本を読んだのは良いですが
「なかなか、内容って覚えられなくて…」
そう思ったことってありませんか?
このページを見ているということは、おそらくあなたは本の内容を忘れないようになんとかしたい。
そう思っているのかも知れません。
今回は、本の内容を忘れるあなたに教えたい、読んでも忘れない方法をご紹介したいと思います。
アウトプットを意識した読書をする
読んでも忘れない方法に効果的なのはアウトプットを意識することです。
それでは、アウトプットを意識するとはどういうことなのでしょうか?
意識する
本を読むときに、まず「何を理解するのか?」を考えましょう
ただ、なんとなく読むのではなく、「何を理解するのか?」意識を向けることで、普段では気付かない点や、文章の構造などに注意を向けるようになり、より多くのことを記憶することが可能になります。
私は下記のことを理解するように意識を向けながら読んでいます。
- 文章の構造
- 他の本との関連性
- 要約を5分で説明するにはどこを話すのか
- 作者が言いたいこと
意識を向けるのに大切なのは質問
意識を向けるのに大切なことは質問です。
理解することに意識を向けるには、本を読む前に自問自答すると良いでしょう。
- 文章の構造、本の中で、この章は何を述べているのか?
- 似たような本との関連性はどこにあるのか?
- この本のポイントを3つ上げるとしたら?
- 作者が言いたいこと、章末では何が書かれているのか?
このように、質問してから本を読むことで、記憶力を上げられます。
アウトプットの方法を解説
理解することを自問自答して意識を保ちながら本を読めば、普通に本を読むよりも記憶力は上がっているでしょう。
しかし、もっと本を定着するのにおすすめなのがアウトプットです。
「え?私アウトプットする相手いないし…」と思うかもしれませんが、相手がいなくてもアウトプットすることは簡単にできちゃいます。
私も実践しているその方法をご紹介します。
本の内容を人に喋ってアウトプットをする
本の内容を人に喋ってアウトプットすることは、本の内容が一番記憶に残りやすいと思います。
本当に本の内容を定着したいのであれば、本の内容を人にしゃべることを率先して行うと一番定着すると思う。
本を紹介した時の情景や、音、相手の反応など、全てを脳に刻むことができるから。
もしも「アウトプットする相手がいない」と言うなら行動でアウトプットすれば良いと思います。
— 読書人@読書会管理人 (@studytokyo3) 2018年7月12日
本の紹介を人に喋ってアウトプットすることにより、情景・音・相手の反応などが記憶のフックになるので、なんらかの拍子で思い出しやすいからです。
本の内容を忘れないようにしたかったら積極的に人に喋るようにしましょう。
本の内容を行動に取り入れてアウトプットする
本の内容を喋る人が誰もいない場合もあると思います。
「そんな意識の高いこと言ったら周りからハブにされちゃうよ…」
人に話せない場合にオススメなのが、本の内容を自分の生活に取り入れることによりアウトプットする方法です。
行動でのアウトプットとは、「本の内容を自分の生活に取り入れる」ということ。
色々な本を読んだ時になんとなく「勉強になった」で終わらすのはもったいない…
そうではなく、「自分の生活に取り入れる」ことを意識した読書は、ずっと定着してよりあなたの生活に彩りを与えるかもしれません…— 読書人@読書会管理人 (@studytokyo3) 2018年7月12日
例えば、GIVE & TAKEを読んだ人であれば、「ギバーは自分を変化させるということを嫌だとは思わない」というフレーズもあります。自分を積極的に変化させるようになれば、本の内容をアウトプットしているのと同じことで、本の内容を自然と定着させることができます。
参考書評「GIVE & TAKE」テイカーな私でもギバーになれた方法とは?
読書会でアウトプットする
本の内容を話す人がいないのであれば、読書会に来てアウトプットすることも良いでしょう。
読書会はアウトプット前提で参加される方が多いです。
むしろ読書会に参加してるから、何かしら本を紹介してくださいね!というような流れになることが多いです。
本を上手くアウトプット出来ない場合でも、主催者や参加者の方が「どうしてその本を選んだの?」「どこが一番心に響いたの?」というような形でおおくの質問をしてくれます。
主催者や参加者からの質問に答えるだけで自然とアウトプットができるようになり、その時の緊張感や情景なんかが合わせて、本の内容を長期的に記憶することができるのです。
私も長年読書会を行っていますが、「あのときってこうだったよな?」って思い出す時にその時に紹介した本の内容を一緒に思い出したりします。
記憶に残るし、思い出しやすいという点も読書会の良い点なのでしょう。
読書会については「読書会の参加を迷ってる→1000倍楽しめる【読書会解説まとめ】」に詳しくまとめてありますので、よろしければご覧ください。
本の内容をSNSでアウトプットする
本の内容をSNSでアウトプットすることも、本の内容を忘れにくくなります。
ただ、いきなり自分が使っているアカウントで呟き始めたりすると「お前どうした?(笑)」ってなる可能性があります。
自分が普段使わないアカウントを作り、つぶやき始めたりすると良いかなと思います。
ブログに書評を書いてアウトプットする
ブログに書評を書いても本の内容を記憶に定着させやすくなります。
今はアメブロやライブドアブログがあったり、サーバーを借りてWordpressを立ち上げることもすぐにできるようになります。
また、bookmeterやはてなブログなどのサイトもありますので、気軽にアウトプットできるでしょう。
たくさんの本を読んで内容を関連付けてアウトプットする
意識して本を読み、アウトプットもすればより本の内容が忘れにくくなっていると思います。
さらに本の内容を定着させようと思ったら、今まで読んだ本でもこれから読む本でも良いので、関連付けてアウトプットすることがオススメです。
同じような内容を読むと記憶したい内容が思い出されます。このように、記憶を引き出す力が身につけば、忘れていてもすぐに思い出すことが可能です。
私も昔に読んだ本を突然思い出すことがありますが、これは記憶を引き出す力がかなり高まっているからなのでしょう。読書会でたくさんの本の紹介を何回も聞き、その都度、思い出すことをしているので、記憶を引き出す力が向上しているのです。
よく物知りですね!って言われますが、記憶を引き出す力が人より高いだけですね。
おすすめは読書会でのアウトプット
「読書会の主催者だから読書会でのアウトプットを勧めているんでしょう?」と思われるかもしれませんけど、私は読書会でのアウトプットが下記の理由から完全にオススメです。
- 五感に残るので記憶に定着しやすい
- 五感に残るので思い出すためのフックが多い
- 相手の反応がすぐに分かるので楽しい
- 他の人のアウトプットが見れて勉強になる
デメリットとしては
- 参加費がかかること
- 遠方だと移動時間
くらいでしょうか?
それであっても、本の内容を忘れない読書ができるようになるので、読書会でのアウトプットは非常に有意義だなと個人的には思ってます。オススメです。
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