個人事業・副業は利益にこだわろう「資金不足はツライ」

個人事業・副業は利益にこだわろう

「個人事業・副業は売上と利益どちらが大切なの?」

「個人事業・副業で、利益を優先する理由はなんなの?」

個人事業・副業で利益がなければ事業が継続できず、収入源にできません。

ちまたには、先行投資の重要性や固定費に関しての甘い考え方がたくさんあります。

わたしの経験上、残念ながら固定費に関してシビアでない人、過度な先行投資をした人で、生き残っている人はいません。

個人事業・副業で今も生き残っている人は、利益にこだわった人なのです。

今回は、個人事業・副業で利益にこだわるべき理由を解説します

利益がないビジネスって長続きしない。

個人でもまずは拡大傾向に入るよりも利益追求に動いた方が良い。

特に初期の場合、売上だけ見るんじゃなくて、売上経費をなるべく−3万から−5万くらいに抑えた方が健全。

お金を使うのは、お金がなくても拡大できるようになってから

この記事で学べることは?

  • 個人事業・副業では利益がないと継続できない理由が学べる
  • 個人事業・副業で利益にこだわるべき理由が学べる
  • 個人事業・副業で利益を上げるにはどうするかが学べる
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個人事業・副業は利益がないと継続できない

個人事業主・副業を7年以上継続していますが、利益がでない事業を継続するのは非常に困難です。

個人事業主・副業で取り組む場合は、売上規模を拡大させる戦略よりも、小さくても利益を出し、コツコツと積み上げていく戦略の方が効果的です。

事業拡大は赤字拡大のリスク「個人事業主・副業は資金調達が限られる」

事業を拡大させようと思うと、多額の先行投資が必要となります。先行投資は可能性に投資する方法ですので、絶対に利益が出るとは限りません。

会社なら資金調達して事業拡大するのも良いでしょうが、個人事業主の場合はそうでもありません。

  • 会社:資金調達方法が多い、家計との関係はほぼない(最悪、倒産できる)
  • 個人:資金調達方法が少ない、家系と密接に関係(最悪、自己破産)

会社で資金調達する場合は、融資を受けたり、VCから投資を受けるなどで資金を調達できるでしょう。

経営者は、儲かってない時は給料を減らすことになるかもしれませんが、個人が借金を引き受ける可能性は低いです(連帯保証人で社長名義になる可能性はありますが)

しかし、個人事業主の場合の資金調達方法は非常に少なく、金額も微々たるものしか調達できません。

そのため、個人事業主・副業の場合は融資を受けるのではなく、貯金や給料から資金を捻出するしかなくなり、家計への影響はダイレクトです。

個人事業主・副業で事業拡大から考えてしまうと、赤字を垂れ流す可能性も高いのです。

個人事業・副業の場合、赤字が続く事業は継続できない

事業規模を拡大するために赤字がずっと続くのは相当辛いです。ただ、赤字に対しての生き延び方も、企業と個人では異なってきます。

  • 会社:毎年運転資金を資金調達できればしのげる
  • 個人:給料を割け続ければしのげるが、貯金がなくなれば終わる

会社として赤字を垂れ流している分には、資金調達ができれば事業を継続できます。

むしろ、赤字にすることで、法人税の節税にもなるので、積極的に設備投資等に回して、少しくらい赤字にしておいた方が良いのです。

実際にAmazonは創業から約20年間、決算で赤字を計上しています。

決算で赤字を計上することにより、税金を払うことなく、積極投資をして、拡大路線に入っていたのです。

当然、利益が出る事業を持っていたから、積極投資ができたわけです。

一方、個人事業主や副業の場合は赤字が拡大すればするほど、家計が苦しくなります。資金調達の方法もほとんどないので、給料や貯金から切りくずすしかないからです。

利益が出る事業を持っていれば赤字を計上しても良いですが、下手に赤字を出したら、生き延びるのがキツイのが個人事業主・副業なのです。

個人事業・副業で赤字が垂れ流しのままだと、事業を継続することが困難になります。精神的にも「なんで儲かってないのにやってるんだろう?」という気持ちになり、ツラくなるのです。

