読書の継続方法については下記でもまとめてありますので、継続できない方は知っておくと良いでしょう。
集中力が続かないなら強制的に集中力が続く環境に行く
どうしても「本を読まないといけないと頭では分かっている」のに、自宅にいると色々な誘惑があり邪魔されますよね?
読書が苦手で集中力が続かないなら、思い切って読書以外できない環境を作りましょう。
カフェや図書館にこもり、スマホを見ることをやめるだけでも読書に集中できます。
スマホを見たら自分に対して罰金をかけて、強制的に集中する環境を作りましょう。
そういう時にオススメなのが退路を断つという方法です。
読書をするために1時間カフェにいることを習慣化するのです。
現在も本を読みたいのに気分が乗らないときは退路を断つためにカフェに行くことにしています。
カフェに行くと家にある誘惑からは全て断ち切られ、暇を持て余すことになります。
読書しかすることがないのです。
またこの時には自分ルールで「休憩以外でスマホゲームを開いてしまったらカフェにいる時間を延長する」というペナルティを課すようにしています。
もはや、本を読むことしか出来ないように自分ルールを課しているので、自然と本を読むようになるのです。
読書が苦手でも目標と結びつけると読書できる
読書が苦手な原因は、読書をしてもつまらないことにあります。読書がつまらない原因は、自分の目標に関係のない本を読んでいるからです。
自分がテストで良い成績を取るという目標があるのに、テスト範囲に関係の無い教科書を読むのは辛いでしょう。
まず読書する目標を明確にするためにも、自分の目的を明確にすることです。
重要なのは、「○○をしよう!だから、読書しよう!」と思うことです。
目的が先にあって、それを達成するためのツールとして読書をするという考え方です。
下記の例のような動機付けが良いと思います。
- 良い知識を得たい。だから、読書しよう!
- 今より少しだけ良い生活を送りたい。だから、読書しよう!
- アイデアが欲しい。面白そうな本を買おう。だから読書しよう!
- スタバでかっこよくみられたい、だから読書をしよう!
- 会社を上手く経営したいから、経営者の本を読んでいる
- 起業したいから、起業家の本を読んでいる
- 将来が不安の払拭したいから、トレンドの本を読んでいる
- モテたいから、ナンパの本を読んでいる
- 彼と話したいから、彼が好きな小説を読んでいる
「〜〜をしたいから◯◯という本を読んでいる」という状態になれば、辛くつまらない読書も耐えることができます。
金銭で言えば大体1000円程度だし、実際に作者の研究や経験が書いてある本をみる方が手軽であるという風に捉える。と良いと思います。
読書が続かない人は、自分が何をしたいのか?そのためにどういう本を読むべきなのか?を考えてみると、読書が苦手でも本が読めるようになったりします。
おもしろい本を探して読む
読書がおもしろくないと感じる人は、おもしろい本と出会っていないからでしょう。自分の人生を変えてくれるような本と出会ったときは、目からウロコが本当に落ちるかのごとく読書が楽しくなります。
私の経験上、読書がつまらない人は、自分の将来に関係する本を読んだことがないからです。読書感想文で無理やり読まされる本は興味がないし、そんなことより漫画やゲームをやったほうが楽しいと思ってしまうのです。
自分の将来に関係する本を読むようにしたほうが良いでしょう。ただし、それだけでは自分の興味関心がある分野の本はとれますが、そのなかでおもしろい本に出会うことができません。
そんなときに必要なのが良書と出会う方法なのです。
良書とはあなたの得たい知識を短時間で学べる本です。
良書との出会い方は下記のとおりです。
- 学びたい分野に詳しい人に聞くこと
- Amazonで売れ続けている本
- 中古の値段が下がっていない本
良書の選び方については、「【良書とは】良書の意味と出会う方法・おすすめ良本まとめ!」で詳しくまとめていますので、興味がある方はどうぞ。
読書会に毎週参加すると強制的に本を読む
読書会の主催者ですから、当然読書会には毎週参加することになります。
読書会は本を紹介するスタイルですから、常に本を読み続けないといけません。
そのため、読書をすることが習慣化して、暇さえあれば読書会で紹介するために本を読んでいるという感じになっています。
もしも、読書を手っ取り早く習慣化したければ、読書会に参加することもおすすめです。
読書が苦手な人でも克服して、読書好きになろう!
読書苦手を克服できれば、読書が継続できます。繰り返すとに習慣に変わり
読書したいけど、中々出来ないなという方がいらっしゃいましたら、是非ご活用下さい!
読書嫌いの方のために本の読み方をたくさん紹介しています。
あなたにあった方法が見つかると良いかなと思いますので、よろしければご覧ください。
以上、読書が苦手な人が最速で読書好きになる方法とは?情報収集としての読書のススメを解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
>>【読書嫌いでも読書が好きになる読書講座とは?】
「読書のメリットはなんとなく知ってるけど、読書が続かない…」
そんな方にオススメなのが、読書講座です。
読書講座はブログで開催しているインターネットでの無料講座です!
読書が始められない人・読書嫌いな人・読書が継続できない人、もっと読書を楽しみたいすべての人向けに読書が楽しめるような情報やノウハウを解説してます
ちなみに、これから読書家になろうとしている人は、Kindle Unlimitedがおすすめです。膨大な種類の本があり、しかも初回30日間無料です。読書家の人は絶対にチェックしておいた方が良いでしょう!
読書講座ガイダンス:読書の圧倒的なメリットを理解しよう
読書講座第1回:ビジネス書は意味がない?ビジネス書は初心者にとって一番継続しやすい読書
読書講座第2回:あなどってない?小説の魅力は圧倒的だった…
読書講座第3回:メリットを実感しやすい本とは?本の選び方
読書講座第4回:読書でメリットを得る超具体的な方法
読書講座第5回:忙しいサラリーマンには本の選び方は超重要?良書の選び方は?
読書講座第6回:読書のメリットが得られるのはどのくらいから?本を読む量の目安とは?
読書講座第7回:本を買うお金がない人におすすめの節約術は?
読書講座第8回:読書のメリットを最大限にする?読書ノートの書き方とは?
読書講座まとめ:読書が楽しくなるまとめ記事!