平均年収や所得税からわかるサラリーマンが日本で一番過ごしやすい話

日本で過ごしやすいのはサラリーマン?フリーランス?

ネットの世界を検索すればするほど「フリーランス最高!」の声が大きく、サラリーマンは負け組だという人も多いです。

しかし、小規模企業白書などを見ていると、必ずしもフリーランスが最高とは言えません。

個人的には、サラリーマン+副業という構図から初めて、それなりに稼げるようになってから無理せずに独立。

独立してみてライフステージの変化などでより収入が必要になれば、再びサラリーマン+副業になり、満足いく収入になれば再度独立。と言った流れでも良いかなと思ってまして。

今回は、ネット社会に蔓延するフリーランス万歳!ということに対抗して、サラリーマンもそこまで悪くないよ?っていうのをデータを示しながら解説できればと思います。

あ、フリーランスを別にバカにしている訳ではないです。稼げている人はすごいですし、これから稼ごうとする人もチャレンジ精神は良いと思います。

ただ、稼げてないフリーランスがサラリーマンをバカにするのは良くないよねってことなので。

稼げてないフリーランスは、自分の立ち位置を客観的に自覚してくださいね。

スポンサーリンク

平均年収で比べるサラリーマンとフリーランス

フリーランスは青天井で稼げるけど、サラリーマンは稼げないと言っている人がいるので、フリーランスとサラリーマンについて平均年収で比べてみたいと思います。

フリーランスの平均年収は約350万円程度

小規模企業白書の平成28年度版のデータをみてみるとわかりますが、だいたいの平均年収は350万円程度ですね。

サラリーマンの平均年収は432万円!

国税庁が発表している平成29年分民間給与実態統計調査結果によると、平均年収は432万円でした。

正社員の場合だと493万円です。

平均年収を比べるとフリーランスよりもサラリーマンの方が稼いでいる

平均年収はフリーランスとサラリーマンでは下記の通りでした。

  • フリーランス:350万円
  • サラリーマン:432万円

フリーランスは税金が経費で落とせたりもしますので、平均年収だけでは実際の裕福度は測れません。

しかし、フリーランスは経費で落とせるからと言って無駄なものを購入して、マウンティングを取っている可能性もあります。

甘い言葉に惑わされるのはやめましょう。サラリーマンの方が平均年収が高いです。

満足度で比べるサラリーマンとフリーランス

次に、満足度で比べてみましょう。

フリーランスは仕事についての満足度が高いが収入に対しての満足度が低い

先ほどの小規模企業白書からの引用ですが、フリーランスは自分で仕事を決められるため、仕事の満足度は高いです。

しかし、見ていただければ分かる通り、収入的に満足していない人はかなり多いです。

収入的に満足度が低い=仕事と労働が見合っていない+将来への不安が消えないということです。

実際に私もフリーランスで働いている時期がありましたが、収入的に満足したことは一度もありませんでした。労働力と収入の釣り合いはとれるのに、収入が途絶えるかもしれない不安は消えないのです。

仕事に対する満足度はかなり高かったですが、収入に対する不安は消えないものがありましたね。

サラリーマンの満足度は?

サラリーマンの満足度についてのデータは年金シニアプランが出している年金研究という記事から抜粋しています。

第6回サラリーマンの生活と生きがいに関する調査: 調査結果の概要及び男女別・年齢階層別比較」という記事です。

仕事の満足度については、満足している割合が全体では51%と非常に高かったです。

フリーランスは時間の自由や仕事を選べる自由がありますが、事務作業や収入面での不安を感じるでしょう。

一方でサラリーマンは収入面での不安定さを感じないので、満足する傾向が高いのでしょう。

ただ、サラリーマンでも賃金について不満を持っている割合は一定数います。

とはいえ、満足している人は27%もいるので、フリーランスに比べれば満足している人が多いのが印象的です。

仕事の満足度はフリーランスとサラリーマンでは五分五分か?

