「お金の話はちょっと…」
「人前でお金の話をするのはやめなさい…」
お金の話をすることが嫌いな人は一定数います。
お金稼ぎの話に対してマイナスなイメージは多いですよね
- 「はしたない」
- 「銭ゲバ」
- 「下品」
- 「卑しい」
- 「あの人はいつもお金のことばかり」
なんで、こんなにもお金のことを話すことを嫌うのでしょうか?
また、お金の話を嫌ってばかりいる人は、お金のことが分かっていない人が多いです。「定年後の生活費の内訳と節約ポイントを解説【定年後生活費26万円】」でも解説しましたが、大多数の人がお金が足りなくなる可能性が高いのを理解していないのです。
つまり、お金の話題を話すことが少なく、勉強していないので、将来の生活でお金が不足するなど苦労することがあるでしょう。
今回は「お金の話が嫌いな心理とお金の話を好きになる方法」についてまとめてみたいと思います。
お金の話を嫌う心理
お金の話をしない親の存在
お金の話を嫌う心理のきっかけは子供の頃の親の存在がキッカケだと思います。
多くの家庭の親は子供にお金の心配をさせないために、子供の前ではお金の話をしていませんでした。
私の家庭でも、私に対して親がお金について話していることはほとんどありませんでした。
私が「お金大丈夫なの?」と聞いても、「大丈夫」としか答えてくれないこともありました。
親は子供の前ではお金の話をしません。
この結果、子供心に「大人はお金の話を人にしないのだ」という意識が芽生えます。
大人はお金の話を人にしないという意識が芽生えている場合、その人が大人になり「常にお金の話をする人」を見た時に、「お金の話をするなんて非常識」と嫌悪感が生まれてくるのです。
お金の話で損する人が多かった時代
お金の話をする時の話題ってどういう話題が多いと思いますか?
大体の話が「儲け話」になります。
儲け話と言えば、投資や投機だったりありますが、そういった話に乗っかった人は大体損をしているのも事実です。
なかには稼げている人もいますが、そんな人はごく少数であるので、「お金の話=怪しい話」というのが世間一般的にはインプットされています。
このように、「お金の話=怪しい」という常識があるので、お金の話を嫌う人がいるのです。
お金のことを考えても暗くなるから
稼げる系以外のお金の話はどのような話題が多いかというと「暗い」話題です。
年金がなくなる・税金が上がる・介護保険料が上がる・老後資金・医療費・給料が上がらない
ざっと考えただけでも、お金に関してこんなにも暗い話題があります。
つまり、お金のことを考えても暗くなるだけであり、人は暗くなる話を嫌います。
お金の話を嫌う人の心理というのは、暗くなりたくないからなのです。
お金の稼ぎ方が思いつかない
お金について話してこなかった、損をする可能性がある、暗い話題しかないということがお金の話を嫌う心理ですが、明るい話をすればお金に対して良いイメージを持つのではないでしょうか?
残念ながら、お金の話を嫌う心理をお持ちの方はそれが難しいから、お金の話が嫌いなのです。
なぜなら、お金の稼ぎ方を思いつかないからです。
昔に比べて今の時代は個人がお金を稼ぐ方法は無数にあります。
メルカリ・ブログ・アフィリエイト・youtube・note・Amazon・Uber・Airbnb・・・色々な方法があります。
稼ぎ方を沢山思いつく人は、お金について明るい話題しかないのでお金の話が大好きです。
しかし、稼ぎ方が思いつかない人というのは、お金については暗い話題しか無いので、お金の話が嫌いなのです。
お金の話が嫌いな人は「お金の稼ぎ方が思いつかないから」嫌いなのです。
お金を恨んでいる
稼ぎ方が思いついてもお金の話が嫌いなケースがあります。
それは、「お金を恨んでいる」ケースです。
お金というのは世の中の問題の9割を解決します。
先程いった、暗い話題である「年金がなくなる・税金が上がる・介護保険料が上がる・老後資金・医療費・給料が上がらない」といった問題も、お金があれば、全て解決できるのです。
例えば、お金がないから、祖父祖母の介護を自分がしないといけない→お金があれば…と考えるケースもあると思います。
本当は「お金がない自分が悪い」ということになるのですが、人間は自分に対してそこまで否定的に見れる生き物ではありませんので、お金という世の中の制度が悪いという方向で自分を正当化する方向に行きます。
そうこうしていくうちに、お金に対して恨みがでていくのです
ややこしい話になり「めんどくさい」
お金の話を嫌う心理として、お金の話はややこしく、めんどくさいということもあります。
税金の申告も面倒臭いですし、投資商品を持った時に売るべきか買うべきかと考えないといけません。
はっきり言ってめんどくさいと思う人がいてもおかしくありません。
常にお金で悩まされ続けているわけですから、人と話す時はお金の話はしたくないですよね?
そもそもお金に興味がない
お金に興味がない人もお金の話を嫌います。
親がお金持ちで実家ぐらしで育った方はお金に苦労したこともありません。
お金に苦労したことがない人は「お金稼ぎたいな」と思うこともなく、お金に対して「なんとかなるだろう」と興味がないのです。
興味が無いからお金に対して話すことが嫌いなのです。
お金を好きになるには?
お金の話が下品だと感じるのは、下記が原因です。
- お金の話を親がしない
- 損する人が多い
- 考えても暗くなる
- 稼ぎ方が思いつかない
- 恨んでいる
- めんどうくさい
- お金に興味がない
それでは、お金を好きになるにはどうすればよいでしょうか?
銀行員であった私の感覚からすると、お金の話を好きになるには自分の将来について興味を持つことが一番です。
「定年後の生活費の内訳と節約ポイントを解説【定年後生活費26万円】」で、定年後の生活費用を知ることや、「【働き方改革の影響】働き方改革の理由と意図と個人ができる対策は?」でも解説している通り、働き方が今後どの様に変わっていくのかを知ることが大切でしょう。
また、本を読むこともオススメです「書評「下流老人」将来貧困にならないために必要なことは?」や「働き方が変化する背景と必要な準備とは「ワーク・シフト」書評要約」などを読むことで、将来に必要なお金などに意識を向けることができます。
自然とお金について考えないといけないと思うようになり、お金に対して話題にする機械が増えるのです。
お金に対して興味を持てばお金が好きになる
お金の嫌いな人の心理を紹介していきましたが、お金の嫌いな人はお金を稼がなくても良いと思っている人だと思います。
「お金なんて嫌い。」
「お金なんて興味がない」
そう思うのは個人の自由です。
しかし、お金に興味を持てばお金の話をすることがもっと好きになることができるのです。
>>【取り残されるかもよ?】
働き方が変化している時代に変化を受け入れなければ気づいたら周りから取り残されているかもしれません…。
じつは、会社で隣の人も水面下では、なにかしら働き方を変えようと動いているのかも…。
働き方が変化していることを解説した記事を下記にまとめました!経済の流れを知りたい方はオススメです!
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