書評「生産性」生産性を向上させる劇的なメソッドとは?

書評 生産性 要約 まとめ

生産性という概念で日常を考えたことってありますか?

日本がもっとも改善すべき余地があるという点は生産性を考える部分であると言われています。

今回紹介するのは、元マッキンゼーの採用担当を十数年も勤めた著者による生産性にフォーカスを当てた本である、タイトルもその通りの生産性という本です

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生産性を読んだ方が良い人

生産性を読んだ方が良い人は下記の通りです

  • 生産性を上げたい人
  • 生産性という観点から日常を振り返ったことがない人
  • 仕事が終わらないなーと嘆いている人
  • 人を育成する立場にある人

そもそも生産性って何?

生産性っていきなり言われてもその意味はなんでしょうか?本書によると生産性というのは、得られた成果(アウトプット)と投入した資源(インプット)の割合のことだと表現します。

つまり、式に直すと下記のような感じです。

ラーメン屋の生産性が上がった状態は?

式だけではわかりにくいと思うので生産性を上げるという表現から考えてみたいと思います。

例えば、ラーメン屋の生産性を上げるとなった時に、営業時間をインプットで売り上げがアウトプットだとした場合に、生産性が上がったという状態はなんでしょうか?

営業時間を2時間増やして売り上げを上げた場合は、生産性が上がったとは言えません。

逆に営業時間を2時間減らして売り上げも2時間下がった場合も、生産性が上がったとは言えません。

では、営業時間を増やさなくても売り上げが増えた場合は?

この場合は営業時間というインプットを増やさなくても売り上げというアウトプットが上がっているので生産性は向上しています。

次に、営業時間を減らして売り上げは変わらない場合は?

この場合も生産性は向上しています。何故ならば営業時間というインプットを減らしているにも関わらず、売り上げというアウトプットが営業時間が長かった時と変わらないので生産性が向上していると言えるのです

インプルーブメントとイノベーションによる生産性の向上

生産性の向上の仕方は主に2通りあると言われています。投入資源を減らすことと成果をあげることです。それを達成する方法もふた通りに別れると言います。それはなんでしょうか?

インプルーブメントいう改善と、イノベーションという革新だと言われています

インプルーブメント(改善)とイノベーション(革新)の違いって?

インプルーブメントとは順番を変えたり置き場所を変えたりすることであり、イノベーションとは発想を転換させたり新しい技術を導入したりすることだと言われています。

イメージ的にはちょこちょこと細かい変化を与えるのがインプルーブメントであり、イノベーションとは抜本的な変化だと言えることができますので、違いといえば導入の簡易さとかかかなと個人的には思いました

イノベーティブな発想をするには制限が大切

本書の中で特に印象に残ったのは、イノベーティブな発想をするために必要なものは制限だという点です。

思考というのは、制限が設けられるとそれをバネにして「今いるところとは異なる次元」に入っていくことができます

引用:生産性

「自分の時間を取り戻そう」でも記載がありましたが自分に制限をかけることが一番生産性が高いことに繋がるのかなという気がしました

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昇進をうまく活用すると生産性は上がる?

本書では著者のマッキンゼー時代での経験的な側面から書かれている部分が多々あります。その中でも昇進の早さについても「なるほどな!」と思うような部分が多々ありました。

適正に昇進をすることによりポテンシャルの高い人が楽な状態になることを防ぐことができるそうです。

「今の仕事ができるようになったら間をおかず、すぐに昇格させる」のは、ポテンシャルの高いトップパフォーマーが、ラクな状態で働く期間をつくらないためです。

それは、成長のためには明らかに無駄な期間です。だからさっさと昇格させ、早めに「簡単にはできないこと」にチャレンジさせるのです。

引用:生産性

早くから選抜すると生産性は上がる?

早くから選抜をすると生産性が下がると考えている方がいらっしゃるかもしれません。例えば、「あいつだけ特別扱いされやがって」と腐る人が出てくるだろうと考える人もいると思います。

本書では、適正なアプローチをすることによって人を腐らせることを減らすことができると言われています。その方法が詳細な評価です。

すべての人は、どんな年齢になっても成長できていると実感できれば、嬉しく感じるものです。

最初は「いい年になって研修を受けさせられること」を屈辱的に捉える人もいるでしょうが、年を重ねてからでも、誰かが自分に期待を寄せてくれ、真剣にフィードバックをしてくれ、新たなことを学ぶ機会が得られている。

成果を出せば褒められるし、出せなければ率直にそう指摘される。こういった状況におかれて初めて人は、「自分は期待されている。期待に応えなければ」と感じるのです。

引用:生産性

このように、選抜されていない人も、詳細でかつ具体的なフィードバックを与えることにより、期待に応えようというメンタリティが働く為、組織の中で腐ることがないのだそうです。

管理職の人はこういったことを念頭に置きながら組織マネジメントを考える必要があると言えるでしょう

生産性を上げる研修とは?

本書の中で生産性をあげる研修があるとして、下記のものが紹介されていました。

  • ロールプレイ
  • 会議の進め方
  • プレゼンテーションの作り方

具体的な内容は本書に任せるとして、これから企業や自分の組織の生産性を上げたいと考えている人には必見の内容だと思います。

生産性を向上させたい方は本書を読まれると良いと思います!

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