個人事業・副業では利益にこだわる理由

個人事業・副業で利益にこだわる理由は、家計への影響がダイレクトであることと、利益を上げていない事業は継続することが困難だからです。

家族がいる人は、家計への影響がダイレクトであればあるほど、家族に迷惑をかけます。また、利益を上げていない事業を継続するのは精神的にツライです。

個人事業・副業こそ、利益を上げることを最優先に考えた方が良いでしょう。

個人では資金調達が難しいから

先ほども説明した通り、個人では資金調達の方法はかなり限られており、

  • 給料から支払う
  • 貯蓄を切り崩す

という点しかありません。

経験的にも個人事業主や副業の赤字というのはダイレクトに家計に影響します。

月5万円程度の赤字であればよいですが、月10万円以上の赤字となると、かなり影響がでてきます。

いくら副業であったとしても、月10万円以上の赤字では、家族を養うのは厳しいでしょう。

個人では資金調達が難しいため、できる限り個人事業主や副業では利益にこだわった方が良いのです。

個人事業は継続しないと規模拡大していかない

個人事業主や副業の場合、赤字が続いてしまうと事業を継続するのが困難です。

独身の場合は「いつか絶対にうまくいく」と夢を見ていれば、誰も邪魔する人がいないので、事業を継続できるでしょう。しかし貧乏は避けられません。

一方で、結婚している場合は、家族の生活があるため、赤字を垂れ流していると、配偶者から文句がでるのは当然のこと。

子供がいる人は子供の教育にも関わってきますから、ずっと赤字を垂れ流すのは非常に厳しいでしょう。

個人事業は継続しないと規模が拡大していきません。

そのため、利益を上げていかない事業は継続できることもなく、途中で諦める結果になってしまうのです。

ちなみに、個人で赤字を垂れ流しながら事業をやっていた時は非常に辛かった思い出でいっぱいです。

お金のことしか考えられず、貧困になると心が狭くなるんだなぁと実体験しました。

個人事業・副業で利益を上げるために優先することとは?

個人事業で利益を上げる理由は、個人では資金調達が難しく、家計にダイレクトに影響を与えてしまうことです。

また、個人事業・副業は規模を拡大するために必要なお金を資金調達できないため、継続して事業を拡大する必要があるのに、事業拡大する前に途中で諦めてしまうということがあります。

それでは、個人事業・副業で利益を上げるために優先すべきことは一体なんなのでしょうか。

固定費がかからないビジネスをしよう

個人事業にとって利益を上げる最大のポイントは、固定費を削減することです。

というか、固定費がかかるビジネスは個人事業や副業でやるには適していません。

そのため、下記の仕事は要注意です。

  • 店舗を構えて行うサービス業など
  • 過大な在庫を抱えないといけない物販系

店舗を構えて行う場合は、ある程度の顧客が見込める場合だけにするべきです。

在庫を抱える物販系も、ある程度売れる見込みがたってからではないと、赤字になるでしょう。

個人事業・副業で固定費がかかる仕事は相当しんどいです。

副業であれば、最高でも月5万円までと固定費の予算を決めて取り組みたいものですね。

先行投資とのバランスを考えよう

固定費を抑えようといいましたが、個人事業や副業でもある程度の先行投資が必要になる場合があります。

例えば、動画クリエイター・WEBデザイナーになるなら、最新の機材が必要になりますし、カメラマン・インスタでの集客を考えるなら最新の機材が必要でしょう。

固定費は削減するべきですが、先行投資に関しては見込み収入との兼ね合いから考えた方が良いでしょう。

わたしの場合、HP作成するのにノートパソコンが必要だということで、5万円くらいのPCを購入しています。

先行投資を抑えすぎると、仕事にならない可能性もあります。見込み収入とのバランスを考えて先行投資に取り組みたいですね。

個人事業・副業は利益を考えて行動しよう

規模拡大や先行投資、固定費を上げすぎてしまい、赤字を垂れ流し、事業が継続できない人というのは、かなり多いです。

個人事業・副業で規模拡大の結果赤字を垂れ流すのは、地獄を歩いているようなもので、いつ破産してもおかしくないと自覚した方が良いでしょう。

  • 個人事業・副業は利益がないと事業を継続できない
  • 利益を上げるには、固定費がかからない事業をしよう
  • とはいえ先行投資も必要だから見込み収入とのバランスを取ろう

以上、個人事業主・副業は利益にこだわろう「資金不足はツライ」を解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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