仕事の満足度を見てみると、収入以外の面ではフリーランスの方が圧倒的に有利ですが、収入も含めた面で見ると、どうしても五分五分かなと思わざるを得ません。

やはり、フリーランスで収入が安定しないのは非常に厳しいですからね…。

もしもフリーランスになるつもりならば、収入が安定してくるまでは雇われのまま働いて、収入が安定してきたら、脱サラをするというステップを踏んだ方が良さそうですね。

税金と貯金高で比べるサラリーマンとフリーランス

税金と貯金高でサラリーマンとフリーランスについて考えて見ましょう。

フリーランスとサラリーマンの平均貯蓄高は?

フリーランス500人を調査したライフネット生命に夜アンケートによると、フリーランスの平均額は431万円であり、正社員は359マン円というデータがあります。

ただ、全体的に見れば分かる通り、フリーランスの方が貯金をしている人としていない人にバラつきがあります。

フリーランスは高年収になればなるほど貯金をしていきますが、将来的には収入が減ることを恐れて貯金をするのでしょう。

フリーランスは稼げなくなったら終わりですからね…。

一方でサラリーマンは安定的に給料が入ってくるため、貯金を意欲的にしようと考える人は少ない可能性があります。

とはいえ、貯金をしようと思った時に一番しやすいのは安定的に収入が入ってくるサラリーマンですね。

老後に備え始めたサラリーマンの36%は金融資産500万円以上

ちなみに、年齢別の金融資産を見ていくと、35歳以降のサラリーマンの場合、500万円以上の金融資産を持っている割合が36%でした。

わからないという人も一定数いますが、高齢になればなるほど貯金して老後に備えようという気持ちが生まれてくると貯金がしやすいのもサラリーマンの強みだなと思います。

サラリーマンとフリーランスの所得税による違いは?

所得税を見れば分かる通り、年収900万円にギリギリ超えないくらいが一番税額が少なめになっています。

税額が少ないと695万円から900万円が一番よい税額なので、そこらへんで収まるのが理想的です。

大手のサラリーマンや公務員であれば、年収900万円ギリギリのところで留まることがあります。勤続年数でここまでの年収にいくことも可能です。

一方でフリーランスで年収900万円ギリギリを狙うと考えると、よほど収入が上がらないと難しいでしょう

経費処理とかすることを考えると所得は1200万円くらいにならないと無理なんじゃないでしょうか?

超優秀なフリーランスですね!法人化している人!

一部の層は、税率の恩恵を得られるかもしれませんが、フリーランスで年収900万円は、なかなかに難しいところでもあるのです。

大手じゃないから年収900万円は難しいなと感じている場合は、経済的に余裕を作る方法を取るのが良いでしょう。

サラリーマンでも経済的余裕を作る方法の一つに年収を上げる方法を解説しています。

お金に余裕を持ちたいサラリーマンの基本戦略【月40万の余裕アリ】
経済的な余裕がなければ精神的に辛くなり、人生が辛い方向にいきます。サラリーマンでも経済的に余裕が持てる方法はたくさんあります。実体験をもとに経済的余裕を持てる方法をまとめてみました。

ちなみに、サラリーマンとフリーランスの保険や税金面は他の側面から考えると負担的には同じくらいです。

しかし、稼いでいないフリーランスについては社会保険は最悪なので、なんとかしないと本当にまずいですよ。

税金や保険についての詳しい違いは下記にまとめています。

サラリーマンと自営業の違いを収入・税金面から解説
「サラリーマンと自営業の違いって何?」 「どちらの方がオトクなの?」 働き方改革の後押しもあり副業の時代が来...

フリーランスよりもサラリーマンの方が安定する事実

フリーランスとサラリーマンを比較してきましたが、フリーランスとサラリーマンを比較すると下記のようになりました。

  • サラリーマンの方がフリーランスよりも平均収入が高い
  • サラリーマンとフリーランスの満足度は五分五分
  • フリーランスはお金を稼げば貯金ができるが、サラリーマンの36%以上は金融資産が500万超
  • 年収900万円は大手サラリーマン・公務員だと安定的に目指せる

なんども言いますが、私はフリーランスだから偉いとか、サラリーマンだからダメだとか言うつもりは毛頭ありません。

稼げてないし安定もしていないフリーランスがサラリーマンがダメだと言うのが変だなと思うだけです。

実際にサラリーマンでも、フリーランス並みに稼いでいる人はたくさんいます。彼らの働き方も傭兵のような働き方なので、自営業に近いのかもしれません。

カテゴリ的に言えば、普通の会社員です。

でも、稼げてないフリーランスよりも100倍くらい凄まじいですよ。

稼げないフリーランスでノウノウとやっているよりは、結婚して子供を養っている会社員の夫婦の方がありがたいですよ。

日本の経済活性化につながっているのは、稼いでいないで納税もしていないフリーランスよりも、子供を残してくれる人ですからね。

子供がいないけど夫婦共働きで働いているDINKSなんて、消費をたくさんするので、日本経済の活性化につながります。稼げてないフリーランスよりはるかに優秀です。

だから日本のサラリーマン比率は高いのでしょう。

サラリーマン割合が87%の日本?起業・自営業も含めて割合を比較!
日本はサラリーマン割合が87%であり、各国と比べても多い比率です。一方、自営業の割合は低く、起業に対する意識も低い。サラリーマンが起業する為に必要な要素は何でしょうか?そして日本のサラリーマン割合が高い理由は何でしょうか?まとめてみました。

さらに、本当に稼げて法人化して安定もしているフリーランスを見ると、それも凄いなと思います。

法人化してなくても年収高いフリーランスもいますよね。

はっきり言って化け物です。凄すぎ。

ただ、フリーランスになることをオススメして、稼げてないフリーランスを養分にして高い年収を成立させている人もいたりしますよね…。それは道徳的に問題かなと…。

稼げてないフリーランスがサラリーマンを馬鹿にする気持ちはわかります。バカにしないと、自分の正当性を保てないからバカにするんですよね。私も独立していた時期が少しあったので、よくわかります。

フリーランスって大変ですもんね。

私がフリーランスの時に大変だなと思ったことも下記にまとめています。婚期を逃したり、裏切られたり、コミュニティが狭くなったりと、フリーランスだった時期は超大変でしたね。修羅の道です。

【起業】後悔した起業・副業のデメリットと対策【これから起業する方へ】
起業・副業のメリットばかり強調されデメリットは隠される。副業→起業→独立した私が考える起業・副業のリアルなデメリットを解説。友だちなくなる・婚期逃す・仕事適当になる・すぐに稼げない。起業する前に知っておけばリスク回避できる内容満載です。

余計なお世話かもしれませんが、フリーランスがサラリーマンをマウントするのはやめた方が良いですよ。

平均年収や所得税の点から見ても、サラリーマンって日本でいきていくには最適ですからね。

稼げてないのにサラリーマンをバカにするフリーランスは、自分が知恵がないことを示しているのと同じですからね…。

稼いでしまえばよいんですよ。作業しまくれば良いんですよね。そうすれば世界平和…。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

>>【副業のリアル知ってますか?】

副業を始める前に知りたいこと・副業の選び方・副業中の悩みとは?

実際に副業をして独立までした私の体験を元にして副業のリアルを解説中です。

「副業を開始したい」「副業中で悩んでいる」方に、見て欲しい副業のリアルをまとめました

副業で知りたいリアルを完全カバー【開始・選び方・副業者の悩み】 
副業を始める前に知りたいこと・副業の選び方・副業中の悩みまで、実際に副業した私の体験を元にして解説しました。副業をしたいと思っている方にはまず見て欲しい副業のリアルです。